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重点施策の実施計画

第3章 ごみ処理基本計画  〜  計画の目標と取り組みの内容  〜

第6節 重点施策の実施計画

本計画期間内に特に重点的に取り組むべき施策について、重点施策として位置づけるとともに、

年次スケジュールに沿って、計画的に取り組みを進めていきます。

1  生ごみ減量化の推進(Ⅰ−1③) 

24 26

中間目標 27

28 30

システム試行・導入 施策

項目 番号

項目

計画年度

学校等の生ごみ処理機活用 生ごみ減量

システム調査・研究 ごみの排出抑制 Ⅰ−1 生ごみの減量化の推進

食材使い切り等の励行 水切りの徹底

ンポストぼかし容器等の利用促進 減量化・堆肥化の推進

   

・  食材の使いきりや食べ残しなしの励行など、家庭から生ごみを排出しない取り組みを最優   先に進め、生ごみ排出時には水切りが徹底されるよう、啓発や食育、環境教育に力に入れて   いきます。

・  家庭における生ごみの堆肥化に効果的なコンポストやぼかし容器の無償貸与、家庭用生ご   み処理機購入の補助制度について、引き続き一層の普及啓発を図るとともに、一部の学校給   食施設や市営住宅に設置された生ごみ処理機の活用を推進していきます。

    ・  生ごみの堆肥化や減量化に有効なシステムについて、民間活用など実施主体やコスト面、

      実施方法等、先進事例等の調査、研究を進め、本市の特性を踏まえた効果的なシステムの       試行・導入に向け検討を進めていきます。

2  ごみ処理有料化の導入検討(Ⅰ−1④) 

24 26

中間目標 27

28 30 研究 導入準備

検討 施策

項目 番号

項目

計画年度

ごみの排出抑制 Ⅰ−1

ごみ処理有料化の 導入検討

運用

・  ごみの発生抑制や減量化、ごみの排出にかかる公平性の確保、ごみ処理経費の負担軽減を   図るため、ごみ処理有料化の導入について検討を進めていきます。

    ごみ処理費用の有料化に関する研究、調査の結果を踏まえ、廃棄物処理対策審議会をはじ

  め、幅広く市民や関係者の意見を聴取するなど、市民の理解と賛同を得て、導入に向けた準

備を進めていきます。

36

3  分別回収・品目の拡大(Ⅰ−2①) 

24 26

中間目標 27

28 30

研究 導入準備 検討

計画年度

ごみの資源化 Ⅰ−2 分別回収・品目の拡大 施策

項目 番号

項目

運用 廃プラスチッ類の分別拡大

ス古紙 分別徹底・回収強化

    ・  啓発活動を通じた分別の徹底、地域の環境美化推進員と連携した分別意識の向上、ミッ       クス古紙の分別に熱心な市民や活動の紹介を行うなど、ミックス古紙回収量の強化を進めて       いきます。

    ・  ペットボトルや白色トレイを除くプラスチック製容器包装類の分別収集が未着手であるた       め、分別収集の導入に向けた準備を進めていきます。

        ただし、導入に当たっては、新たに多額の処理費用が発生するため、今後予定されるごみ       処理施設の整備計画との時期や財政的措置との調整、廃プラスチック類の処理方法や処理費        用、資源化の効果と分別収集がもたらす環境への影響比較等、多面的な観点からの検討が必        要です。 

 

4  分別・収集・処理の適正化(Ⅱ−1①) 

24 26

中間目標 27

28 30 施策

項目 番号

項目

計画年度

ごみ処理の効率化 Ⅱ−1 分別・収集・処理の適正化

排出・分別の徹底 集積所の適正管理 処理業によるごみの適正処理

 

・  効率的なごみの収集作業と安全性確保のため、地域の環境美化推進員と連携し、市民の適   正なごみの排出・分別の徹底を進めるとともに、自治会の理解と協力により、地域の実情   に応じたごみ集積所の維持管理に努めていきます。

    ・  事業系ごみについて、適切な分別収集と一層の資源化を図るよう指導を行うとともに、定

      期的なごみ検査の実施や多量排出事業者に対し、ごみの減量化計画を作成させるなど、ご

      みの適正処理、排出抑制の取り組みを進めていきます。

37

  重点施策の実効性を高め、実施計画を着実に推進するため、下記の重点項目に沿って、わ かりやすい広報誌の発行、環境美化推進員や(仮称)3R推進員の協力による啓発活動、一般 市民も対象にした施設見学の積極的な受け入れ、 出前講座や説明会等の開催に努めていきます。

・家庭の可燃ごみに含まれる生ごみ量(30%〜40%)の実態 

・食材の使いきりや食べ残しなし励行の徹底   

・生ごみ減量方法や生ごみ堆肥化の補助制度等の活用    ・ごみ処理量やごみ処理経費の実態と減量化の取り組み 

・ミックス古紙の分別徹底と効果的な実践活動の紹介 

・容器包装リサイクル法に基づくリサイクルの現状 

・廃プラスチック類の処理の現状と処理費用    ・ごみ集積所の維持管理の現状と問題点 

  ・老朽化した施設の現状と大規模改修の計画の概要  5  施設の延命化(Ⅱ−2②) 

24 26

中間目標 27

28 30

計画 大規模改修 設計

設備更新工事 ごみ処理施設の

適正管理

Ⅱ−2 施設の延命化 施策

項目 番号

項目

計画年度

焼却処理施設

粗大ごみ処理施設

維持管理 安定稼動 維持管理

外部搬出(資源化検討)

新処分場建設検討

安定稼動 設備更新工事

最終処分場

 

  ・  処理施設(焼却処理施設・粗大ごみ処理施設・最終処分場・浸出水処理施設)は稼働開始     後、17年から22年が経過していることから、定期点検に基づく修繕をはじめ、設備の更     新を行うなど、財政的な措置を講じて、計画的に施設の延命化を進めていきます。

      特に焼却処理施設については、施設の長寿命化計画を策定し、その計画に基づき国の交付     金制度を活用した大規模改修工事を実施することにより、さらなる施設の長寿命化と施設     の安定稼動を図っていきます。

・  最終処分場の延命化を図るため、焼却固化灰の計画的な外部搬出を継続するとともに、

  資源化率向上のための焼却灰の資源化や新処分場の建設も視野に入れ検討を進めていきます。

広報・啓発活動の重点項目 

38

資  料  編 

39

目    次 

Ⅰ  市の特性に関する統計資料 . . . . 40 1 地勢・位置等

··· 40

2 人口および世帯数

··· 41

3 土地利用

··· 41

4 産業別就業者数

··· 42

Ⅱ  ごみ総排出量の将来予測 . . . . 43 1 現状のまま推移した場合のごみ総排出量の予測

··· 43

2 将来の目標とするごみ総排出量

··· 43

3 ごみ総排出量の予測方法

··· 44

4 資源物量の推定

··· 47

Ⅲ  関連計画の概要 . . . . 48 1 第4次三島市総合計画(体系図)

··· 48

2 三島市環境基本計画(体系図)

··· 49

3 国および静岡県におけるごみ減量化の目標

··· 50

4 リサイクル関連法の概要

··· 51

Ⅳ  廃棄物処理対策審議会 . . . . 52 1 ごみ対策審議会条例

··· 52

2 委員名簿

··· 53

3 諮問・答申文

··· 54

4 答申意見別紙  付帯意見

··· 55

Ⅴ  その他資料 . . . . 56 1 ごみ処理の沿革

··· 56

 

 

 

40

Ⅰ  市の特性に関する統計資料

1  地勢・位置等 

      東海道線を西に、丹那トンネルをぬけると、「富士の白雪朝日に溶けて、溶けて流れて三島へそそぐ」

と唄で知られた三島市があります。

    東経138度55分、北緯35度06分、静岡県の東部、伊豆半島の玄関口に位置し、東は天下の 景勝地箱根連山があり、北はその偉容を誇る富士の高峰を仰ぎ、南は太平洋に突き出した伊豆の温泉 郷に連なり、西は沼津市に接しています。

    地勢は、東西11.107km、南北13.242kmにして、総面積62.13kmで田方平野の要地 を占めています。

表Ⅰ―1  位置 

方 位 地 名 緯 経 度 等

極 東 箱根峠 東 経 139度 1分 1秒付近(境界未定のため測定不能)

極 西 千貫樋 東 経 138度54分27秒 極 南 御園 北 緯   35度4分20秒 極 北 海ノ平 北 緯   35度11分11秒

東 経 138度55分 北 緯  35度 6分 東 西

南 北

最高標高 海ノ平 最高標高  海抜  941. 5m 最低標高 松本 最低標高  海抜      5. 0m       海抜    24. 9m 三島市役所

三島市役所

11. 107km 13. 242km

表Ⅰ―2  面積 

年  月  日 面      積 摘                要     昭和10年    3月31日 22.38k㎡ 旧三島町

    昭和10年    4月  1日 34.77k㎡ 北上村( 12.39k㎡) 編入

    昭和16年    4月29日 53.60k㎡ 錦田村( 18.83k㎡) 合併  市制施行     昭和29年    3月31日 61.81k㎡ 中郷村( 8.21k㎡) 編入

    平成  4年    9月  1日 62.19k㎡ 建設省国土地理院公表( 平成3年10月1日現在)

    平成  5年    9月30日 62.17k㎡ 建設省国土地理院公表( 平成4年10月1日現在)

    平成13年  10月  1日 62.13k㎡ 国土交通省国土地理院公表( 平成13年10月1日現在)

Ⅰ  市の特性に関する統計資料

41

2  人口および世帯数 

表Ⅰ―3  人口および世帯数 

男性 女性 計 男性 女性 計 男性 女性 計

H13 54, 521 56, 680 111, 201 620 611 1, 231 55, 141 57, 291 112, 432 41, 640 651 42, 291 H14 54, 676 56, 762 111, 438 608 625 1, 233 55, 284 57, 387 112, 671 42, 149 644 42, 793 H15 54, 832 56, 920 111, 752 695 667 1, 362 55, 527 57, 587 113, 114 42, 694 757 43, 451 H16 55, 077 56, 915 111, 992 701 720 1, 421 55, 778 57, 635 113, 413 43, 226 753 43, 979 H17 55, 410 57, 212 112, 622 743 750 1, 493 56, 153 57, 962 114, 115 43, 927 801 44, 728 H18 55, 342 57, 227 112, 569 744 736 1, 480 56, 086 57, 963 114, 049 44, 338 781 45, 119 H19 55, 436 57, 219 112, 655 726 735 1, 461 55, 162 57, 954 114, 116 44, 865 761 45, 626 H20 55, 343 57, 268 112, 611 754 739 1, 493 56, 097 58, 007 114, 104 45, 474 767 46, 241 H21 55, 150 57, 007 112, 157 706 682 1, 388 55, 856 57, 689 113, 545 45, 750 713 46, 463 H22 54, 971 56, 922 111, 893 685 709 1, 394 55, 656 57, 631 113, 287 46, 114 750 46, 864

世帯 住民基本

台帳

外国人登録 合計 人口(人)

年度 住民基本台帳 外国人登録 計

(市民課資料) 

113,287 112,432 112,671 113,114 113,413 114,115 114,049 114,116 114,104 113,545

46,864 46,463

46,241 45,626

45,119 44,728

43,979 43,451

42,793 42,291

0 20,000 40,000 60,000 80,000 100,000 120,000

H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22

人・世帯) 総人口 世帯数

図Ⅰ―1  総人口および世帯数の推移 

3  土地利用 

表Ⅰ―4(1)  土地利用 

区分 都市計画区域 市街化区域 市街化調整区域 面積(ha) 6, 213 1, 346 4, 867 比率(%) 100. 0 21. 7 78. 3

 

(平成 22 年都市計画課資料) 

42

表Ⅰ―4(2)  土地利用(用途別) 

区分

第1種低 層住居専 用地域

第2種低 層住居専 用地域

第1種中 高層住居 専用地域

第2種中 高層住居 専用地域

第1種 住居地

第2種 住居地

準住居地

近隣商業 地域

商業地域

準工業地

工業地域

工業専用 地域

面積(ha) 412. 3 8. 3 165. 6 167 135 114 41 114 34 62 95 19 1, 367. 2 比率(%) 30. 2 0. 6 12. 1 12. 3 9. 9 8. 3 3. 0 8. 3 2. 5 4. 5 6. 9 1. 4 100. 0

(平成 22 年都市計画課資料) 

4  産業別就業者数 

表Ⅰ―5  産業別就業者数 

農業 林業 漁業

鉱業 建設業 製造業 電気・ガス・熱供 給・水道業

情報通信業 運輸業 卸売・小売業 金融・保険業

不動産業 飲食店、宿泊業

医療、福祉 教育、学習支援業 複合サービス事業 サービス業(他に分 類されないもの)

公務(他に分類され ないもの)

分類不能

総数 第

二 次 産 業

4, 746 22 1, 433

平成17年

第 三 次 産 業

産業大分類名

1, 343 9, 593 2, 451 1, 489 281 11, 873 人口  第

一 次 産 業

414

56, 142 1, 523 9, 537 462 2, 651 4, 388 3, 223 703

2 3, 996 7

女性数 男性数

805 17 5

3

2. 6%

割合

29. 6%

67. 1%

0. 7%

100. 0%

628 5 2

1 750 3, 294

54 450 409

154 4, 043 4, 971 729 296 1, 988 3, 242 1, 530

391 173

23, 110 33, 032

241 1, 132 5, 494 4, 622 614 407 1, 235 1, 146 1, 121 308 8, 579

227 1, 039 2, 042

(平成 17 年国勢調査) 

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