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1-2 施策の体系

障害者計画では、3つの基本目標をもとに、次の6つの施策(取組)を推進していき ます。

【 基 本 方 針 】

1.障害のある子どもへの 発達支援を充実します

2.就労や諸活動への参加を 応援します

3.保健・医療の充実に 取り組みます

4.一人一人の

ライフスタイルにあわせた 生活を応援します

5.心のバリアフリー

を 広めます

6.生活の安心・安全の 確保を図ります 一人一人が

自分らしく 生活できるまち

地域で住み 続けられるまち

様々な バリアの解消を

めざすまち

【 施 策 ( 取 組 ) 】

施策1.障害のある子どもへの発達支援を充実します

障害の多様化に対応した保育や教育の充実や、子どもや保護者に対して乳幼児期か ら学校卒業後までの一貫した教育、育成支援を一人一人のニーズに応じて推進しま す。また、保護者に情報提供及び継続的に相談支援を行い、保護者との十分な連携に 努めます。

施策2.就労や諸活動への参加を応援します

働くことにより生活を支え、社会参加や自己実現を目指すための自立と生きがいを 得るため、障害の特性に応じた就労支援の促進を図ります。

また、地域活動やボランティア活動、生涯学習活動、スポーツ・レクリエーション 活動などへの参加を促進するとともに、各種活動に取り組みやすい環境づくりを進め ます。

施策3.保健・医療の充実に取り組みます

発達障害や各種疾病の早期発見・早期療育とともに、疾病の早期治療、障害の軽 減、心身機能の維持・回復を促進するため、地域医療体制の整備やリハビリテーショ ンの充実に努めます。

施策4.一人一人のライフスタイルに合わせた生活を応援します

施設から地域移行、あるいは在宅での生活を支えるため、障害福祉サービスの保 健・医療サービス等に関する情報提供や身近な相談体制、専門的な相談対応の充実を 図ります。

また、障害のある人が必要なサービスを適切に利用し、自立した生活を送ることが できるように、障害福祉サービスをはじめ地域生活支援事業等のサービスの充実を図 ります。

施策5.心のバリアフリーを広めます

障害の有無にかかわらず、相互に人格と個性を尊重し、共に支えあう共生社会を実現 できるよう、障害及び障害のある人に関する理解を促進し、町民と障害のある人との心 の壁をなくすため、広報活動を充実します。

施策6.生活の安心・安全の確保を図ります

誰もが快適で暮らしやすいユニバーサルデザインに配慮した生活環境の整備に努め ます。このため、障害のある人や高齢者など全ての人が安全に安心して生活し、社会 参加できるよう、住宅、建築物、公共交通機関、歩行空間等の生活空間のバリアフリ ー化を推進します。また、障害のある人に配慮した地域ぐるみの防災、防犯対策を推 進します。

第2章 施策の展開

施策1 障害のある子どもへの発達支援を充実します

(1)就学前の保育・教育の充実

(2)教育体制の充実・教育環境の整備

(3)障害児サービスの充実

【現状・課題】

・乳幼児一人一人の状況に応じて保健・医療・福祉・教育等連携のもと早期からの教 育相談、就学相談等を行っています。しかし、障害の程度、特徴、成長、発達、家 庭環境、価値観等が多種多様になり、対応の難しさが課題です。

・障害のある子どもに対する教育においては、関係機関の協力を得ながら連携等体制 整備を図ってきました。今後も、障害特性に考慮した指導や支援ができるよう、総 合的な支援体制の整備や個別の教育支援計画等の策定・活用を図り、就労等までの 支援の充実を図ることが必要です。

・障害のある子どもやその家族の支援として、放課後や休日、長期休暇の居場所の確 保も大きな課題です。

・特別支援学校卒業生の多くは、卒業後の進路として、日中活動系サービスの利用を 希望するため、障害特性や利用者ニーズに応じたサービスの確保が必要です。

(1)就学前の保育・教育の充実

保護者に情報提供及び継続的に相談支援を行い、保護者との十分な連携に努めま す。障害児施設等と保育所等との連携強化を図り、地域と一体となって障害のある子 どもの育成を支援していく体制づくりを推進します。

施策・事業 取組内容 担当室・機関

相談・情報提供

○発達に課題や気になることのある乳幼児や障害のある子ど もをもつ保護者の養育に対する不安解消のため、情報提 供、相談等の充実を図ります。

○一般的な育児相談のほか、心理士、言語聴覚士、作業療法 士等の専門職による、一人一人の特性に応じた相談支援の 充実を図ります。

健康づくり室

障害児保育など の推進

○障害のある子どもの保育所等への受け入れを継続し、障害 児保育の充実を図ります。

○加配制度の充実、県主催のコンサルテーション事業の周知 を行う等、障害児保育に携わる保育士等の負担軽減を図る ことにより、障害のある児童への適切な支援を行います。

こども福祉室

一人一人の 状態に合わせた 保育環境の提供

○町内の保育所等での受け入れが困難な児童に対しては、児

童発達支援事業所など通所サービスの利用を促進します。 健康づくり室

(2)教育体制の充実・教育環境の整備

障害のある児童・生徒一人一人の障害の特性に応じた教育方法の工夫や改善を進め ます。また、学校等の教育施設のバリアフリー化の推進や、障害や障害のある人に対 する正しい理解の促進に努めます。小学校から中学校、中学校から高等学校、高等学 校から進学や就職などライフステージの変化の際にしっかりと情報をつないでいく 等の支援を途切れなく行えるよう、各学校や関係機関との連携を強化します。

施策・事業 取組内容 担当室・機関

就学相談・指導 の充実

○障害のある児童・生徒が、能力や障害の種類・程度に応じ た教育が受けられるよう、保護者や本人の意向を十分に聞 きながら、就学相談・指導の充実を図ります。

学教教育室

切れ目のない

○吉岡町幼児・児童・生徒特別支援教育連携会議の充実、

子育て支援ファイル「わが子と歩む」を見直し、修正等も

含めて活用するなど、保育所等から学校教育まで一貫した 学教教育室

施策・事業 取組内容 担当室・機関

特別支援教育の 充実

○障害のある子どもが町内で適切な教育が受けられるよう、

一人一人の教育的ニーズに応じて補助員を配置し、適切な 指導及び必要な支援を行います。

○また、家庭と学校の連携を強化し、学習障害(LD)、注 意欠陥多動性障害(ADHD)、高機能自閉症等の子ども に対応するため、特別支援会議や個々のケース会議等を通 じて、学校における支援体制の充実を推進します。

学校教育室

学校施設・設備 の充実

○学校施設・設備については、増改築等にあわせて必要に応 じたバリアフリー化・ユニバーサルデザイン化を推進しま す。

学校教育室

経済的な支援

○特別支援学校在学者(吉岡町在住)への援助費や町立小中 学校の特別支援学級に就学する児童・生徒へ奨励費の支給 を実施するなど、障害のある子どもの就学支援の継続を図 ります。

○また、支援内容については広報やホームページにて周知徹 底を図ります。

学校教育室

(3)障害児サービスの充実

児童福祉法に基づき、障害のある子どもの支援の充実を図り、障害のある児童及び その家族に対して身近な地域で必要な支援を受けられるようにします。年齢や発達段 階に応じて、児童発達支援や放課後等デイサービス等を提供し、子どもの発達支援と 家族に対する支援を事業所とともに行います。

施策・事業 取組内容 担当室・機関

サービスの利用 促進

○未就学児に対する児童発達支援や放課後や長期休暇等にお ける支援のための放課後等デイサービス、短期入所、日中 一時支援事業等の利用の促進を図ります。

健康づくり室

施策2 就労や諸活動への参加を応援します

(1)就労支援の充実

(2)まちづくり・地域活動への参画促進

(3)生涯学習活動への参加促進

(4)スポーツ・文化芸術活動の促進

【現状・課題】

・障害のある人の地域での就労については、就業後のフォロー体制が不十分なこともあ り、安定的長期雇用に至るケースは少なく、一般就労の定着支援が課題となっていま す。そのため、関係機関が連携し、企業への啓発、就労へ向けた訓練事業や支援制度 等の各種就労支援施策を充実させ、障害のある人の雇用機会・職域の拡大を図り、そ れぞれの意志や能力に応じた就労を支援していく必要があります。

・障害のある人が社会の様々な分野に参加していくためには、社会参加に関する情報提 供の充実、交流の機会の増加が必要です。しかしながら、障害の有無にかかわらず、

一緒に参加し楽しめる機会はまだ不十分であり、また、障害のある人が安全かつ有効 に活用できる生涯学習活動の場の整備も課題です。

・2020 年に東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、近年、障害者スポーツ は、パラリンピック競技大会の認知度の向上と急速な発展に伴い、競技スポーツとし ての障害者スポーツも脚光を浴びてきています。障害の有無にかかわらず、共に参加 できるスポーツやレクリエーションの機会の充実が求められています。

・「ノーマライゼーション」の実現のためには、障害のある一人一人が自身の経験や能 力を活かしてまちづくりに参画し、障害のある人とない人が協働でまちづくりを進め ていくことも必要です。