マーカー
1. 転移した腫瘍の発育に伴う骨髄の腫脹や 骨膜の伸展による物理的刺激。
2.腫瘍浸潤により遊離した発痛物質による 骨・関節・周囲の軟部組織への化学的刺激 3.骨の増殖・破壊による周囲の神経・血管・
軟部組織等の圧迫による痛み。
4.不安・恐怖等の心因的疼痛
これらが単独又は複合して患者のQOLを損なう。
原発腫瘍の性状等を考慮して、患者の要求と受容可能性に合わせて治療方法を 組み合わせる。
1.手術療法 2.薬物療法
1)化学療法 2)ホルモン療法
3)ビスフォスフォネート 4)その他
3.神経ブロック 4.放射線療法
1)外照射
2)組織内照射
3)RI内服療法(I-131、Sr-89、等)
4)IVR(TAE,セメント充填療法等)
5.緩和療法
骨転移への照射法
1)通常の照射法:単発性で予後良好
単発,原発巣制御,放射線感受性中等
ĺ-50Gy (1/8-2.2Gy/回)
比較的低感受性 ĺGy以上 (2.4-3.6Gy/回)
2)短期照射法:多発骨転移,原発不制御で予後不良 再発までの期間が短いので,緩和治療の対象
中等度以上の放射線感受性ĺGy (3Gy x 10回)
比較的低感受性 ĺGy /15 回~ 20Gy/4 回
O st eolyti c m e ta:乳癌坐骨転移50y .o. F
照射前
40Gy/20回
3か月後 辺縁硬化期
1年後
硬化充塞期
3年後
硬化消退期
(松林ら:画像診断12:1442-1451, 1992)
骨転移治療に関する追加
*モルヒネと放射線治療のコスト比較
* Sr-89 による内用療法
*骨転移に対する1回照射
*各照射法の差異
硫酸モルヒネ(MSコンチン):1錠(10mg)288.8円
ある患者が疼痛制御目的で仮にMSコンチン60mgを 毎日経口服用ĺ3か月288.3 6 30 3=155,952円 放射線治療:治療管理料27,000円+専門医加算3,300円 リニアック3Gy 10回93,000円 計123,300円
放射線治療で制御可能で,3か月以上生存 可能な患者には,放射線治療の方が
cost-effective
*現在,麻薬鎮痛剤は多数あり適応:固形がん患者で骨シンチグラフィ陽性像を
呈する多発性転移の疼痛緩和
禁忌:
*重篤な骨髄抑制のある患者*妊婦または妊娠している可能性のある婦人
選択基準:
組織学的に固形癌が確認,骨シンチで多 発性,骨シンチ集積部と一致する多発性の疼痛を有 する,鎮痛薬では疼痛コントロール不十分,外部照 射の適応が困難な患者,余命1か月以上を見込め ること,十分な血液データであること除外基準:余命が1か月以内,DIC,骨折や脊髄圧迫 など骨転移以外の要因での疼痛,重篤な腎障害の ある患者
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Bone seeking agent labeled with beta emitter 疼痛緩和を目的とする。
Possible agents in Japan
Strontium-89 now on re-evaluation
認可近い。
Sm-153 EHDP now on Phase I, II study
z 基本的には照射により腫瘍のヴォリュームが 減少することにより、種々の圧迫・浸潤などの z 症状が軽減することによる、とされているが
実は良く判っていない。
急性障害:(照射中もしくは照射直後におこる障害)
骨障害:骨芽細胞減少
造血器:骨髄抑制(白血球,特にリンパ球 → 血小板 → 赤血球の順に減少する)
晩期障害:(照射後6ケ月以上たってからおこる障害)
骨障害:骨折,骨壊死,成長障害(小児の場合)等 造血器:白血病,悪性貧血
骨髄: 放射線脊髄症(対麻痺)
1.8ー2.0Gy/f(通常分割)で45Gyの照射により,
5年以内に 5%以内の症例でおこりうる.