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(%)

(N)

藤 山 征 秀 35 た り,「議案を提 出」した り,「政府官庁 0国会議員へ陳情」 した り,「住民 の 組 織的運動を展開」 させ る

,と

い うよ うな課題解決の仕方 が採 られていない 点 は注 目して よいであろ う。 この議員団長 とは対照的に

,代

表幹事 と幹事 は,

相談 内容の差異 に応 じて臨機応変 に上述 したよ うな方策を講 じなが ら

,問

解 決の方 向へ たゆ まない努力を傾 けてい るよ うに思 われ る。

次 に

,所

属会 派 との クロスにおいて は

自民党議員 は

,「

市 の関係部局 と 折衝す る」方法を講ず ることが圧倒的 に多 く

(20%),次

いで,「 何 らかの方 法 を講 じた」

(15%)と

して

具体 的な方策 の明言を避 けてい る。 さ らに,

「政府官庁 ・国会議員へ 陳情」す る方途 を講 じた と回答 したのは

自民党議 員 のみで あ る。共産党議員 もまた

自民党議員 と同 じく

,「

市 の関係部局 と 折衝 し」て い る

(14%)ほ

か に,「 自 ら相談 ・援助 に当た る」 ケース も少 な く ない (19%)。 また,「 住民 の組織的運動を展開 させ る」方法を講 じたのは,

共産党議員 だけで ある。 社会党議員 は

,「

自 ら相談 ・援助 に当たる」方策を 各会 派 の中で最 も多 く行 な ってお り

(30%),「

市長 0上級職員へ働 きか け」

たケースは皆無であ る。 民社党議員 は

,「

市長 ・上級職員へ働 きか ける」 ケ ースが多いが

(21%),回

答 の中に「 便宜を与えなか った 」 と陳述 した議員 が一人 も存在 しない ことを考 え ると

,諸

組織か ら提起 され た相談 に対 して何 らか の解決方法を模索 してい る点 が窺われ る。公 明党議員 は

,他

の会派 と同 じ く,「 自ら相談 ・援助 に当た る」 ケースが多 く

(19%),ま

,「

何 らかの 方法 を講ず る」 と して確言を避 けた回答 も多 く

,何

らかの理 由で積極的な問 題解決行動を明言す ることを回避 したので はないか

,と

思 わせ る節があ る。

と りわ け

,注

目すべ き事実 は,「 市 の関係部局 との折衝」を行 な った会派が,

自民党 ・共産党・民社党であ り

,社

会党 と公 明党 は

,意

外 にそのよ うな処置 を講 じていない点 である。

引 き続 いて

,当

選 回数 との クロスをみ ると

, 1回

当選 か ら

4回

以上 当選 に 及ぶすべての議員 が,「 自 ら相談 0援助 に当た る」方策

(30%)と

「 市 の関

係部局 と折衝す る」方策

(27%)を

多 く採用 していることが判 る。各 々の当 選 回数者 について断言で きる特徴 は

, 1回

当選者が「 便宜 を与 えない 」

,つ

ゴ3δ 大都市における市会議員 と組織 との相互関係

ま り何 らの解決策 も講 じなか った,とい う回答 の比率 が著 し く高 い点

(11%)

, 1回

当選者 のみが「住民 の組織的運動を展開 させ る」 とい う

,住

民 サ イ

ドの解 決行動を採用 している点で あ る。かつ また

, 1回

当選 か ら

3回

当選 ま での議員 に「政府官庁 ・国会議員へ陳情す る」 ケースが皆無であ る点

, 2回

当選 か ら

4回

以上 当選 まで は当選 回数 の増加 に伴 ない ,「 自 ら相談 ・援助 に 当た る」 とい う極 めて消極的 な解 決策 が減少 して い く

,と

い う点 が看取 され る。

更 に

,年

令 との クロスにおいて は, 30代の議員 が

,「

市 の関係部局 と折衝 す る」 ケー スが最 も多 く

(19%),ま

た,「 何 らかの方法を講ず る」 として, 具体的 な解 決策 を明確 に回答 しないケース も最 も多 い (15%)。 さ らにまた,

団体 ・組合 の相談 に対 して何 らの「便宜 も与 えず」 に無為無策 に終 った

と い う回答 の比率 も最 も高 い (11%)。

引 き続 いて

,居

住年数 との クロスにおいて は,「 20年 未 満」居住者が,「 自 ら相談 ・援助 に当た る」 とい う個人 レベルの解 決策が最 も多 く

(20%),居

住年数 の増加 に伴 ない

この消極的な解決策 は減少 してい る。 また

,住

民 に

対 して「組織的運動を展開 させ」 たのは,「 20年 未満」居住者 だけである。

「40年 以上」居 住者 にな ると,「 議案 を (市会 に

)提

出す る 」 とい う組織 の 要求 を政策立案 にまで高 め る方法 を全然採 っていないの と同時 に

,ま

,団

体 ・組合 の相談 に対 して何 らの「便宜 も与 えない」 とい う

,怠

慢 な無策 に終 らせ たケース もない。

性 との クロスで は

,男

性議員 と女性議員 とを比 較 してみ ると

,女

性議員 の 解 決策 は,「 市 の関係部局 と折衝す る」行動

(20%)と

「政府官庁 ・国会議 員へ 陳情す る」行動

(20%)と

の二 つの役所折衝 に集 中化 してい る点が顕著 で あ り,「 議案を提 出」 した り,「住民 の組織的運動を展開 させ る」 とい う, 住民側 の 機能的 自立性 を 保証す る方策 は 全 然講 じて いない。 男性議員 は,

「 自 ら相談・援助 に当た る」行動

(16%)と

「市 の関係部局 と折衝す る」行 動

(13%)を

多 く行 な ってい る。

最後 に,「 議 員以外 の職業」 との クロスにおいて は

,議

員 の他 に職業 を も

藤 山 征 秀

13/

つ兼業型議員が

,住

民 の「組織的運動を展開

Jさ

せ る方法 を全 く採 っていな い とい う点 を強調すべ きで あろ う。 しか し

,そ

の他 の点で は

,専

業型議員 と 兼業型議員 との間 に有 意 な開 きのあ る特徴 を見 い出す ことはで きない。

2  態度要因 との関係

団体・組合 の相談 に対す る解 決行動 と態度要 因群 との相関を表示 したのが, 表1‑9であ る。

まず,「市議 の仕事 の重点」 との クロスにおいて は

,い

わゆ る「調査研究」

を仕事 の重点 とす る議員 は,「市 の関係部局 と折衝す る」行動が最 も多 く (18 表

1‑9 

問題解 決行動 と態度要 因

市 議 の仕事 の重 点 調

 

 

 

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