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借受人は、次に掲げる区分に応じて、共済組合と損害保険会社との間で契約している貸付 保険の適用を受けるものとします。

(1)一般貸付け、特別貸付け、教育貸付け、災害貸付け、医療貸付け、結婚貸付け又は 葬祭貸付けの借受人

・・・・・・官公庁等共済組合一般資金貸付保険(以下「一般貸付保険」という。)

(2)住宅貸付け、住宅災害貸付け又は介護構造部分に係る貸付けの借受人

・・・・・・官公庁等共済組合住宅資金貸付保険(以下「住宅貸付保険」という。)

1.貸付保険導入の目的

この保険は、共済組合が貸付けにつき借受人に担保(連帯保証人、抵当権等の設定)を 求める代わりに、損害保険会社に万一の場合の補償を求め、共済組合の債権保全と組合員 の利便を図るために導入したものです。

2.貸付保険の契約

この保険は、共済組合が保険契約者及び被保険者となり、損害保険会社との間で契約を 締結するものです。

3.保険適用者〔貸付規程第 15 条第1項関係〕

上記(1)、(2)に該当する借受人は、すべて、それぞれに掲げる貸付保険の適用者と なります。

4.保険料の負担〔貸付規程第 15 条第2項関係〕

借受人は、一般貸付保険及び住宅貸付保険の保険料相当額のうち、その者が受けた高額 医療貸付け及び出産貸付け以外の貸付けの貸付金に係る保険料充当額として理事長が定 める額を負担します。

保険料充当額は、保険料の一部を負担するための一定の料率(貸付金保険料充当金率)

を貸付金の利率に加算した額とし、毎月の給与及びボーナスから元利金と合わせて徴収し ます。(貸付規程第 16 条第7項に規程する元金猶予期間に係る利息についても同様としま す。)

また、加算後の利率を貸付利率とみなし、すべての事務処理を行うこととします。

なお、貸付金保険料充当金率は、期間1月につき 0.005%(年利 0.06%)です。

5.貸付保険制度の内容

保険事故は、次に揚げる事由により、貸付規程に定める償還期日に借受人が債務を履行 しないときに発生します。

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(1)貸付規程第18条第1号に該当し、借受人が退職手当支給日に債務を履行しなと き、又は退職手当が支給されないため債務を履行しなかったとき

(2)貸付規程第18条第2号、第3号、第4号又は第5号に該当し、借受人が即時償 還を命ぜられ、かつ支払催告書に定めた支払日に債務を履行しないとき

(3)破産又は民事再生により貸付金の償還が認められないとき

貸付保険事故となった場合、共済組合は損害保険会社から保険金(借受人の未償還元 利金相当額)の払込みを受けた後、債権を損害保険会社に譲渡します。これにより、借 受人は損害保険会社に償還を行わなければならないこととなります。(借受人の債務が 免責されることはありません。)

6.保険契約失効等の場合〔貸付規程第 15 条の2関係〕

一般貸付保険又は住宅貸付保険の契約が失効又は解除された場合は、借受人は次に掲げ る区分に応じて該当する措置をとるものとします。

(1)一般貸付保険に該当する借受人 連帯保証人を立てることとします。

(2)住宅貸付保険に該当する借受人

連帯保証人を立てるとともに、抵当権又は質権を設定することとします。

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第10章 団 信 制 度

住宅貸付け、住宅災害貸付け、介護構造部分に係る貸付け又は教育貸付けの借受人は、組 合と生命保険会社及び損害保険会社との間で契約している団信制度(団体信用生命保険(以 下「団信」という。)及び債務返済支援特約付精神障害担保特約付団体長期障害所得補償保険

(以下「債務返済支援保険」という。))の適用を受けることができます。

1.団信

(1)団信導入の目的

この保険は、借受人が償還期間中に死亡又は一定の障害状態となった場合に、残存 債務の一切の支払を生命保険会社に求め、借受人又は相続人(遺族)の債務を消滅さ せることにより、組合の債権の保全と組合員又は相続人(遺族)の利便を図ることを 目的として導入されました。

(2)団信の契約

この保険は、借受人を被保険者とし、共済組合が保険契約者となって、生命保険会 社との間で契約を締結するものです。

(3)団信適用者〔貸付規程第 15 条の3関係〕

住宅貸付け、住宅災害貸付け、介護構造部分に係る貸付け又は教育貸付けの借受人

(貸付金額が 50 万円未満の場合は除きます。)で、貸付けの申込時に団信適用の申出 をした者又は中途加入をした者が適用者となります。(健康状態により適用とならな いこともあるので注意してください。)

(4)保険料充当金の負担〔貸付規程第 15 条の3関係〕

借受人は貸付金の未償還元金に基づいて、毎年、保険料充当金を負担します。

なお、団信保険料は、毎年1回、適用者の指定する金融機関の口座から 12か月分 を一括して自動的に引き落とされます。

(5)団信の事務手続

団信適用(加入)者が住宅貸付金等の償還中に死亡又は高度障害、あるいは、所定 の身体障害状態になった場合(団信障害特約)に、保険金(団信適用<加入>者の債 務残高相当額)が生命保険会社から共済組合(支部)に支払われます。

① 死亡 ② 高度障害

高度障害とは、次の8項目の身体障害状態のいずれかにあることをいいます。

障害状態は所定の障害診断書の査定結果をもって判定します。

1 両眼の視力を全く永久に失ったもの

2 言語又は咀嚼の機能を全く永久に失ったもの

3 中枢神経系又は精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの 4 胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの

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5 両上肢とも、手関節以上で失ったか又はその要を全く永久に失ったもの 6 両下肢とも、足関節以上で失ったか又はその要を全く永久に失ったもの 7 1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったか又は

その用を全く永久に失ったもの

8 1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの

③ 団信障害特約

平成6年4月1日から所定の身体障害状態に保障範囲を拡大するものとして、団 信障害特約が付加されています。

この特約は、団信の特殊性を考慮し、障害共済年金(障害程度)1級の身体障害 状態を「就労不能と見なしうる程度の身体障害状態」として援用し、保障範囲を拡 大させた団信専用の特約です。

在職中であっても、満70歳6か月に達した時点で自動脱退となります。

団信適用(加入)日以降の障害又は疾病を原因とする障害共済年金(障害程度)

1級認定が保険金の支払要件です。

ただし、特約付加日以前からの適用者に限り付加日より3か月間は不担保期間と なります。

従って、適用(加入)日以前の障害又は疾病を原因とする場合並びに不慮の事故、

法定伝染病を除きその原因の発生が付加日から3か月以内である場合には保険金 支払の対象となりません。

障害特約に基づく障害とは、障害共済年金の障害程度1級に該当する障害状態

(具体的には次の10項目の身体障害状態のいずれかに該当した場合)をいいます。

1 両眼の視力の和が永続的に0.04以下のもの

2 両眼の聴力レベルが永続的に100デシベル以上のもの 3 両上肢の機能に永続的に著しい障害を有するもの 4 両上肢のすべての指を欠くもの

5 両上肢のすべての指の機能に永続的に著しい障害を有するもの 6 両下肢の機能に永続的に著しい障害を有するもの

7 体幹の機能に座っていることができない程度又は立ち上がることができな い程度の障害を永続的に有するもの

8 前各号に掲げるものの他、身体の障害又は長期に渡る安静を必要とする症 状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活の用を弁ずる ことを不能ならしめる程度のもの

9 精神の障害であって、前各号と同程度以上と認められる程度のもの 110 身体の機能の障害若しくは症状又は精神の障害が重複る場合であって、そ

の状態が前各号と同程度以上と認められる程度のもの

(6)保障が行われない場合

次のいずれかに該当する場合は、死亡、高度障害、障害特約において保障対象外とな り保険金は支払われません。

① 団信適用(加入)申込時の告知に虚偽があったとき ② 保障の開始日から1年を経過する前に自殺したとき

③ 戦争その他の変乱により死亡(高度障害)又は所定の身体障害状態<障害共済年金

(障害程度)1級認定>となったとき

④ 適用(加入)者の故意により高度障害状態又は所定の身体障害状態<障害共済年金

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(障害程度)1級認定>となったとき

(7)連絡・照会先等

団信、債務返済支援保険制度の制度内容等全般についての照会先は次のとおりです。

<団信、債務返済支援保険制度制度内容等>連絡・照会先 公立学校共済組合団体信用生命保険制度(団信)担当 フリーダイヤル 0120-080-456

連絡、照会時間 月曜日~金曜日<祝日・休日を除く>の午前10時~午後4時

2.債務返済支援保険

(1)債務返済支援保険導入の目的

この保険制度は、団信の特約として実施する制度で、団信の適用を受けている借受 人が償還期間中に病気・障害又は所定の精神障害により就業できなくなった場合に、

貸付金の償還金相当額(平均返済月額)を保険金として毎月(最長3年間)加入者に 支払い、家計を圧迫することなく債務の返済を確実に行い、組合員とその家族に安心 感を付与することを目的として平成 16 年4月1日から導入されました。

(2)債務返済支援保険の契約

この保険は、借受人を被保険者とし、組合が保険契約者となって、損害保険会社と の間で契約を締結します。

(3)債務返済支援保険適用者〔貸付規程第 15 条の3関係〕

団信適用の申出と同時に加入を申し出た者が適用者となります。(団信の告知事項

(健康状況)に加えて債務返済支援保険における所定の告知事項(健康状況)に合致 しない場合には適用とならないこともあるので注意してください。)

なお、団信の適用者であって、債務返済支援保険に加入していない借受人が、新た に債務返済支援保険のみに加入することはできません。

(4)保険料充当金の負担〔貸付規程第 15 条の3関係〕

借受人は、毎月の償還額とボーナス償還額の年間合計額を 12 で除した平均返済月 額の額に基づき、毎年、保険料充当金を負担します。

なお、債務返済保険保険料は、団信の保険料と合算して毎年1回、適用者の指定す る金融機関の口座から 12 か月分を一括して自動的に引き落とされます。

(5)債務返済支援保険の事務手続

債務返済支援保険制度適用(加入)者が、住宅貸付金等の償還中に病気等で勤務出 来なくなった場合(病気や障害又は精神障害)、連続する30日の免責期間を経過した ときに、最長3年間、給与減額の有無等に係わらず保険金(平均月間償還額相当額)

が損害生命保険会社から当該債務返済支援保険制度適用者(組合員)に毎月支払われ ます。

ただし、保険金の支払期間に1か月に満たない日数があるときは、1月を30日と して日数按分した保険金が支払われます。

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