注記
アプリケーションエラーの値はStd_ReturnTypeの下位6ビットにコード化され、値の範囲は[1, 63]で す。ASCETは有効な戻り値を提供するために、1ユニット内のアプリケーションエラー用のASCET列挙型デ ータの値を常にシフトします。
エラーコードが1から始まらない場合や、列挙型の値の増分が1より大きい場合には、生成されるARXML をマニュアル作業で手直しする必要があります。ASCETが生成するCコードは、アプリケーションエラーのシ ョート名を使用して正しく生成されます。
適合インターフェースの名前は<SHORT-NAME>エレメントで定義されます。この名前は、このインターフェース 型を参照する必要のある他のエレメントの中で使用されます。
適合インターフェースのショート名は有効なC識別子である必要があります。
適合インターフェースは、<CALPRM-ELEMENTS>コンテナエレメントを使用して定義された1つまたは複数の 適合エレメントで構成されます。
5.3.1 適合パラメータ
適合パラメータを作成する:
コンポーネントマネージャで、適合インターフェースCalInterfaceを選択し て Edit → Open Component を選択するか、またはCalInterfaceを ダブルクリックします。
“Calibration Interface Editor for: CalInterface” ウィンドウが開きます。
“Elements”パレットから Logic Parameter を選択します。
“Properties for Scalar Element: log”ダイアログボックスが開きます。
このパラメータの名前をCalParam1にします。
“Elements”パレットから Logic Parameter を選択します。
“Properties for Scalar Element: log”ダイアログボックスが開きます。
このパラメータの名前をCalParam2にします。
“Elements”パレットから Unsigned Discrete Parameter を選択します。
“Properties for Scalar Element: udisc”ダイアログボックスが開きます。
このパラメータの名前をCalParam3にします。
適合パラメータのインプリメンテーションを設定する:
“Calibration Interface Editor for: CalInterface” ウィンドウの“Elements”タ ブから“Implementation”タブに切り替えます。
ツリーペイン内のエレメントCalParam3を選択して Edit → Implementa-tion を選択するか、“ImplementaImplementa-tion”タブのエレメントCalParam3をダブ ルクリックします。
“Implementation for: CalParam3”ダイアログボックスが開きます。
ラジオボタンModelの下のテキストボックスMaxに24を入力します。
OK をクリックします。
“Calibration Interface Editor for: CalInterface” ウィンドウの
“Implementation”タブの内容は下図のようなります。
図24: 適合インターフェース“CalInterface”のインプリメンテーション“Impl”
ASCETの適合インターフェースを実装したものはAUTOSARの適合インターフェースに相当します。適合インタ
ーフェースは、ASCETによりファイルSwc_interfaces.arxml内にコンフィギュレーション言語で定義され ます。定義された適合インターフェース内には以下のように適合エレメントが宣言されます。
適合エレメントは<CALPRM-ELEMENT-PROTOTYPE>エレメントを使用して定義され、すべての適合エレメント の定義が<CALPRM-ELEMENTS>エレメント内にカプセル化されます。
各<CALPRM-ELEMENT-PROTOTYPE>エレメントには以下のものが定義されている必要があります。
その適合エレメントを参照するために使用される<SHORT-NAME>
その適合エレメントの型への参照 <TYPE-TREF>
6 ソフトウェアコンポーネント型
「ソフトウェアコンポーネント」はAUTOSARのアプリケーションにおけるアトミックソフトウェアユニット(つまり分 割不可能な最小単位のソフトウェア)です。ソフトウェアコンポーネントのインタラクションは「ポート」(型が定義 されたインターフェース)を通じて行われます。インターフェースはデータの通信可否および通信のセマンティッ クスを制御します。
AUTOSARソフトウェアコンポーネントを作成する:
コンポーネントマネージャの Insert → AUTOSAR → Software Compo-nent を選択します。
このソフトウェアコンポーネントの名前をSwcにします。
3.1.2項「AUTOSAR用のコード生成に関する設定」で説明されている手順に
従ってAUTOSARプロジェクトARProjectを作成し、ソフトウェアコンポーネ
ントSwcをこのプロジェクトに挿入します。
AUTOSARプロジェクト内にソフトウェアコンポーネントを開く:
コンポーネントマネージャで、プロジェクトARProjectを選択して Edit → Open Component を選択するか、またはこのプロジェクトをダブルクリック します。
プロジェクトエディタウィンドウが開きます。
ツリーペイン内のソフトウェアコンポーネントSwcを選択して Edit → Open Component を選択するか、またはこのソフトウェアコンポーネントをダブル クリックします。
ソフトウェアコンポーネントエディタウィンドウが開きます。
各ソフトウェアコンポーネントのコンポーネント型はRTEジェネレータのコンフィギュレーションで宣言されてい る必要があります。この「コンポーネント型」により、コンポーネントをさらに大規模なソフトウェアシステムに組 み込むことが可能となります。アプリケーションソフトウェアコンポーネント型は<APPLICATION-SOFTWARE-COMPONENT-TYPE>エレメントで定義されます。
ソフトウェアコンポーネント型の名前は<SHORT-NAME>エレメントで定義されます。この名前はシステム内で一 意でなければならず、このソフトウェアコンポーネント型を参照する他のエレメント内で使用されます。
ソフトウェアコンポーネントのショート名は有効なC識別子である必要があります。