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離婚に対する意識

ドキュメント内 齟齬する家族意識 (ページ 34-37)

第 4 章 当事者と家族

4.2. 当事者らの意識

4.2.1. 離婚に対する意識

まず、当事者たちは両親の離婚についてどのように捉えているのだろうか。インタビュー を通して、6名のうち5名のインタビュイーは、共通して離婚に対して肯定的な意識を示し た。彼らが離婚を肯定的に捉える理由は主に、離婚前の家庭環境に対する負担であった。家

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庭環境に対する負担には、両親の喧嘩や、精神的なストレス、親子の喧嘩が挙げられた。

S:んーそうだね、うん。まぁ、家の中では進んでたわけではないけど、もともと ほら仲が悪かったからー、そう。うんあのー、んー?多分小学校ぐらいからだった と思うねー、結構夫婦喧嘩してた、そう、すっごいねぇ(・・)苦痛だった。もう ねー、ちょーやだった。ハハハ。今では夫婦喧嘩を子どもの前でするのって精神的 DVにあたるんだよね。でー、話逸れた、ハハ。あの、そー結構前から喧嘩して仲 悪くってーもうお母さんももうほんと何なの?嫌だとかいうからー、じゃあもう 離婚しちゃえば?みたいなことはもう小 5 年とか6年のときから言ってて、ずっ と。ハハ。うん。

K:うーん、と、うーんなんか父親が働かなくてーでー、それでーまぁ働かなくて ずっと家にいてー、で私も兄も母親もまぁ生活しててすごい困ってたというか、

金銭面でも困るしー、なんか心理、心的にもちょっとずっといられて困るしー。な んか家にいるとー、まぁ機嫌が父親の機嫌が悪くなったりして、結構家の、なんか 家全体の空気がすごい悪かったんでー。ま、別れて母親と兄と私、はおばあちゃん ちに行くって感じで、まあ別居?別居からの離婚みたいな感じでいったんですけ どー、まそしたらなんか、まぁみんな憑き物が取れたかのように多分元気に暮ら せてるんで、ハハハハ。まぁ父親も別れてからは反省したのか何なのかーちょっ とずつなんかまあ改心みたいなものがあった、あったのか知らないんですけど、

フフ。って感じなんでまぁ前向きに捉えています。

T:結局ね、ずるずるーずるずる、仲が悪いのに顔を合わせて喧嘩するぐらいだっ たら、もうとっとと離婚してお互いに別の人生歩んだほうがいいんじゃないです かって、ハハ。

Y:兄との、喧嘩も毎、毎晩やってたからー私はあまり好きじゃなかったから。そ れが、それを聞かなくて済んでるという点では、前向き、だと思う。

J:まぁ10年前だしー、言われた頃にはもう、ことが終わっていたというか、事

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後報告って感じだったのでしょうがないな、と、フフ。でもよかったんじゃないか な、喧嘩とかよくしてたしさ、うん。

また、離婚に対して肯定的な発言をしたインタビュイー5名のうち3名は、離婚に対する 肯定的な意識を語る際に、離婚後の非別居親との関わりを関連付けていた。よって彼らは、

非同居親との面会機会の確保によって、家族の繋がりを意識できており、離婚が夫婦の終焉 や、親子関係の解消といったマイナスなイメージを抱かせることなく過ごせている。

S:まぁ会おうと思えば会える距離だしね、今なら。ま、そんなに会ってないけど ね。多分4、5年近く会ってない気がする。でも連絡は取り合ってるし。元気ー?

とかね。向こうの災害とかは大丈夫?とかさ、うん、もちろん父親に問題が、問題、

問題?があったって言ったら言い過ぎだけどー、まぁでもこー決定的な問題?浮 気だとか、ギャンブル、だとかそーゆーのがあって別れたわけではないからー、ま ぁまぁ、ね。

Y:たまにー、母親に会うけどー(・・・)母親がずっと家にいたら絶対反抗期き てるなーって思うしー、父親と絶対合わないなって最近、よく思う。のとー再婚相 手に会ったって言うのもあってー、なんか再婚相手ーといる?ときの感じを見る と、父親結構お硬い方だからさ、おとなしめだし、新しい再婚相手の人はお酒も好 きだし、うぇいうぇいしてるから、アハハ。そそなんかーそういう波長が、歳上だ しね、母親をかわいがってくれてるから。父親は可愛がるというよりは、パートナ ーとして扱っちゃうからさ。やっぱ、そういうところが違うのかなーみたいな、と は思ってるし、そこは(離婚して)よかったんじゃないかなーって。

J:別に会えてないわけでもないからね、うん。むしろよく会ってご飯とかいくし。

別れてからのほうが喧嘩もせずに仲良くやれてると思うよ、フフフ。

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