グラフ上データに近似曲線を追加したいときは、以下の手順で行います。
① グラフを選択して、タブの[レイアウト]から分析の[近似曲線]をクリック。
② プルダウンメニューから近似曲線の種類を選択する。(図59)
また、プルダウンメニューの[その他の近似曲 線オプション(M)]をクリックして[グラフに数 式を表示する(E)]にチェックをつけると、近似 曲線の数式が表示されます。(図61)
図60 近似曲線を追加したグラフ
図59 近似曲線の追加
図61 数式の追加
図62 数式の追加グラフ
11.6 対数目盛
グラフを対数目盛表示にしたい場合は、以下の手順で行います。
① グラフの数値軸を選択し、右クリックして[軸の書式設定]を選択する。
② 左メニューの[軸のオプション]を選択し、[対数目盛を表示するに(L)]にチェックを入れ る。(図64)
補助目盛線をつける場合は、以下の手順で行います。
① グラフの数値軸を右クリック。(図65)
② 補助目盛線の追加(N)をクリック。(図66)
図64 軸の書式設定
図 18 軸の書式設定
図63 対数目盛を追加するグラフ
図65 補助目盛線 図66 補助目盛線を追加したグラフ
数値軸
11.7 散布図と折れ線グラフ
データポイントを平滑線でつないだ散布図(図68)と、折れ線グラフ(図67)は見た目がよ く似ていますが、データの表示方法には大きな違いがあります。
散布図のx軸は数値軸のみですが、折れ線グラフのx軸は項目軸や時間軸にすることができます。
散布図の使用が適している場合
科学データ、統計データ、工学データなどの数値データの表示や比較
折れ線グラフの使用が適している場合
一定期間ごとの値の推移を示すのに適しています。数値ではないx値データが含まれている場合 にも、折れ線グラフは使用できます。
図67 折れ線グラフの特徴
図68 散布図の特徴
11.8 操作方法がわからないとき
メニューバーの右端に[Microsoft Office Excelヘルプ]があります。これをクリックすると、質 問項目を入力するダイアログボックスが表示されます。それを利用してわからないところを見 つけましょう。(図69)
図69 ヘルプ
11.9 Office 2007の新機能
Office ボタン
画面左上にある[Officeボタン]は下記のような基本的な機能をひとまとめにしたボタンです。
また[Office ボタン] の中の[Excel のオプション]から基本的なオプションを変更することがで きます。(図70)
図70 オプションの変更
11.10 アドインを追加する
必要に応じてコマンドや機能を追加する機能です。ここでは分析ツールの追加について説明し ます。(学内の PC では再起動するたびに以下の操作が必要で
す。)
Officeボタンをクリック
右の画面で[Excelのオプション]をクリック(図71)
図71 手順1
次の画面で[アドイン]をクリック(図72)
図72 手順2
次の画面で[Excelアドイン]を選択し [設定]をクリック(図73)
図73 手順3