̶ANA WELFARE PLAN̶
財務セクション 96 11年間の財務サマリー 98 業界動向データ
99 財務分析 108 事業等のリスク
112 連結財務諸表
112 連結貸借対照表 114 連結損益計算書および 連結包括利益計算書 115 連結株主資本等変動計算書 116 連結キャッシュ・フロー計算書
財務セクション
2011 2010 2009 2008
会計年度
営業収入 ...
営業費用 ...
営業利益 ...
EBITDA(注3) ...
税引前当期純利益 ...
当期純利益 ...
営業キャッシュ・フロー ...
投資キャッシュ・フロー ...
財務キャッシュ・フロー ...
フリー・キャッシュ・フロー...
減価償却費 ...
設備投資額 ...
会計年度末
総資産 ...
有利子負債(注4) ...
短期負債(注4) ...
長期負債(注4) ...
自己資本(注5) ...
1株当たり情報(円、米ドル)
当期純利益 ...
純資産 ...
配当金 ...
期中平均株式数(千株) ...
経営指標
営業利益率(%) ...
当期純利益率(%) ...
総資本事業利益率(ROA)(%)(注6) ...
自己資本利益率(ROE)(%)(注7) ...
自己資本比率(%)...
デット・エクイティ・レシオ(倍)(注8) ...
総資産回転率(倍) ...
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)(注9) ...
流動比率(倍) ...
配当性向(%) ...
従業員数(人) ...
事業データ 国内線旅客
旅客収入(百万円) ...
座席キロ(百万キロ) ...
旅客キロ(百万キロ) ...
旅客数(千人) ...
座席利用率(%) ...
ユニットレベニュー(円) ...
イールド(円) ...
国際線旅客
旅客収入(百万円) ...
座席キロ(百万キロ) ...
旅客キロ(百万キロ) ...
旅客数(千人) ...
座席利用率(%) ...
ユニットレベニュー(円) ...
イールド(円) ...
国内線貨物
貨物収入(百万円) ...
貨物輸送重量(トン) ...
国際線貨物
貨物収入(百万円) ...
貨物輸送重量(トン) ...
注: 1. 2011年3月期現在の連結子会社は64社、持分法適用会社は25社です。
2. 米ドル表記は便宜上のものであり、2011年3月31日の1米ドル=83.15円で換算しています。
3. EBITDA(償却前営業利益)=営業利益+減価償却費
4. 2008年3月期より、リース取引に関する会計基準(2007年3月30日改正)の早期適用により計上したリース負債を含みます。
1,357,653 1,289,845
67,808
186,248
35,058
23,305
203,889 (139,619) (10,596)
64,270
118,440 211,698 1,928,021 938,819 146,395 792,424 520,254
9.29
207.35
2.00
2,507,572
5.0
1.7
3.7
4.7
27.0
1.8
0.7
10.7
1.1
21.5
32,731
652,611
56,796
35,983
40,574
63.4
11.5
18.1
280,637
29,768
22,430
5,168
75.3
9.4
12.5
32,413
453,606
86,057
557,445
1,228,353 1,282,600 (54,247) 59,559 (95,593) (57,387) 82,991 (251,893) 173,791 (168,902) 113,806 209,937 1,859,085 941,691 180,775 760,916 473,552
(24.67) 188.93
̶
2,326,547
̶
̶
̶
̶
25.5 2.0 0.7 4.6 0.9
̶
32,578
630,976 57,104 35,397 39,894 62.0 11.0 17.8 214,124 26,723 20,220 4,666 75.7 8.0 10.6 31,829 458,732 55,750 422,449
1,392,581 1,384,992 7,589 120,470 (4,445) (4,260) (39,783) (111,139) 114,504 (150,922) 112,881 145,709
1,761,065 897,236 169,462 727,774 321,883
(2.19) 166.50 1.00 1,945,061
0.5
̶
0.6
̶
18.3 2.8 0.8
̶
0.9
̶
33,045
699,389 59,222 37,596 42,753 63.5 11.8 18.6
291,077 27,905 19,360 4,432 69.4 10.4 15.0
33,097 475,014
69,069 354,251
1,487,827 1,403,438 84,389 201,176 115,224 64,143 165,765 (69,827) (87,336) 95,938 116,787 357,733
1,783,393 767,876 136,399 631,477 452,972
32.93 232.58 5.00 1,947,736
5.7 4.3 5.3 15.1 25.4 1.7 0.9 10.7 0.9 15.2 31,345
739,514 62,651 39,928 45,557 63.7 11.8 18.5
311,577 28,285 21,291 4,827 75.3 11.0 14.6
30,566 462,569
72,192 332,507
11年間の財務サマリー
全日本空輸株式会社および連結子会社(注 1)
3 月31日に終了した 1 年間
財務セクション
百万円 千米ドル(注2)
2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2011
6. 総資本事業利益率(ROA)=(営業利益+受取利息+受取配当金)÷[(期首総資産+期末総資産)÷2]
7. 自己資本利益率(ROE)=当期純利益÷[(期首自己資本+期末自己資本)÷2]
8. デット・エクイティ・レシオ=有利子負債÷自己資本 2008年3月期より、新リース会計基準の早期適用により有利子負債に計上したリース負債を含みます。
9. インタレスト・カバレッジ・レシオ=営業キャッシュ・フロー÷支払利息
1,489,658 1,397,468 92,190 180,800 51,064 32,658 158,714 (128,298) (100,897) 30,416 88,610 251,926
1,602,091 749,446 158,724 590,722 398,223
16.77 204.42 3.00 1,947,618
6.2 2.2 6.0 8.8 24.9 1.9 0.9 8.9 0.9 17.9 32,460
726,063 62,414 40,564 46,471 65.0 11.6 17.9
278,478 26,607 20,145 4,552 75.7 10.5 13.8
30,574 457,914
62,195 277,571
1,368,792 1,279,990 88,802 165,003 52,433 26,722 128,525 (46,449) (3,137) 82,076 76,201 235,580
1,666,843 846,317 149,438 696,879 346,309
15.64 177.89 3.00 1,708,031
6.5 2.0 5.7 9.5 20.8 2.4 0.8 6.3 1.1 19.2 30,322
685,074 60,973 39,712 45,474 65.1 11.2 17.3
229,232 25,338 18,769 4,135 74.1 9.0 12.2
29,659 440,750
55,380 248,735
1,292,813 1,215,039 77,774 148,220 45,679 26,970 149,070 (169,247) (51,600) (20,177) 70,446 210,180
1,606,613 942,256 204,454 737,802 214,284
17.26 128.31 3.00 1,562,537
6.0 2.1 5.2 14.8 13.3 4.4 0.8 7.0 0.8 17.4 29,098
658,762 60,648 38,454 44,486 63.4 10.9 17.1
210,735 25,190 19,191 4,116 76.2 8.4 11.0
29,515 422,397
50,089 234,417
1,217,596 1,183,242 34,354 98,590 35,221 24,756 89,793 (95,882) 82,867 (6,089) 64,236 147,644
1,565,106 1,031,713 206,557 825,156 150,086
16.14 97.66 3.00 1,533,368
2.8 2.0 2.7 18.2 9.6 6.9 0.8 4.1 1.0 18.6 28,870
644,861 63,148 38,857 44,784 61.5 10.2 16.6
176,956 24,626 16,950 3,301 68.8 7.2 10.4
26,670 414,406
43,205 220,476
1,215,909 1,218,506 (2,597) 59,255 (54,821) (28,256) 85,952 (52,478) (63,364) 33,474 61,852 129,863
1,442,573 945,395 83,916 861,479 121,954
(18.42) 79.57
̶
1,533,940
̶
̶
0.3
̶
8.5 7.8 0.8 3.8 1.1
̶
28,907
646,854 62,565 40,388 47,133 64.6 10.3 16.0
185,481 25,974 18,719 3,784 72.1 7.1 9.9
24,330 383,583
40,393 195,669
1,204,514 1,181,546 22,968 84,305 (7,178) (9,456) 33,993 (123,927) 69,104 (89,934) 61,337 132,408
1,510,982 1,017,823 221,481 796,342 138,641
(6.17) 90.40
̶
1,533,744
1.9
̶
2.0
̶
9.2 7.3 0.8 1.2 0.9
̶
29,095
662,772 60,980 38,780 45,796 63.6 10.8 17.1
169,660 26,928 17,799 3,438 66.1 6.3 9.5
24,746 386,727
32,937 152,942
1,279,635 1,197,392 82,243 141,576 63,289 40,286 148,796 (17,964) (158,359) 130,832 59,333 94,391
1,451,420 935,730 175,519 760,211 150,500
27.75 98.19
̶
1,451,543
6.4 3.1 6.1 32.5 10.4 6.2 0.9 4.2 1.0
̶
29,358
672,504 61,074 38,469 45,509 63.0 11.0 17.5
207,449 32,446 24,124 4,378 74.4 6.4 8.6
28,283 434,333
40,403 192,997
16,327,757 15,512,266 815,490 2,239,903 421,623 280,276 2,452,062 (1,679,122) (127,432) 772,940 1,424,413 2,545,977 23,187,263 11,290,667 1,760,613 9,530,054 6,256,812
0.11
2.49
0.02
7,848,598
3,375,069
389,813
1,034,960
出典:IATA World Air Transport Statistics, 2010
航空会社 航空会社
順位 旅客数 順位 旅客数
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
111,159 106,228 86,129 76,078 71,229 56,693 54,015 51,814 50,336 47,029
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
46,008 43,603 43,585 42,401 42,381 36,959 33,000 31,478 30,848 30,485 Delta Air Lines
Southwest Airlines American Airlines China Southern Airlines Ryanair
Lufthansa United Airlines US Airways
China Eastern Airlines Air France
Air China Limited Continental Airlines All Nippon Airways Easyjet
Qantas Airways Japan Airlines TAM Linhas Aéreas Gol Airlines Emirates British Airways
(千人)
13,707
航空会社別旅客数トップ20
0 0
25,000 20
50,000 40
75,000 60
100,000 80
(千人) (%)
(会計年度)
※ 2011年3月期は速報値
■ 旅客数(千人) 利用率(%)
出典: 国土交通省「航空輸送統計年報」
13,707 1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 200920102011
82,199 63.7
国内線定期便旅客数の推移
2011
(会計年度)
※ 2011年3月期は速報値
出典: 国土交通省「航空輸送統計年報」
0 0
5,000 20
10,000 40
15,000 60
20,000 80
(千人) ■ 旅客数(千人) 利用率(%) (%)
1972 1973 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
74.5 13,707 13,707
2009 2010 13,707
国際線定期便旅客数の推移
0 625 1,250 1,875 2,500
1985
1984 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010
(千トン)■ 国内 ■ 国際
(暦年)
※ 2010年は速報値
出典: 国土交通省「航空輸送統計年報」
961 1,323 2,283 13,707
国内・国際線貨物輸送重量の推移
業界動向データ
財務セクション
ANAグループ 2011‒12 経営戦略の概要
概況
ANAグループの状況
ANAグループは、全日本空輸株式会社(ANA)および、子会 社 107 社、関連会社 48 社(連結対象範囲は連結子会社 64 社、
持分法適用会社 25 社)により構成されています。
ANAグループは、世界規模での景気変動や激変する経営環 境に対応した事業基盤の再構築が必要との認識の下、グルー プ経営ビジョンの中で掲げた「アジアを代表する企業グループ」
を目指し、2010 年 3月に策定した「ANAグループ 2010-11 経営 戦略」を着実に実行してきました。最終利益の黒字必達と復配 を経営の最優先課題として掲げながら、悲願であった羽田空港 の国際化にも取り組んできました。
2011 年 3 月期(当期)は、東日本大震災の影響を少なからず 受けましたが、堅調な需要を背景に、首都圏空港容量の拡大 に際して、新しいコンセプトの機材の導入や羽田空港からの国 際線展開といったビジネスチャンスを着実に収益につなげてき ました。さらには期初に計画した 860 億円を目標とする「コスト 構造改革」を完遂した結果、順調な業績回復を図ることができ、
最優先課題である黒字化と復配についても実現することができ ました。
中長期的な会社の経営戦略
今後の経営環境については、2015 年までに、さらなる首都圏 空港容量の拡大と航空自由化の進展が想定されており、既存の 日系キャリアはもとより、アジア・欧米のネットワークキャリア、
また LCC(低コスト航空会社)との本格的な競争時代を迎えます。
ANAグループは、持続的な成長を目指して、このグローバル 競争を勝ち残る企業体質が必要との認識の下、2011 年 2 月に
「ANAグループ 2011-12 経営戦略」を策定しました。
策定直後に発生した東日本大震災による影響を見極めて、
2012 年 3 月期の単年度の業績目標は修正を行いましたが、21 世紀を勝ち残れるエアライングループとなるために、2012 年 3 月期および 2013 年 3 月期は「変化する事業環境に対応し、さら なる成長に向けて事業構造をより強固なしくみへ切り替える2 カ年」と位置づけ、「経営資源の最大活用による経営効率の向 上」と「強固な収入基盤とボラティリティリスク耐性の確立」を柱 とし、以下に記載している、目指すべき方向性と戦略に重点を 置いた取り組みを確実に遂行していきます。
ANAグループを取り巻く環境が大きく変化している中で、新 たな LCC 事業への展開も含めたビジネスモデルの変換を通じ、
「クオリティ」「 顧客満足」「価値創造」において「アジアを代表す る企業グループを目指す」という経営ビジョンの実現に向けて、
掲げる各戦略を着実に実行していきます。
経営環境
経済一般情勢
当期の日本経済は、設備投資や個人消費に持ち直しの動き が見られたものの、原油価格の高騰や金融資本市場の変動懸 念、為替レートが円高基調で推移を続けるなど厳しい状況が続 きました。加えて、東日本大震災の発生による未曾有の経済環 境がもたらす急激な需要の減退や、夏以降の電力供給不安に 対する経済活動の停滞や消費マインドの低下が懸念され、経 営環境の先行きは不透明感が増す状況となりました。
財務分析
経営重点テーマ 経営資源の最大活用による経営効率の向上 強固な収入基盤とボラティリティリスク耐性の確立
基本品質・サービス品質の向上
・顧客満足度を高め、世界最高水準(SKYTRAX 社 FIVE STAR)を目指す
グループ運営体制の再編
・オペレーション、販売体制を再編し、グループ会社をさらに統合
現有資産・人員の最大活用による生産性の向上
具体的な取り組み ・現有リソースを最大限に活用して事業拡大を実現
羽田国際化、ATI(独占禁止法適用除外)を契機とするグローバルマーケティングの深化
・国内・国際セグメントにとらわれないマーケティング体制の構築とグローバル競争力の強化
継続的な徹底したコスト削減の実施
・前期に続くさらなる費用削減とユニットコストの低減
財務体質の改善
・フリー・キャッシュ・フローを確保するとともに有利子負債を削減
2012 年 3月期に入っても、主に旅行やレジャーなどの余暇需 要の回復に関しては依然として不透明な状況が続いています が、マクロ経済動向や企業業績の見通しには改善に向けた兆 しも見え始めており、航空需要も震災直後の想定に比べると早 いペースで回復に転じ始めている状況です。
原油価格・為替動向
当期の原油価格は、上半期は下降傾向でしたが、下半期は 一転して上昇基調が続きました。当期末のドバイ原油価格は 109.5ドル/バレル、当期平均価格では 84.1ドル/バレルとな りました。
また、シンガポールケロシン製品市況も原油価格に連動す る形で推移し、当期末で 133.2ドル/バレル、当期平均価格で は 98.9ドル/バレルとなりました。
円ドル為替相場は、乱高下をしながら円高基調で推移を続 け、2011 年 3 月の震災発生後は、1ドル 76 円台に入るなど過 去に例を見ない円高推移となりました。上半期においては平均 89.0 円/ドルとなり、下半期においては平均 82.4 円/ドルとな りました。結果、期中平均では 85.7 円/ドルとなりました。
航空需要動向
2010 年における国際航空運送協会(IATA)加盟の航空会社 による国際線定期航空輸送旅客数は 7.5 億人で前年比 7.6% の 増加、国内線定期航空輸送旅客数は 10.5 億人で 7.2% の増加 となりました。また、世界の定期航空貨物の輸送量は 13.4% の 増加となりました。(IATA World Air Transport Statistics, 2010)
2011 年 3 月期の国内定期航空運送の旅客数は、8,220 万人 で前年比 2.0% の減少となりました。幹線は 3,466 万人で前年 比 0.8% の減少、ローカル線も4,754 万人で前年比 2.9% の減少 となりました。貨物重量は 94 万トンとなり、前年比 1.9% 減少し ました。2011 年 3 月期の本邦企業の国際航空輸送の旅客数
は、1,371 万人となり前年比 11.0% の減少となりました。方面 別にはすべてのエリアで前年を下回りました。貨物重量は 125 万トンとなり、前年比 0.9% 減少しました。(国土交通省「航空輸 送統計」速報)
2011 年 3月期(当期)の業績
営業収入・営業利益
当期の営業収入は、東日本大震災の影響は受けたものの、
通期では世界的な景気回復や、航空運送事業における国際線 事業を中心に需要の回復と首都圏空港拡張による事業環境の 変化を着実に収益につなげたことから、前期比 10.5% 増の 1 兆 3,576 億円となりました。
営業費用は、期初に策定した 860 億円のコスト構造改革を 完遂した結果、事業規模拡大により営業収入が増加する中でも 1 兆 2,898 億円と、前期から0.6%、72 億円の増加にとどめるこ とができました。その結果、営業利益は前期から1,220 億円改 善の 678 億円(前期は 542 億円の営業損失)となりました。
セグメント別の状況
航空運送事業
売上高は、首都圏空港容量の拡大やビジネス需要が顕著に 回復したことなどにより、前期比 11.9% 増の 1 兆 2,182 億円とな りました。(事業別の詳細については、P26〜41 の「事業概況」を ご参照ください)
国内線旅客事業は、需要が堅調に回復する中で、羽田空港 の拡張や競合他社の供給調整の結果、国内旅客市場の需給構 造が大きく変化することとなり、当期の旅客数が前期比 1.7% 増 加、旅客単価は前期比 1.7% 増加となりました。その結果、国 内線旅客収入は前期比 3.4% 増加し、前期より216 億円の増収 となりました。
国際線旅客事業については、ビジネス需要を中心に顕著な 回復を見せており、羽田空港国際化を中心とした路線ネット ワーク拡充のほか、需要に応じた機材の適正配置を実施する など、引き続き需給適合を進めたことから、当期の旅客数は前 期比 10.8% 増加し、旅客単価は前期比 18.3% 増加となりまし た。その結果、国際線旅客収入は前期比 31.1% 増加し、前期よ り665 億円の増収となりました。
貨物郵便事業では、国内線貨物収入が前期比 1.8% 増の 324 億円となりました。国際線貨物は、アジア域内を中心とした需 要を積極的に取り込むとともに、「沖縄貨物ハブネットワーク」
が順調に推移したことから、当期の輸送重量、単価はともに前 期を上回り、国際線貨物収入は前期比 54.4% 増の 860 億円と なりました。郵便に関しては、国内郵便、国際郵便ともに前期 に比べ減収となりました。
ドバイ原油、シンガポール ケロシン価格の月別推移(当期)
(ドル/バレル)
ドル為替の月別推移(当期)
(円/ドル)
ドバイ原油 シンガポールケロシン 201
0年4月 2010
年6月 2010
年8月 2010
年10月 2010
年12月 2011
年2月 2010
年4月 2010
年6月 2010
年8月 2010
年10月 2010
年12月 2011
年2月 0
20 40 60 80 100 120 140
75 80 85 90 95