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17.3 溶存酸素センサーの保管、メンテナンス

溶存酸素センサーについているメンブレンは消耗品です。

測定精度に影響が出たり、校正を行っても正しく実施できなかったり、あるいはメンブレンそのものが破損した場 合には交換する必要があります。交換については、後述する手順に従って行ってください。

製品にはメンブレン装着済みの交換用メンブレンキャップが付属しています。

17.3.1 メンブレンキャップの交換

方法

(1) プローブガードを取り外します。

(2) メンブレンキャップを取り外します。

(3) リング状のアノード電極と中心のカソード電極を沸騰したお湯に浸け、丁寧にブラシなどで洗浄し、表面の 汚れを取り除きます。

(4) メンブレンキャップを逆さまに向け、付属の溶存酸素センサー用内部液を十分に満たします。

(5) 漏れがないことを確認したら、内部液をあふれる寸前まで満たします。

(6) メンブレンキャップに一切の気泡が残っていないことを確認し、センサーにメンブレンキャップを戻します。

(7) しっかりと締め込み、プローブガードを取り付けて完了です。

金属用の磨き粉、クレンザーは決して使用しないでください

メンブレンキャップから内部液が漏れ出るようであれば、メンブレンが破損しています。ハウジ ングごとこうかんするかメンブレンだけを交換します。手順は次のページをご参照ください

97 17.3.2 メンブレン単体の交換について

付属のメンブレンキャップのメンブレンも破損したら、メンブレン単体を交換する方法が経済的です。

メンブレン単体、交換ツールは別売品です。巻末の「交換用部品」の項をご参照ください。

方法

(1) メンブレンキャップをセンサーから取り外します。

(2) メンブレンキャップをひっくり返し、下図を参照にして、交換ツールを使ってメンブレンを固定しているメンブ レンロックをゆるめて取り外します。

(3) 最初についているメンブレン、およびOリングを両方とも新しいものと取り換えます。メンブレンとOリング の順序に注意してください。

(4) メンブレンロックを元に戻し、交換ツールを使って慎重にねじ込みます。

(5) メンブレン、Oリングの状態を目視し、シワ、ゆがみ、折れなどがないことを確認します。

(6) 内部液をメンブレンキャップに満たし、漏れなどがないかを確認し、異常がなければ内部液を満たします。

(7) メンブレンキャップに一切の気泡が残っていないことを確認し、センサーにメンブレンキャップを戻します。

(8) しっかりと締め込み、プローブガードを取り付けて完了です。

締め込みすぎは禁物です

交換したメンブレン、Oリングの再利用はできません。

温度センサー

アノード カノード メンブレンロック メンブレン Oリング

メンブレン キャップ 電極ガード