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障がい福祉サービスの推進

ドキュメント内 障がい者福祉計画(案) (ページ 95-109)

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-1.訪問系サービスの取り組み

【現状と課題】

第2期(平成21 年度~平成23 年度)での訪問系サービスの利用実績は、当初見込量の6割程度 の利用でしたが、平成 23年度には計画値 173人に対して143人の利用が見込まれており、当初見 込みの8割程度まで利用が拡大しています。

サービス別には、利用対象者が限定的となる「重度障害者等包括支援」を除き、「居宅介護」が大き く伸びています。一方、「重度訪問介護」、「行動援護」の実利用人数は横ばい状況となっています。

第3期計画においては、こうした利用動向をふまえながら、平成 26 度の最終目標値も含め、今後 の地域生活の移行者数を見極めた目標設定を行い、必要なサービス提供基盤の整備に引き続き取 り組んでいく必要があります。

【利用実績】

(月間)

単位 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

訪問系サービス

時間

見込 4,882 時間 6,468 時間 8,577 時間

実績 3,505 時間 3,761 時間 5,696 時間

(実利用人数)

見込 143 人 158 人 173 人

実績 90 人 96 人 132 人

①居宅介護

時間

見込 2,776 時間 3,748 時間 5,060 時間

実績 1,815 時間 2,083 時間 3,148 時間

(実利用人数)

見込 118 人 130 人 143 人

実績 75 人 82 人 114 人

②重度訪問介護

時間

見込 1,201 時間 1,561 時間 2,029 時間

実績 1,193 時間 1,291 時間 1,893 時間

(実利用人数)

見込 6 人 7 人 7 人

実績 2 人 3 人 3 人

③行動援護

時間

見込 845 時間 1,099 時間 1,428 時間

実績 497 時間 387 時間 655 時間

(実利用人数)

見込 18 人 20 人 22 人

実績 13 人 11 人 15 人

④重度障害者等包括支援

時間

見込 60 時間 60 時間 60 時間

実績 0 時間 0 時間 0 時間

(実利用人数)

見込 1 人 1 人 1 人

実績 0 人 0 人 0 人

【今後の取り組み】

訪問系サービスについては、地域生活への移行を推進する観点からサービス需要に応じたサー ビス量の確保が必要となってきます。

行動上著しい困難のある障がいのある人を対象とした、行動の際に生じうる危険回避のための援 護や外出時の移動支援を行う「行動援護」については、市内にはこのサービスを提供できる事業者が 一社しかない状況です。

また、訪問系サービスについては、身体障がい分野に比べ、知的障がい、精神障がいがある人へ のサービス提供事業者が少ないのが現状です。

こうした点を考慮し、高齢者を含めた訪問系サービスを実施している事業者等との協議を重ね、よ り多様で多くのサービス提供主体の参画が図られるよう努めるとともに、すべての障がいのある人が 必要なサービスを利用ができるよう取り組むものとし、それぞれの見込量を次のように設定します。

【見込み量】 (月間)

単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度

①居宅介護 時間 3,600 3,750 3,900

(実利用人数) 120 125 130

②重度訪問介護 時間 1,440 1,800 2,160

(実利用人数) 4 5 6

③行動援護 時間 300 320 340

(実利用人数) 15 16 17

④同行援護 時間 240 280 320

(実利用人数) 12 14 16

⑤重度障害者等包括支援 時間 0 0 0

(実利用人数) 0 0 0

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-2.日中活動系サービスの取り組み

【現状と課題】

日中系サービスのうち、「就労移行支援」、「生活介護」、「就労移行支援B型」は、顕著な伸びがみ られます。「自立訓練(生活訓練)」は、平成22年度から実利用人数が大きく増加しています。

今後も、関係機関等との連携のもとに、地域生活のための総合的な支援体制を確立していくことが 重要であると考えます。

【利用実績】

(月間)

単位 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

①生活介護

人日

見込 308 人日 484 人日 1,298 人日

実績 260 人日 442 人日 1,446 人日

(実利用人数)

見込 14 人 22 人 59 人

実績 12 人 23 人 73 人

②自立訓練

(機能訓練)

人日

見込 22 人日 44 人日 66 人日

実績 18 人日 68 人日 62 人日

(実利用人数)

見込 1 人 2 人 3 人

実績 1 人 5 人 6 人

③自立訓練

(生活訓練)

人日

見込 440 人日 572 人日 704 人日

実績 36 人日 114 人日 144 人日

(実利用人数)

見込 20 人 26 人 32 人

実績 2 人 8 人 11 人

④就労移行支援

人日

見込 484 人日 572 人日 880 人日

実績 630 人日 964 人日 796 人日

(実利用人数)

見込 22 人 26 人 40 人

実績 44 人 62 人 54 人

⑤就労継続支援

(A型)

人日

見込 22 人日 66 人日 110 人日

実績 0 人日 0 人日 20 人日

(実利用人数)

見込 1 人 3 人 5 人

実績 0 人 0 人 1 人

⑥就労継続支援

(B型)

人日

見込 308 人日 330 人日 1,452 人日

実績 107 人日 442 人日 1,568 人日

(実利用人数)

見込 14 人 15 人 66 人

実績 9 人 25 人 89 人

⑦療養介護

見込 2 人 3 人 4 人

実績 0 人日 0 人日 0 人日

⑧児童デイサービス

人日

見込 280 人日 295 人日 310 人日

実績 249 人日 391 人日 710 人日

(実利用人数)

見込 56 人 59 人 62 人

実績 60 人 79 人 112 人

単位 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

⑨短期入所

人日

見込 102 人日 114 人日 126 人日

実績 116 人日 124 人日 108 人日

(実利用人数)

見込 17 人 19 人 21 人

実績 8 人 9 人 6 人

【今後の取り組み】

「生活介護」は、施設入所支援等を行う事業者の活用等により充実を図るものとします。

就労支援の各サービスについては、特に、就労継続支援A型の事業所が市内に整備できるよう働 きかけを行うとともに、就労支援の強化を図り、就労支援事業を提供する事業所の確保に努めます。

【見込み量】 (月間)

単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度

①生活介護 人日 1,600 1,700 1,800

(実利用人数) 80 85 90

②自立訓練(機能訓練) 人日 50 50 50

(実利用人数) 5 5 5

③自立訓練(生活訓練) 人日 100 100 100

(実利用人数) 10 10 10

④就労移行支援 人日 1,200 1,260 1,300

(実利用人数) 60 63 65

⑤就労継続支援(A型) 人日 200 400 800

(実利用人数) 10 20 40

⑥就労継続支援(B型) 人日 1,700 1,700 1,600

(実利用人数) 85 85 80

⑦療養介護 (実利用人数) 0 0 0

⑧短期入所 人日 140 210 280

(実利用人数) 10 15 20

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-3.居住系サービスの取り組み

【現状と課題】

「共同生活介護(ケアホーム)」「施設入所支援」「共同生活援助(グループホーム)」とも、実利用人 数もほぼ横ばい状態となっています。「旧法施設サービス入所」については、若干減少しているもの の、見込みに比べると多くなっています。

今後は、障がいのある人の高齢化の動向や今後の福祉施設入所者等の移行促進を考慮し、引き 続き、地域生活の基盤となるこれら施設の新規整備を促進していくことが必要です。

【利用実績】

(月間)

単位 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

①共同生活介護 (ケアホーム)

見込 30 人 36 人 43 人

実績 9 人 13 人 16 人

②共同生活援助 (グループホーム)

見込 12 人 14 人 16 人

実績 7 人 9 人 9 人

③施設入所支援

見込 40 人 50 人 65 人

実績 13 人 21 人 25 人

④旧法施設サービス入所

見込 25 人 15 人 15 人

実績 46 人 41 人 34 人

【今後の取り組み】

「共同生活介護(ケアホーム)」は、障害程度区分が区分2以上に該当する障がいのある人が利用 対象となるもので、夜間を主に、共同生活を営むべき住居において入浴、排せつ、食事等の介護、

調理、洗濯、掃除等の家事、生活等に関する相談、助言、就労先その他関係機関との連絡、その他 の必要な日常生活上の世話を行うサービスであり、一層の利用増が見込まれます。

また、「共同生活援助(グループホーム)」は、障害程度区分が区分1以下に該当する障がいのある 人が対象であり、主として夜間において、共同生活を営むべき住居において相談その他の日常生活 上の援助を行います。このサービスは、利用対象者が広いことから、施設等からの地域移行者も含め、

今後の利用ニーズを的確に把握しながら必要な量の確保を図ります。

住み慣れた地域である市内に、グループホーム等の居住系サービス事業所を整備することを目的 に、平成 23 年度に本市独自の事業所整備補助金制度を創設しました。今後も、様々な方向から検 討してグループホーム等の整備推進を図ります。

【見込み量】 (月間)

単位 平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度

①共同生活介護 (ケアホーム)

人分 16 18 20

②共同生活援助 (グループホーム)

人分 12 16 20

③施設入所支援 人分 55 56 57

4.相談支援の取り組み

【現状と課題】

身近な地域の中で気軽に安心して相談が受けられるよう、市が委託する相談支援事業者につい ての周知を図るとともに、サービスの利用にあたり、特に計画的なプログラムに基づく支援が必 要な方には、相談支援事業者との連携を図り、サービス利用計画を作成してきました。

【利用実績】

平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

サービス利用計画【見込】 13 実人 15 実人 17 実人

サービス利用計画【実績】 4 実人 3 実人 5 実人

【今後の取り組み】

法改正に伴い、相談支援については、支給決定の前にサービス等利用計画案を作成し、支給 決定の参考とするよう見直しされるなど、大きく見直しがされました。今後3年間で、すべて のサービス利用者の計画が作成できるよう、利用者及び障がい福祉サービス事業者に対し、制 度の周知を図り、円滑に制度移行できるよう努めます。また、事業者に対し、指定事業への参 入を勧奨し、指定事業者の確保に努めます。

【見込み量】

平成 24 年度 平成 25 年度 平成 26 年度

①計画相談支援(サービス利用計画) 60 実人 150 実人 200 実人

②地域移行支援 1 実人 1 実人 1 実人

③地域定着支援 1 実人 1 実人 1 実人

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-5.地域生活支援事業の取り組み

【現状と課題】

「移動支援事業」は、より利用しやすいサービスとなるよう地域自立支援協議会等で協議、検討し、

サービス量にあたってのガイドブックを作成し、周知を図ったことなどから、見込みを大きく上回って 利用実績が伸びています。

【利用実績】

①相談支援事業 単位 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

【見込】設置箇所数 箇所 1 1 1

【実績】設置箇所数 箇所 1 1 1

②移動支援事業 単位 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度 利用者数

【見 込】 226 269 320

【実 績】 179 201 200

時間数

【見 込】 時間 2,034 2,421 2,880

【実 績】 時間 18,546 21,846 23,000

③コミュニケーション支援事業 単位 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

【見込】実利用者数 28 31 34

【実績】実利用者数 21 28 30

④日常生活用具給付等事業 単位 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

【見込】延べ利用者数 件/年 1,834 2,017 2,219

【実績】延べ利用者数 件/年 1,550 1,528 1,550

⑤地域活動支援センター事業 平成 21 年度 平成 22 年度 平成 23 年度

【見 込】設置箇所数

機能強化事業 Ⅰ型 箇所 1 1 1

Ⅱ型 箇所 3 3 3

Ⅲ型 箇所 0 0 0

基礎的事業のみ 箇所 0 0 0

【実 績】設置箇所数

機能強化事業 Ⅰ型 箇所 1 1 1

Ⅱ型 箇所 3 3 3

Ⅲ型 箇所 0 0 0

基礎的事業のみ 箇所 0 0 0

ドキュメント内 障がい者福祉計画(案) (ページ 95-109)

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