• 検索結果がありません。

第1 遺体取り扱いの流れ

第2 捜索・収容等

1 行方不明者の捜索

(1) 実施機関

○ 災害救助法が適用された場合は、都知事の委任を受けて市長が実施する。

○ 災害救助法が適用されない災害の場合は、市長が実施する。

○検視・検案

○一 時 保 存

○洗 浄 等 負傷者

遺 体

遺 体

身元判明遺体 身元不明遺体

医 療 機 関

(緊急医療救護所)

身元不明遺体安置所

○身元確認調査

○火葬許可証等の交付等 遺体引渡所

○遺 体 の 引 渡 し

○検 案 書 の 交 付

○火葬許可書の交付等

身元判明遺体

身元不明遺体

遺骨遺留品保管所

○市が管理 遺 族

○遺骨の引取り 引渡し

引渡し 身元不明遺骨

1年以内に引取人 が判明しない場合 遺 体 収 容 所

都 営 納 骨 堂 被 災 現 場

火 葬 場

○火 葬

第 3 部 第 7 章

(2) 機関別活動

捜 索 活 動 内 容

地震発生時に死亡していると推定される行方不明者がある時は、市本部長は機 を失せず、人員及び捜索機器を確保し捜索にあたるものとする。

関係機関と連携し、行方不明者の捜索の総括及び遺体の収容を実施する。

関係機関との連絡調整にあたる。

救助・救出活動に伴い、発見・収容した遺体を適切に取り扱う。

市が実施する遺体の捜索・収容に協力する。

警察署において、行方不明の届出受理の適正を期するとともに、情報の入手に 努め、調査を実施する。

身元不明者については、人相・所持品・着衣・特徴等を写真撮影するとともに、

遺品を保存し身元の確認に努める。

陸上自衛隊 第1師団等 災害派遣部隊

都の要請に基づき行方不明者等の救助・救出に万全を期すとともに、救助・救 出活動に伴い発見した遺体を関係機関へ引き継ぐ。

※ 行方不明者には、周囲の事情から既に死亡していると推定されるものを含む。

(3) 捜索の期間等

区 分 内 容

捜索の期間 災害発生の日から10日以内とする。

期間の延長

(特別基準)

災害発生の日から11日以上経過しても、なお、遺体を捜索する必要がある場合 は、捜索の期間内(10日以内)に下記の事項を明らかにして、知事に申請する。

(1) 延長の期間

(2) 期間の延長を要する地域

(3) 期間の延長を要する理由(具体的に記載すること。 (4) その他(延長することによって捜索されるべき遺体数等)

対象と なる経費

船舶その他捜索のために必要な機械器具の借上費又は購入費で、直接捜索の 作業に使用したものに限り、その使用期間における借上費又は購入費 捜索のために使用した機械器具の修繕費

機械器具を使用する場合に必要なガソリン代、石油代及び捜索作業を行う場 合の照明用の灯油代等

費用の限度額 金額の多寡にかかわらず「真にやむを得ない費用」の範囲

その他 捜索のために要した人件費及び輸送費も国庫負担の対象となる。なお、いずれ も経理上、捜索費と分け、人件費及び輸送費として、各々一括計上する。

2 遺体の搬送(遺体収容所まで)

(1) 市は、遺体収容所の管理者に連絡の上、遺族等による搬送が困難な遺体を遺体収容所に 搬送する。

第 3 部 第 7 章 (2) 状況に応じて、都及び関係機関への協力依頼等を行う。

(3) 遺体収容所における遺体の受付に支障のないよう、遺体発見者・遺体発見日時・発見場 所・発見時の状況・遺体の身元認知の有無等について、可能な限り確認する。

(4) 都は、市及び関係機関等との連絡調整を行う。また、状況に応じて陸上自衛隊に対して 遺体の搬送要請を行う。

3 遺体収容所の設置とその活動 (1) 遺体収容所の設置

ア 市は、災害発生後速やかに、遺体収容所設置準備を開始し、状況に応じて開設す る。都及び警察署に報告し、住民等へ周知を図る。

イ 状況に応じて、都及び関係機関に応援を要請する。

【図表7-19 遺体収容施設候補地】

施 設 名 所 在 地 武 蔵 野 市 民 会 館 武蔵野市境2-3-7

(2) 遺体収容所での活動

○ 遺体収容所においては、検視・検案の実施、死体検案書の交付、死亡届の受理、火葬 許可証の交付等の関係法令に基づく手続き、遺体の引き渡しや一時的な保存や必要に応 じて、遺体の洗浄等を一括的に処理することとする。

○ 市は、遺体収容所に管理責任者を配置し、遺体収容所設置に関する初動的な対応や遺 体収容所における各種業務を円滑に遂行するための連絡調整等にあたらせる。

(3) 遺体の一時保存

○ 災害時の遺体は、その顔貌の形状を止めていない場合が多く、識別を正確に行うため、

遺体の一時保存を行う。

○ 保存にあたっては、棺桶、ドライアイス等を委託葬儀業者や広域応援から調達し、遺 体の腐乱を避ける。特に、夏期等気温が高い季節には、遺体腐乱防止に十分注意を払う こととする。

○ 検視・検案が未実施の遺体については、市は一時保存に関する事項について、都及び 警察署と緊密な連携のうえ、その取扱いに適性を期する。

(4) 遺体収容所に関する住民広報等

○ 市は、都及び警察署と連携のうえ、遺体収容所の設置状況、遺体収容状況等に関し、

報道機関等への情報提供など、市民に対する広報に努める。

(5) 遺体処置の期間

○ 遺体処置の期間は、災害発生の日から10日以内とする。

第 3 部 第 7 章

(6) 延長の期間(特別基準)

○ 11日目以降も、遺体の処置を必要とする場合は、期間内(10日以内)に下記の事項を 明らかにして、知事に申請する。

ア 延長の期間

イ 期間の延長を要する地域

ウ 期間の延長を要する理由(具体的に記載すること。) エ その他(延長することによって取扱を要する遺体数等)

(7) 国庫負担の対象となる費用の限度 ア 遺体の一時保存のための費用

イ 遺体の洗浄・縫合・消毒の処理等のための費用

第3 検視・検案・身元確認等

○ 遺体は、人心の安定・遺族の心情等を考慮し、速やかに遺族に引き渡す必要がある。

○ そのため、検視・検案は、原則として同一場所で集中的に実施することとし、市及び警察 署は、必要な体制を確立する。

○ ただし、遺体の搬送が困難な場所等、遺体収容所以外において、検視・検案を行う必要が 生じた場合には、医療機関等の死亡確認現場において行う。

1 検視・検案に関する連携

○ 市は、医療活動との秩序ある分担の下に、円滑な検視・検案活動が行えるように関係機 関との連携を図る。

2 検視・検案に関する機関別活動内容

活 動 内 容

市長は、関係機関の協力を得て、遺体収容所の運営にあたり、検視・検案を迅速かつ的 確に行える体制を確立する。

検視・検案に関して、市の対応能力のみでは十分でないと認められるときは、都及びそ の他関係機関に応援を要請する。

都福祉保健局

知事は、監察医務院長に命じ、監察医等による検案班を編成させ、遺体収容所等に派遣 し、速やかに遺体の検案及びこれに必要な措置を講ずる。

検案班は警視庁検視班等と協力し、遺体の検案、死体検案書の発行、その他必要な措置 を講ずる。

検案態勢が都の対応能力のみでは十分でないと認める場合は、必要に応じて日本法医学 会・都医師会等に応援を要請するとともに、東京都の委嘱等、必要な措置を講ずる。

第 3 部 第 7 章

活 動 内 容

監察医務院

警視庁遺体取扱対策本部長(刑事部長)と調整の上、速やかに検案班を編成し、遺体収 容所等に派遣する。

検案班の指揮者(監察医務院長が指定した監察医等)は、遺体収容所等で業務を行う各 関係機関と調整し、検案活動を実施する。

検案班は、警視庁検視班等と協力し、遺体の検案、死体検案書の発行、その他必要な措 置を講ずる。

大規模災害時においては、監察医制度の施行区域(区部)にかかわらず、東京都全域に おいて、監察医務院長が統一して検案班の編成・派遣等を行う。

武蔵野警察署

検視班等を編成し、遺体収容所に派遣する。

○ 各遺体収容所等における遺体の収容状況を集約・調整の上、監察医務院長に検案を要請 する。

検視班は、検視規則及び死体取扱規則並びに大震災発生時における多数死体取扱要綱等 に基づき、遺体の検視及びこれに必要な措置を講ずる。

医師会 医師会の医療救護班等は、都の要請に基づき、必要に応じて遺体の検案に協力する。

歯科医師会 歯科医師会の医療救護班等は、都の要請に基づき、必要に応じて遺体の検視・検案に協 力する。

日赤東京都 支部

都の要請に応じて、遺体の検案に協力

日本法医学会 ○ 都の要請に応じて、検案医の確保・派遣に協力

3 市民への情報提供

○ 市は、大規模災害に伴う死亡者に関する広報に関して、都及び警視庁(各所轄警察署)

と連携を保ち、市庁舎・遺体収容所等への掲示、報道機関への情報提供、問合せ窓口の開 設等、地域住民等への情報提供を行う体制を準備する。

4 遺体の身元確認

○ 武蔵野警察署の編成する「身元確認班」は、DNA採取用器具等を活用し、効率的な証 拠採取に努める。身元が判明したときは、着衣・所持金品と共に警視庁「遺体引渡班」に 引き継ぐ。なお、おおむね2日間身元確認調査を行っても身元が判明しない場合は、所持 金品と共に遺体を市長に引き継ぐ。

○ 市は、身元の確認されている遺体について、死体処理票及び遺留品処理票を作成のうえ 納棺し、氏名及び番号を記載した「氏名札」を棺に貼付する。また、身元不明者の周知と 身元不明遺体の保管について周知する。

○ 歯科医師会は、警視庁から身元確認作業の協力要請があった場合は、速やかに1班につ き歯科医師2名以上で構成する身元確認班(歯科医師班)を編成し、派遣する。身元確認 班(歯科医師班)は、警視庁の検視責任者の指示に基づき、必要な身元確認作業に従事す

関連したドキュメント