• 検索結果がありません。

◆◆ 資金収支計算書 ◆◆

市の支出(歳出)をその性質に応じて「経常的支出」、「公共資産整備支出」、

「投資・財務的支出」の3つに区分し、それに対応する財源を収入(歳入)と して表示し、その会計年度の収支の実態を反映させた財務書類です。会計年度 末における歳計現金の残高を表すため、4つの財務書類のうち唯一現金主義に 基づいて作成しています。(その他3つは発生主義)

★ 資金収支計算書からわかること★

Q 道路や学校をつくるために借り入れたお金がどれくらいあるの?

A 約 25

3,293

万円です。

→P.29資金収支計算書の「2公共資産整備収支の部」の地方債発行額が これに当たります。

Q 平成25年度の1年間に現金がいくら減ったの?

A 約 9,131

万円の減少です。

→P.29資金収支計算書の「当年度歳計現金増減額」がこれに当たります。

経常的収支の部 公共資産整備収支の部

投資・財務的収支の部 公共資産

整備支出

公共資産 整備収入

投資・財務的 支出

投資・財務的 収入

経常的収入 経常的支出

収支不足

収支不足

収支余剰

3つの区分を分解した、各部 の関係は…

27

各項目の解説

計上項目 内容解説

経常的 収支の部

~日常の行政活動による資金収支の状況~

経常的に行われる行政活動から発生する資金収支を計上し ています。この黒字額が小さい場合には財政構造が硬直してい ることとなり、支出の削減に努める必要があります。

公共資産整備 収支の部

~公共事業に伴う資金の使途とその財源の状況~

支出には、自団体で整備する公共資産整備支出、他団体に補 助金を支出して公共資産整備する公共資産整備補助金等支出、

他会計への繰出金や出資金等のうち建設費に充てられたもの が計上されています。

「公共資産整備収支の部」の不足額は、「経常的収支の部」

の黒字額の範囲内に抑えることが望ましいと言えます。

投資・財務的 収支の部

~投資活動や借金の返済による資金の出入りの状況~

支出には、貸付金、基金積立金、他団体等に対する出資、地 方債の元金償還額、他会計の繰出金や出資金等のうち地方債の 元金償還額に充てられたものなどが計上されています。

収入には、貸付金の返還金や公共資産の売却収入のほかに、

上記支出の財源となった地方債などが計上されています。

28

(単位:千円)

人件費 物件費 社会保障給付 補助金等 支払利息

他会計等への事務費等充当財源繰出支出 その他支出

地方税 地方交付税 国県補助金等 使用料・手数料 分担金・負担金・寄附金 諸収入

地方債発行額 基金取崩額 その他収入

公共資産整備支出 公共資産整備補助金等支出

他会計等への建設費充当財源繰出支出

国県補助金等 地方債発行額 基金取崩額 その他収入

投資及び出資金 貸付金 基金積立額

定額運用基金への繰出支出

他会計等への公債費充当財源繰出支出 地方債償還額

長期未払金支払支出

国県補助金等 貸付金回収額 基金取崩額 地方債発行額 公共資産等売却収入 その他収入

翌年度繰上充用金増減額 当年度歳計現金増減額 期首歳計現金残高 期末歳計現金残高

9,563,316 5,885,742 617,042

資金収支計算書

自 平成25年4月 1日 至 平成26年3月31日

7,497,792 5,600,176

4,106,487 347,081 33,617,636 21,559,813 5,938,639 7,742,074 386,600 498,049 1,123,648 2,816,233 554,666 2,258,385 42,878,107 9,260,471

3,473,194 289,195 101,609 3,863,998 509,694 2,532,925 31,015 45,270 3,118,904

△ 745,094

0 21,878 1,127,030 69 1,595,532 4,791,952

8,663,960 0 17,491 0 1,127,499

0 39,787 0 57,278

△ 8,606,682

△ 91,305 0

2,170,368 2,079,063

29

資金収支計算書の概要

3つの区分で表される資金収支計算書では、自治体のどのような活動に資金が 必要とされ、それをどのように賄ったのかがわかるとともに、歳計現金をどの ような性質の活動で獲得し、または使用しているかを読み取ることができます。

また、3つの区分の関係は、経常的収支の部で生じた収支余剰(黒字)で公 共資産整備収支の部と投資・財務的収支の部の収支不足(赤字)を穴埋め(補 てん)するようになっています。(「4 資金収支計算書について」の中(P.29)

で、この関係について図解しておりますのでご参照ください。)

なお、経常的収支の黒字よりも公共資産整備収支と投資・財務的収支の赤字 合計が大きい場合は、期首にあった歳計現金が減少していることを表します。

【経常的収支の部】

経常的な行政サービスに伴う現金収支である経常的収支は支出合計が336 億1,763万6千円に対し、収入合計は428億7,810万7千円で差引 き92億6,047万1千円の黒字となりました。この黒字の額が減少すれば、

現在の行政サービスを続けていく余裕が失われていくことになります。

なお、収入に計上されている地方債発行額は、日常の行政サービスの財源と して臨時財政対策債などのいわゆる赤字地方債を発行したことを表しています。

【公共資産整備収支の部】

支出合計が38億6,399万8千円に対し、収入合計は31億1,890 万4千円で差引き公共資産整備収支額は7億4,509万4千円の赤字(△)

となっております。公共資産整備事業には多額な資金が必要となるため、「経常 的収支」での黒字分、すなわち一般財源を充てて賄っています。

【投資・財務的収支の部】

支出には、地方債償還額47億9,195万2千円のほか、他会計等への公 債費充当財源繰出支出15億9,553万2千円が計上されており、隠れた借 金返済があることがわかります。

投資・財務的収支の部は86億668万2千円の赤字(△)となっておりま すが、これは「経常的収支」での黒字分、すなわち一般財源を充てて賄ってい ます。

総合すると、収入の合計が460億5,428万9千円に対し、支出の合計 が461億4,559万2千円となり、当期収支は9,130万5千円(表示 単位未満を四捨五入している影響により差が生じています)の減少となり、期 末の歳計現金残高は20億7,906万3千円となっています。

30

資金収支計算書を活用した分析

地方債の償還可能年数

自治体の抱えている地方債を経常的に確保できる資金で返済した場合に何年 で返済できるかを表すことで、借金の多寡や債務返済能力を測ることができま す。

なお、自治体は抱えている借金の返済原資を確保し、安定的に返済していか なければならないことから、この原資としては経常的に確保できる資金である 必要があります。

地方債の償還可能年数(年)

=地方債残高÷経常的収支額

償還可能年数 = 5.2年

この指標が小さければ小さいほど借金の経常的収支に対する負担は軽く、債 務償還能力が高いことになります。

31

物にかかるコスト

※四捨五入により万単位に調整しているため、各項目の合計額は必ずしも一致しません。

期末純資産残高 1,030億3,863万円 155億494万円 1,119億63万円 △241億4,067万円 △2億2,627万円

科目振替 △6億1,698万円 △2,486万円 6億4,185万円

臨時損益

補助金等受入 82億5,177万円 3億5,157万円 79億19万円

一般財源 308億4,594万円 308億4,594万円

純経常行政コスト △367億6,283万円 △367億6,283万円

期首純資産残高 1,007億376万円 157億7,035万円 1,119億2,550万円 △267億6,582万円 △2億2,627万円 純資産変動計算書

純資産合計 公共資産等整備国県補助金等 公共資産等整備一般財源等 その他

一般財源等 資産評価差額 期末歳計現金残高 20億7,906万円 経常収益合計 9億66万円

純経常行政コスト 367億6,283万円

当年度歳計現金増減額 △9,131万円 移転支出的なコスト 215億4,188万円

期首歳計現金残高 21億7,037万円 その他コスト 6億6,961万円 公共資産整備収支額 △7億4,509万円 人にかかるコスト 48億5,194万円

投資・財務的収支額 △86億668万円 106億6万円

資金収支計算書 行政コスト計算書

経常的収支額 92億6,047万円 経常行政コスト 376億6,349万円 歳計現金 20億7,906万円負債・純資産

合計 1,602億1,255万円 資産合計 1,602億1,255万円

投資等 54億1,200万円 流動負債 57億9,781万円 流動資産 79億7,986万円 純資産合計 1,030億3,863万円

貸借対照表

借方 貸方

公共資産 1,468億2,069万円 固定負債 513億7,611万円

関連したドキュメント