第4章 住宅施策の体系と施策の展開方針
2 重点施策の展開方針
< 主な事業(例) >
・わかりやすい情報の提供 ・民間賃貸住宅への入居支援
・入居支援相談会の実施 ・高齢者安心住まい確保事業の推進
・居住等を支援する仕組みの検討
- 51 -
(2)ファミリー世帯の居住安定への支援
現マスタープランで位置付けられている施策のうち、①供給安定化に向けた支援について は、後半計画期間の充実施策としてその展開方針を以下に示しています。
また、上記施策に併せて、②住み替え支援制度の促進についても継続的に取り組みます。
①居住安定化に向けた支援
子育て世帯・若年ファミリー世帯の居住安定を図るため、都営住宅やUR都市機構が実 施する入居優遇制度・家賃低廉化等の支援制度等について分かりやすく情報提供します。
そして、市が管理する市営・福祉型住宅において、子育て世帯・若年ファミリー世帯が 子育て期間中の必要とする時期に居住できる定期使用の導入等について検討します。また、
国が検討している空き家等の民間住宅ストックを活用した支援策についても、動向を注視 し研究してきます。
新たに建築される物件については、まちづくり条例等に基づき、事業者等と子育てしや すい環境整備に向けた協議・調整等を図るとともに、継続的に住宅の質や広さが十分に確 保されるよう制度の見直し等を進めます。
(3)住宅ストックとしての空き家の適切な管理と利活用の促進 【新規】
①管理不全空き家に対する対策の実施
本市においても、様々な要因から適切に管理が行われていない空き屋等が存在しており、
周辺地域への影響が懸念されることから、新たな公共課題となっています。空き家の適正 な管理は所有者等が行うことが原則ですが、庁内連携体制の構築、管理不全空き家等の状 況把握、所有者への適切な管理の呼びかけ等を行います。
著しく周辺の環境に影響を及ぼす「特定空家」等については、「空家等対策の推進に関す る特別措置法」の趣旨を踏まえた適正管理に関する条例を制定し、安全で良質な住環境づ くりに向けた対応を進めます。
第4章 住宅施策の体系と施策の展開方針
< 主な事業(例) >
・都やUR等が実施する支援制度等の情報提供 ・住み替え支援事業の促進
・市営住宅・福祉型住宅の定期使用の導入 ・事業者との協議・調整の実施
< 主な事業(例) >
・空き家等の適正な管理に関する条例の制定 ・空き家の管理に関する相談受付
・空き家の適正な管理に向けた啓発の実施
②管理不全空き家の予防と、空き家の利活用についての検討
住宅の管理が行き届かなくなり、周辺に悪影響を及ぼすことを未然に防ぐためには、住 宅が適切に管理され、利活用されていくことが重要です。
そのために、空き家の発生抑制や利活用の促進に向け総合的な空き家対策計画を策定す るとともに、不動産・建築・法律・福祉その他の専門機関と連携しながら、利活用の促進 や啓発等を実施します。
(4)集合住宅の質の確保と維持・管理、再生への支援 【充実】
現マスタープランで位置付けられている施策のうち、①分譲マンションの維持・管理及び 再生への支援については、後半計画期間の充実施策として展開方針を以下に示しています。
また、上記施策に併せて、②集合住宅への適切な指導、③集合住宅の実態把握と情報の共有、
④集合住宅のコミュニティ形成に向けた支援についても継続的に取り組みます。
①分譲マンションの維持・管理及び再生への支援
市内分譲マンションが今後ますます高経年化する中で、居住者の高齢化や合意形成の難 しさ等の要因により、管理不全や耐震化・再生に向けた取り組みが進まないといった課題 が顕在化してきています。これらの課題に対しては所有者自らの責任で対処することが原 則ですが、引き続き管理組合等に対しアドバイザー派遣・管理無料相談会・再生支援助成・
耐震助成等の多角的な支援を行います。
そして、分譲マンションの適正な管理と高経年マンションの再生を促進するためには、
各分譲マンションの管理状況等の定期的な実態把握も必要であることから、平成25年に実 施した実態調査の時点修正に向けた手法を検討します。また、都が導入を検討しているマ ンションの基本情報の登録・管理状況の定期報告制度の動向等を注視し、市への導入や都 との連携について検討していきます。
< 主な事業(例) >
・空き家総合対策を検討する協議会の設置
・空き家総合対策計画(仮称)の策定
・協定等による関連機関や専門機関との連携強化
< 主な事業(例) >
・アドバイザー派遣の実施 ・管理無料相談会の実施
・再生支援助成・耐震助成等の実施 ・集合住宅への適切な指導
・集合住宅の実態把握に向けた検討 ・マンション管理報告制度の研究