● 千駄ヶ谷門
世界第 3 位の資源量を誇る我が国の地熱エネルギーを適切に活用するため、
景観や温泉等の自然環境に配慮した自然共生型の地熱開発を支援
指摘されている地熱開発の主な課題
z 開発リスクが高い(計画どおりの蒸気量が確保できない等)
z 開発コストが大きい(開発のリードタイムが長く人件費等の負担 が大きい、調査・開発段階の掘削費用が高額等)
z 関連法令の諸規制(自然公園法に基づく開発行為の規制、温 泉法に基づく掘削許可等)
z 地熱資源のほとんどが温泉地に近接しており、地元温泉事業 者等との調整が必要
(地熱発電に関する研究会中間報告(平成21年6月)を基に作成)
近年新規立地無し
自然景観 温泉資源 地熱発電施設
自然共生型の地熱開発が重要
(地域の理解・協力の醸成がキー)
景観や温泉等の自然環境に配慮した地熱発電を導入するための掘削に対して補助
自然共生型地熱開発のための掘削補助事業
自然共生型の掘削の例
(国立公園内への傾斜掘削)
公園内 公園外
(新)マイカー規制による低炭素化促進事業
150百万円(0百万円)
自然環境局国立公園課
1.事業の概要
(1)平成 22 年6月に閣議決定された新成長戦略においては、グリーンイノベ ーションによる成長では、蓄電池や先進自動車、モーダルシフトの推進によ り運輸・家庭部門での総合的な温室効果ガスの削減を実現することを目指し ている。また、観光立国では、エコツーリズムなどの観光資源を生かして外 国人のみならず、日本人にとっても魅力的な観光メニューを提供することを 目指しており、これらを一体的・整合的に推進することとしている。
(2)日本の主たる観光地でもある国立公園では、利用が集中する期間の渋滞緩 和、目的地先での静けさの確保等の公園利用の適正化を目的として、全国3 0地域でマイカー規制を実施している。
(3)マイカー規制は、関係者において協議会等を設置し持続的な協力関係のも とに進められている取り組みであるとともに、公園利用における低炭素化と しての効果が認められるものであるが、一方で、該当地域は急勾配、老朽化 した舗装路等道路条件の悪さ、燃料供給体制の制約、民間事業者の財政的制 約等があるため、代替交通機関については、高年式の中古ディーゼルバスや 中古タクシーが多く利用されている状況にある。
(4)このため、マイカー規制において乗り入れを行うバス、タクシーなどの代 替交通手段に使用される車両について、より低炭素化となる車両を導入する 場合の購入費を補助するととともに、併せて燃料供給基地・急速充電設備の 整備費も補助する。補助率は総額の3分の1(上限あり)、マイカー規制実 施箇所あるいは新たに実施しようとする地域を対象とし、地域協議会に参加 又は協議会からの推薦を条件とする。
2.事業計画
初年度は10地域とし、5年間で計20地域を対象とする。各地域3年間実施。
3.施策の効果
マイカー規制実施地域において、低炭素型車両の導入、急速充電設備等設置 による受け入れ体制の整備を後押しすることにより、マイカー規制の一層の拡 大と、それによる国立公園の利用における低炭素化の取組の強化が図られる。
マイカー規制による低炭素化促進事業
before
・山岳地、悪路(未舗 装)や財政的制約など で進まず
新規・拡大
低炭素化 快適利用
地域協議会による持続的な取組
・技術の向上により悪条 件でも運行可能な車両や 体制が整いつつある。
国立公園におけるマイカー規制
(自動車利用適正化対策)
after
・渋滞の緩和
・駐車場の混雑緩和
・静けさの確保
・施設整備の適正化
(新)病院等へのコジェネレーションシステム緊急整備事業
(厚生労働省連携事業) 5,250百万円(0百万円)
地球環境局地球温暖化対策課 1.事業の必要性、概要
平成23年3月11日に発生した東日本大震災による電力供給の停止・不安定化 により、人命にかかる事態が想定される医療施設等において、重油等を使用 するディーゼル機関の自家発電装置の導入・更新が進められつつある。
しかし、ディーゼル機関は比較的低コストであるものの、温室効果ガスや 大気汚染物質の排出という観点で問題があるほか、動作安定性、長時間運転 の可能性といった点でも課題が多い。
一方、ガスからオンサイトで発電が可能なガスコジェネレーションは、電 気だけでなく熱も利用であることから高いエネルギー効率を有するとともに、
災害の発生により、仮に電気の供給が停止又は制限された状況においても、
ガスの供給がなされていれば発電が可能であることから、災害時の緊急電源 や電力供給制限時の補完的な電源として有効に機能するものである。
そこで、本事業では、病院など災害時に重要となる施設において、ガスコ ジェネレーションの導入を支援し、「電源の二重化」を図り、災害対策強化 を行うとともに、電力使用量の抑制と温室効果ガス排出量の削減を達成する。
2.事業計画(業務内容)
厚生労働省と連携して公募し、医療施設又は福祉関係施設にガスコジェネレ ーションを導入する事業に対して補助を行う。
補助率:1/2 補助先:民間団体等
3.施策の効果
本事業により、医療施設又は福祉関係施設への電力供給の安定化を図り、
人命にかかる事態が回避されるとともに、温室効果ガス排出量の削減が達成 される。
緊急時対応(電源の確保)の課題
◆ガスコジェネレーションの長所◆
・エネルギーの高効率利用よる省エネ・省 CO2
・停電時にも長時間の運転が可能な分散電源 東日本大震災後の電力不安定化により、
医療施設等では、停電などの緊急時にも 対応できる電力の確保が急務。
これら課題の解決のため、ガスコジェネレーションの導入が有効
温室効果ガス排出量
非常用電源としては、比較的安価で導入 しやすいディーゼル機関の発電機を導入 しているケースが多い。
非常用電源としてのディーゼル機関の課題
動作の安定性 長時間運転の可能性
(燃料不足の懸念)
★電力供給の安定化と二酸化炭素排出抑制を同時に実現
年間CO2削減見込量 180〜360トン-CO2/年×150施設=27,000〜54,000トン/年 (4,000〜8,000時間/年の稼働を想定)
病院等へのコジェネレーションシステム緊急整備事業
人命にかかる事態が想定される医療施設又は福祉関係施設の 非常用電源確保
地球環境局地球温暖化対策課
1.事業の必要性、概要
福島第一原発の事故を契機として、再生可能エネルギーによる自立・分散 型のエネルギー供給システムの実現を図ることが喫緊の課題となっている。
一方、農山漁村地域には再生可能エネルギーとして利用可能な資源が豊 富に存在しているものの、安定的なエネルギー源として利用するためには多く の課題がある。
このため、農山漁村地域において、地域で利用するエネルギー源としての再 生可能エネルギーの導入に向けた調査・実証を行い、課題の抽出・整理、克服 方法の検討等を行う必要がある。
2.事業計画(平成24年度〜27年度)
効果的に事業を進めるため、以下のとおり4段階に分けて進めることとし、平 成24年度は①を実施する。
① 候補地の選定(5カ所程度)、集落の合意形成に向けた取組の支援(協議 会の立ち上げ、運営、協定の取り決め等)、発電施設等(太陽光等の発電設 備、蓄電池、接続線等)の調査設計、運営コストの試算 等
② 発電施設等の導入・運用の開始、課題の抽出・整理(特に導入時) 等
③ 発電施設等の本格的運用、課題の抽出・整理及び当面の克服方法 等
④ 発電施設等の本格的運用、事業の総括(課題とその克服方法)・公表 等
3.施策の効果
・ 地域ごとの特性を生かした再生可能エネルギーの導入に当たって、課題及 びその克服方法を明らかにする。
・ 安定的な自立・分散型のエネルギー供給システムを構築することにより、農 山漁村地域における災害にも強いエネルギー供給システムを確立する。
・ これらの情報を取りまとめて公表することで、全国での自立・分散型のエネ ルギー供給システムの実現に資する。
(新)地域調和型エネルギーシステム推進事業(農林水産省連携事業)
150百万円(0百万円)
地域調和型エネルギーシステム推進事業(農林水産省連携事業)
<背景>
○ 福島第一原発の事故を契機として、再生可能エネルギーによる自立・分散型のエネルギー供給システム の実現を図ることが喫緊の課題
○ 一方、農山漁村地域には再生可能エネルギーとして利用可能な資源が豊富に存在しているものの、安 定的なエネルギー源として利用するためには多くの課題が存在
○ このため、農山漁村地域において、地域で利用するエネルギー源としての再生可能エネルギーの導入に 向けた調査・実証を行い、課題の抽出・整理、克服方法の検討等を行うことが必要
<事業内容・スケジュール>
○平成24年度
・候補地の選定(5カ所程度)
・集落の合意形成に向けた取組の支援(協議会の立ち上 げ、運営、協定の取り決め等)
・発電施設等(太陽光等の発電設備、蓄電池、接続線等)
の調査設計
・運営コストの試算 等
○平成25年度
・発電施設等の導入・運用の開始
・課題の抽出・整理(特に導入時) 等
○平成26年度
・発電施設等の本格的運用
・課題の抽出・整理及び当面の克服方法 等
○平成27年度
・発電施設等の本格的運用
・事業の総括(課題とその克服方法)・公表 等