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CSRレポート 2009WEB
積水化学グループでは、環境面での重要な社会貢献活 動として、地域での自然保護に取り組んでいます。活動の リーダーを育成する「積水化学自然塾」 P.30を起点とし た、あるいは各地域の活動に合わせた事業所ごとの取り
事例
グループ事業所の自然保護活動「関東セキスイこども自然塾」
〜小学生との生きもの水質調査〜
茨城県にある関東セキスイ工業(株)では、毎年地元の小 学校と協力して、子どもたちと河川の生きものから調べる水 質調査を開催しています。調査では、水辺にどのような種類 の水生昆虫がいるかを観察し、見つかった昆虫の生態を参 考にして水質を調べます。
従業員と子どもたちが一 緒になって、身近な自然環 境や生きものの多様性に ついて考える機会になって います。
中国・蘇州市での玉屏山植林活動
〜地元植生の樹種500本を植林〜
積水化学グループでは、地域社会と協働して「グリーン フォレスト活動」と名づけた森林保全活動に取り組んでい ます。2009年3月には、海外で初めての植林活動を中国 の蘇州市にある玉屏山で開催しました。中国南部の関係 会社の従業員と家族、合
わせて75人が参加して、
地 元 植 生 の 樹 種 の 苗 木 10種、500本を植林しま した。この活動を山地の 緑化につなげていきます。
事例
NPO/NGOの自然保護活動を支援する取り組みNPO/NGOの支援とパートナーシップ活動
積水化学グループでは、公益信託日本経団連自然保護 基金とタイアップして、環境NGOが国内外で進めている 自然保護活動に協力し、これまで12年間に延べ71件のプ ロジェクトを支援してきました。これまで培ったNGOとの ネットワークを活かして、支援先NGOの活動報告会を社内 で開催しているほか、企業とNGOとの交流会や国際的な 自然保護会議にも従業員が積極的に参加しています。
現在実施しているNGOとの主なパートナーシップ活動 としては、国内各地での森
林保全活動、棚田再生の 田んぼ活動などがありま す。また、2007年の「世 界こどもエコサミット」開 催で協力を得たラムサー ルセンターとの間では、
子どもサミットの地域へ
の展開を進めています。これらの活動には従業員とその 家族、地域の住民や顧客などが広く参加しており、NGOと 交流を深めながら身近な活動を実践することで、グローバ ルな視点で環境問題や自然保護活動に関心をもつように なっています。
2008年度の支援プロジェクト
支援年度 プロジェクト名 (活動実施国) 実施団体(国名)
継続5年 継続6年 継続4年 継続3年 新規
多様性のある森林再生モデルづく り(中国)
アジア湿地イニシアティブ・フェー ズⅡ(アジア広域)
佐渡トキ野生化支援プロジェクト
(日本)
アジアにおけるIBA保全事業(アジ ア広域)
多様な主体参加による「海の森つ くり」の構築モデル(日本)
緑の地球ネットワーク(日本)
ラムサールセンター(日本)
(特)メダカのがっこう(日本)
バードライフ・アジア(日本)
(特)樹木・環境ネットワーク 協会(日本)
水辺の水生昆虫を観察 植林活動の様子
こどもラムサール会議に参加したアフリ カの子どもたち
地球環境保全への貢献 自然保護活動
各事業所で地域に根ざした活動を進めています
組みなど、従業員とその家族が地域にお住まいの方々な どと一緒になって環境を大切にするさまざまな活動を進 めています。また、NPO・NGOの活動に対する支援も継続 しています。環境での際立ちCS品質での際立ち人材での際立ち
C S R 経 営 の 基 盤 C S R 経 営 の 実 践 デ ー タ 編
売上高(部門別)
10,000
6,000 8,000
4,000 2,000 0
(億円)
2004 2005 2006 2008 2,626 2,252 9,342
4,244
環境•
ライフライン カンパニー 住宅 カンパニー
高機能プラスチックス カンパニー
その他 4,291
2,048 1,976 252 8,569
4,276
2,140 2,183 250 8,850
4,304
2,264
2,454
218 2007 2,804 2,337 9,586
4,199
246 9,261
237 所在地別売上構成比
10,000
8,000
0
-400
(億円)
2004 2005 2008
360 437 499
8,353
その他
−221 301 240
−270 8,045
207 287 250
8,240
−307 米国 欧州 アジア
日本 8,569
9,000
337 8,850
2006 8,513
−299 9,261
283 339 424
9,342
2007 348 426 555
8,583
−326 9,586
フリー・キャッシュ・フロー
400 500
100 300 200
0
-300
(億円)
2004 2005 2006 2007 2008 372
-200 -100
421 476
−238
-78
研究開発費
250
150 200
100 50 0
(億円)
2004 2005 2006 2008
230 231 245 254
2007 256
ROE
10 5 0 -5
-15 -10
-20
(%)
7.4 5.9 6.5
0.3
2004 2005 2006 2008
6.4
2007
有利子負債・有利子負債自己資本比率
(%)
2,500
1,500 2,000
1,000 500
0 0
20 40 60 80 100
(億円)
2004 2005 2006 2008 1,195
946 1,113
1,294 38.5
25.1 27.5
40.2
2007 921 25.7
有利子負債 有利子負債 自己資本比率
減価償却費
500
300 400
200 100 0
(億円)
2004 2005 2006 2008
365
2007 305
263 255 260
従業員数
20,000
10,000 15,000
5,000
0
(人)
2004 2005 2006 2008 環境•
ライフライン カンパニー カンパニー住宅
高機能 プラスチックス カンパニー コーポレート 17,002
1,057 3,863 3,094 8,988
1,050 4,299 3,497 9,120
1,049 5,408 4,765 8,520 17,966
19,742
2007 1,060 5,265 4,025 8,557 18,907
1,038 5,114 3,616 9,137 18,905 営業利益(部門別)
400
200 300
100 0 -100
(億円)
2004 2005 2006 2008 157
16 335 171 162
88
147 364
146
104
174 402
143
112
206 451
ライフライン環境•
カンパニー 住宅 カンパニー
高機能 プラスチックス カンパニー その他
2007 244 61 430 141
−33 −23 −10 −9
−16
総資産
10,000
6,000 8,000
4,000 2,000 0
(億円)
2008 7,565
2007 7,829
2004 7,488
2005 8,084
2006 8,792
資本的支出
500
300 400
200 100 0
(億円)
2004 2005 2006 2008
345
2007 313 258 283
363
一株当たり年間配当金
16 14
10 12
4 2 0
(円)
2004 2005 2006 2008
6 8
10 10
11 14
2007 15
65
CSRレポート 200965
検証
環境パフォーマンスデータ集計範囲(国内)
Input
主要原材料
●金属 89千トン
●木材、木質建材 44千トン ●外壁用セメント 126千トン ●基礎用コンクリート 269千トン ●ポリ塩化ビニル 158千トン ●ポリエチレン 77千トン ●ポリプロピレン 32千トン ●クラフト紙 16千トン ●PRTR法対象物質 121千トン エネルギー 6,263TJ ●購入電力 363,949MWh ●A重油 4,849kL ●都市ガス 47,110千m3 用水 12,348千トン
Output
PRTR法対象物質
●大気 677トン
●水域 0.8トン
エネルギー由来
CO2 280千トン-CO2
NOx 175トン
SOx 11トン
ばいじん 4トン
排水 10,998千トン
COD 62トン
廃棄物総発生量 38千トン
積水化学グループ
住宅カンパニー 環境・ライフラインカンパニー 高機能プラスチックスカンパニー
コーポレート 研究部門 つくばR&Dサイト 生産工場
販売会社
東京セキスイ工業(株)
関西セキスイ工業(株)
セキスイボード(株)等
セキスイハイム販売会社 施工・サービス会社
1社1事業所
13社10事業所
28社95事業所
合計42社106事業所
研究部門 京都事業所 生産工場 滋賀栗東工場 群馬工場 東京工場
(株)ヴァンテック 岡山積水工業(株)
九州積水工業(株)等
1社1事業所
20社11事業所
合計20社12事業所
研究部門 水無瀬事業所 生産工場 尼崎工場 武蔵工場 滋賀水口工場 多賀工場
積水テクノ成型(株)
積水フィルム(株)等
1社1事業所
15社15事業所
合計15社16事業所
研究部門 開発推進センター
1社1事業所 生産工場・本社 積水成型工業(株)
ヒノマル(株)
徳山積水工業(株)
大阪本社・東京本社
8社10事業所
合計8社11事業所 合計82社145事業所
マテリアルバランス(国内)
※1社で複数の事業所がある場合や1事業所で複数社がある場合があるため、社数と事業所数が合わないことがあります。
環境での際立ちCS品質での際立ち人材での際立ち
C S R 経 営 の 基 盤 C S R 経 営 の 実 践 デ ー タ 編
表1 環境保全コスト(積水化学グループ)
表2 環境保全効果(積水化学グループ)
表3 環境保全対策に伴う経済効果(積水化学グループ)
項目 2006年度 2007年度 2008年度
分 類 主な取り組み内容 費用額 投資額 費用額 投資額 費用額 投資額
1)事業エリア内コスト
大気、水質、騒音等の公害防止 1,687 691 1,646 458 1,700 774
地球温暖化防止(省エネ)対策等 174 258 165 448 222 642
廃棄物削減、リサイクル、処理等 5,053 257 4,657 64 4,164 335
2)上・下流コスト URU、容器包装の低負荷化、グリーン購入に伴う差額など 493 8 344 18 379 0
3)管理活動コスト 環境教育費、EMS維持、環境対策組織維持費、情報開示など 2,665 88 2,527 9 2,342 29
4)研究開発コスト 環境保全に関する研究開発 1,644 48 1,655 39 1,982 60
5)社会活動コスト 社会貢献など 99 0 57 0 65 0
6)環境損傷コスト 自然修復など 10 0 25 0 89 207
合計 11,826 1,350 11,075 1,037 10,944 2,047
環境保全効果 環境パフォーマンス指標:生産量原単位・累計 自己
効果の内容 項 目 単位 2006年度 2007年度 2008年度 効果(08-07) 参照ページ 項 目 単位 2007年度 2008年度 評価
事業エリア内 効果
投 入 資 源に関 す
る効果 エネルギー使用量※1 ①電気 TJ 3,927 3,854 3,578 -276 69 ①エネルギー使用量原
単位(電力+燃料)※1 GJ/トン 1.84 1.84 ×
②燃料 TJ 2,826 2,874 2,685 -189 69 環境負荷及び
廃棄物に関する 効果
③CO2排出量※2 千トン 308.7 301.3 279.8 -21.5 25 ー ー - - ◎
④環境汚染物質排出量※3 トン 629.4 591.3 678.1 86.8 75 - ー - - ◎
⑤廃棄物発生量※4 千トン 46.2 42.1 37.9 -4.2 27 ②廃棄物発生量原単位 kg/トン 40.5 38.3 ○
⑥外部委託処分量※5 千トン 0.29 0.18 0.18 0.00 71 ③外部委託処分量原単位 kg/トン 0.17 0.18 × 上・下流効果 財・サービスに関する効果 太陽光発電などによるCO2低減量(累計)千トン 112 126 143 17 - - - - - ◎ その他の
環境保全効果 その他 ※6 ISO14001認証 新規取得 件 4 4 2 - - ISO14001認証取
得事業所※7 累計件数 74 76 ○
更新 件 13 13 14 - -
ゼロエミッション達成事業所※8 件 0 1 2 - 27 ゼロエミッション達成事業所※8 累計件数 120 122 ○
効果の内容 2006年度 2007年度 2008年度 考え方
収益 ①有価物売却益 282 386 316 分別、リサイクル推進による有価物としての売却益
費用節減
②省梱包金額 9 17 20
③省エネルギー活動によるコスト削減額 275 302 336
④廃棄物削減活動等によるコスト節約額 881 785 1,041 省資源活動含む
小計(実質的効果) 1,447 1,489 1,712
⑤環境保全活動貢献分※9 6,179 6,175 5,938 事業所の付加価値に対する環境保全活動貢献分※10
⑥外部経済効果 8,050 8,634 10,577 太陽光発電システムと非開削更生工法の効果を金額換算
小計(推定的効果) 14,229 14,809 16,515
合計 15,676 16,297 18,227
※9 住宅販売会社分を除く ※10 (事業所の付加価値)×{(事業エリア内コスト+管理活動コスト)/(材料費を除く製造総費用)}
(単位/百万円)
(単位/百万円)
※1熱量換算は経済産業省公表の係数を使用 ※2生産時排出量、CO2換算は環境省公表の係数を使用(2000年度の係数で算出) ※3PRTR法第1種指定化学物質対象
※4排出量+有価物売却量+場内焼却量 ※5単純焼却+埋立量 ※6海外事業所など環境会計集計対象外を含む ※7住宅販売会社の認証統合や返上などにより累計件数を見直し
※8カンパニー重複事業所は1件で算出
効率的な環境経営の推進と企業の説明責任を果たしていくために、環境保 全活動に関わる費用と効果が把握できる環境会計を活用しています。集計に 当たっては環境省「環境会計ガイドライン2005年版」を参考に、外部経済効果
(推定的効果)などの当社独自の考え方を付加しています。
2008年度は環境関連テーマの増加に伴い研究開発費は増加しましたが、
廃棄物関連費用などの低減により、前年度とほぼ同額となりました。一方、投
資については、バイオマスボイラーの導入など大規模な環境投資が多くあっ たことから、前年度より大幅に増加しました。効果についても、MFCA活動等 の成果により、実質的経済効果のひとつである廃棄物削減活動等によるコス ト節約額が増加しました。また、太陽光発電システムなどの外部経済効果も順
調に増加しています。
環境会計の集計
(1)集計期間:2008年4月1日から2009年3月31日
(2)集計範囲:66ページの集計対象35生産事業所+4研究所+コーポレート各部署+カンパニー間接部署+15住宅販売会社
(3)集計の考え方
●減価償却費は財務会計上の金額です。 ●投資金額は集計期間の承認ベースの金額です。
●環境保全活動以外の内容を含んでいる費用・投資は、環境保全に関する割合を10%単位で按分して算出しています。
(4)前年度からのおもな変更点
●生産事業所の集計範囲に1事業所を追加し、35事業所に拡大しました。
●住宅販売会社の再編に伴い、住宅販売会社は15社37事業所に変更しています(集計範囲は変更無し)。