第 8 章 行列と線形代数について
8.2 関連する大域変数
detout
デフォルト値:[false]
trueであれば,逆行列を計算した時に行列式の割算がそのまま行列の外に残されます.この大域 変数が効力を持つ為にはdoallmxopsとdoscmxopsがfalseでなければなりません.この設定をそ の他の二つが設定されるevで与える事も出来ます.
doallmxops
デフォルト値:[true]
trueであれば,全ての行列演算子が評価されます.falseであれば,演算子を支配する個々のdot大 域変数の設定が実行されます.
domxexpt
デフォルト値:[true]
trueの場合,%eˆ matrix([1,2],[3,4])はmatrix([%e,%eˆ 2], [%eˆ 3,%eˆ 4]) となります.一般的 に,この変換は<基底>^<羃>の形式の変換に影響します. 尚,h基底iはスカラか定数の式であり,h羃i はリストか行列です. この大域変数がfalseであれば,この変換は実行されません.
domxmxops デフォルト値:[true]
trueであれば,行列と行列間の演算子や行列とリストの間の演算子が実行されます.この大域変
数がfalseなら,これらの演算は実行されません. 尚,この大域変数はスカラーと行列との間の演算
には影響を与えません.
domxnctimes デフォルト値:[false]
falseであれば行列の非可換積が実行されます.
dontfactor デフォルト値:[]
dontfactorに因子分解を行わない変数リストを設定します.この変数リストを設定すると,CRE
形式を構成する上で仮定された変数順序で,ここで指定した変数よりも小さなものに対しても,因 子分解は実行されません.
doscmxops
デフォルト値:[false]
trueであればスカラと行列間の演算子が実行されます.
52 第8章 行列と線形代数について doscmxplus
デフォルト値:[false]
trueであれば,スカラ+行列が行列値となります.この大域変数はdoallmxops と独立した変数 です.
lmxchar
デフォルト値: [[]
行列の(左)の括弧として表示する文字を設定します. 右側はrmxcharで指定します.
rmxchar
デフォルト値:[]]
行列の(右)の括弧として表示する文字を設定します. 左側はlmxcharで指定します.
matrix element add デフォルト値:[+]
matrix element addは行列同士の和を計算する演算子を設定します. 函数名やlambda式であっ
ても構いません.
matrix element mult デフォルト値:[*]
matrix element mult
は行列の成分同士の積を計算する演算子を設定します.函数名やlambda式であっても構いません.
matrix element transpose デフォルト値:[false]
別の便利な設定はtransposeとnonscalars;であり,函数名やlambda式であっても良い.こうす る事で様々な代数的構造が扱える.
ratmx
デフォルト値:[false]
falseであれば,行列式や行列の和,差,積が行列の表示形式で行われ,逆行列の結果も一般の表示
となります.
trueであれば,これらの演算はCRE形式で行われて逆行列の結果もCRE形式となります.これ は成分が往々にして望みもしない展開(ratfacの設定に依存するものの)の原因となるかもしれせん.
”[”と”]” [と ]はMaximaでリストの区切り記号として使う文字です.
scalarmatrixp デフォルト値:[true]
trueであれば,二つの行列のdot積の計算で得られた1x1行列はスカラーに変換されます.もし,all に設定されていれば,この変換は1x1行列は何時でもスカラーに実行されます.
但し,falseに設定されていれば,この変換は実行されません.
sparse
デフォルト値:[false]
この変数がtrueでratmx:trueであれば,determinantは疎行列式を計算する為のルーチンを利用 します.
vect cross
デフォルト値:[false]
rueであればdiff(x~y,y)が使えます.ここで,~はshare;vectで定義されている(但し,vect cross がtrueに設定されていれば).
54 第8章 行列と線形代数について