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区   分

2 財政収支の見通し

(1)収益的収支について

図5.2は収益的収支の見通しです。収益的収入は、工場拡張に伴う給水量増加により、平 成 32 年度までは増加するが、以降は減少する見込みです。一方の収益的支出は、平成 29 年度に鉛管解消工事が完了することにより、修繕費が減少しますが、建設改良費の増加によ る減価償却費や浄水場運転管理業務の民間委託による委託料が増加する見込みです。計画期 間中の損益は、黒字を確保できる見込みですが、平成 31 年度をピークに減少傾向となり、

平成 38 年度には、1 億 5,300 万円となる見込みです。

図5.2 収益的収支の見通し

1,547

1,674 1,645

1,706 1,737 1,725 1,715 1,701 1,688

1,671 1,661

1,467 1,577

1,478 1,444

1,523 1,570 1,601 1,597

1,577 1,555 1,508

80 97

167 262

214 155

114 104 111 116 153

0 100 200 300 400 500 600 700 800

0 500 1,000 1,500 2,000

H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度 H38年度

損益(百万円)

収入/支出(百万円)

収益的収入 収益的支出 損益

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(2)資本的収支について

図5.3は資本的収支の見通しです。毎年の資本的収支不足は、損益勘定留保資金など補て ん財源で補います。今後の資本的支出は、工場拡張に伴う給水量増量に対応する吉田地区配 水施設整備事業、配水管の耐震化や改良に対応する配水施設整備事業、上西条浄水場の耐震 化や中央監視設備再構築を行う上西条水系水道システム再構築事業による建設改良費が増加 します。また、企業債償還金も増加することから、内部に留保される資金残高は減少し、平 成 38 年度末は、1 億 9,600 万円となる見込みです。平成 28 年度末と比較すると約 3 億 800 万円の減少となります。

図5.3 資本的収支の見通し

230 1,341

241 297

597 668

357 357 436 317

207 1,054

2,134

864 961

1,449 1,579

1,122 1,128 1,126 1,043

862 504

405 471

579

468

286 237

179 194 159

196

0 100 200 300 400 500 600 700 800

0 600 1,200 1,800 2,400

H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度 H38年度

資金残高(百万円)

収入/支出(百万円)

資本的収入 資本的支出 資金残高

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(3)財政計画のうち財源について

投資に必要な経費の主な財源は、水道料金と企業債で、水道料金の収入は、水道事業に おけるすべての財源の根幹をなすものです。

一方、施設や管路などの耐震化や老朽化対策には、多額の資金が必要になりますが、水 道料金だけで事業費を賄うことは困難なため、企業債(いわゆる借金)を借入れて財源の 一部としています。

ア 水道料金

工場拡張に伴い給水量増加が見込めるものの、平成 32 年度をピークに減少すること から、事務の効率化や料金収納率の向上などの経営改善や、水道システムの効率化など 維持管理費の低減による支出の抑制に努めることが必要となっています。

なお、平成28年度末に簡易水道事業が水道事業に統合されることから、市内の料金 体系は統一されます。

イ 企業債

企業債借入金は、工場拡張に伴う給水量増加に対応する吉田地区配水施設整備事業、

配水管を耐震化・改良するための配水施設整備事業、上西条浄水場の耐震化・中央監視 設備再構築をするための上西条水系水道システム再構築事業などの事業費増加に伴い、

増加傾向となります。

今後 10 年間の借入総額は約 44 億 4,400 万円を見込んでいます。一方、償還金総額 は約 50 億 2,500 万円を見込んでいます。企業債の残高は、平成 29 年度に統合する簡 易水道事業分、約8億9,700 万円を加え、平成 38 年度末で約 48 億 8,500 万円とな る見込みです。

4,569

6,416

6,170

5,950 6,006 6,110

5,881 5,643

5,490 5,237

4,885

0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000

H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度 H38年度

百万円

図5.4 企業債残高の推移

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(4) 財政計画のうち投資以外の経費について

図 5.5 は、営業費用等(減価償却費等除く)の内訳を示したものです。受水費が約 35%

程度を占めるため、松塩用水の受水単価が営業費用に大きく影響します。松塩用水受水単 価は、長野県企業局の経営戦略では、今後 10 年間現行の料金水準を維持できる見通しと なっています。

その他維持管理費は、平成 29 年度から水道料金等徴収業務を民間委託することや、平 成 32 年度からは、浄水施設等の維持管理を民間に委託することから、委託料が増加する 傾向となりますが、人件費は減少します。

修繕費は、平成 29 年度に鉛管解消事業が完了することから、平成 30 年度以降、水道 施設等の修繕が主なものとなり、減少します。

134

99 97 97

70 70 70 71 71 71 71

38

41 41 42

43 43 42 42 42 41 41

166 167

63 63

65 67 67 67 68 64 67

268 268

268 268

268 268 268 268 268 268 268

161 205

214 205 296 294 297 291 292 299 290

0 100 200 300 400 500 600 700 800 900

H28年度 H29年度 H30年度 H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度 H38年度

百万円 図5.5 営業費用等の内訳

その他維持管理費

受水費

修繕費

動力費・薬品費

人件費

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