6.1 機能強化方針
前章までを踏まえ、施設ごとの導入機能について、その強化方針について以下に示す。
陸上競技場(メイングラウンド)
多少の雨天でも競技が可能な全天候型舗装とし、水はけの問題を改善する。
大会が行える規模とし、フィールド競技・トラック競技が現在の競技規格に合った エリアの確保と配置を行う。建物内には、トレーニングルームや、シャワー室・更 衣室、多目的トイレなど様々な利用目的で訪れた方のニーズにこたえられる施設と する。
合宿やオリ・パラの事前合宿の活用も見込まれるため、第 3 種公認程度の規格を確 保し、付帯して、必要となる機能(トレーニングルーム等)の充実を図る。
【想定される利活用イメージ】
全天候型のトラック・フィールド
屋根付きの全天候型走路
トイレ・多目的トイレ、ユニバーサルデザインを取り入れた施設
大会・合宿規模にあったシャワー室、更衣室
合宿・大会等で利用できる会議室、ミーティングルーム
適切な規模の器具庫
サブグラウンド
現在分けられているゲートボール場と多目的広場を統合して、日常は、グラウンド ゴルフやゲートボール場として活用し、少年サッカーの練習や大会利用ができるよ うに機能向上する。
また、メイングラウンドの補助的役割も担うものとし、陸上やサッカーの大会時の アップ場としての活用や、陸上の投てき種目の練習エリアとして、利用できる空間 を確保する。
【想定される利活用イメージ】
グラウンドゴルフ・ゲートボール大会の開催、練習場としての利用
少年サッカーの練習場と大会開催
陸上大会のアップや投てき種目の練習場
ウォーキング・ジョギングコース
みんながいつでも気軽に利用でき、健康増進、体力づくりのためのウォーキング、ジ ョギングができるコースを充実させる。沿道には健康遊具を配置する。スポーツ前の ウォームアップの場所としても使用できるよう身体への負担軽減を行う。
【想定される機能強化イメージ】
身体にやさしい舗装材料の選定
外灯の設置
健康遊具の配置
駐車場
体育施設への動線に配慮した駐車場配置を実現し、各施設利用が安全に行えるよう 歩行者と車両の動線を分離する。
【想定される改善イメージ】
駐車場の集約配置
駐車場台数の増加
歩行者動線との分離
障がい者駐車場と陸上競技場の連続化
公園施設
既存遊具は、現在の位置で利用ができるようにしつつ、総合公園全体に拠点を分散 させ、全体として利活用されるようにする。
もとの駐車場は、緑地化し、拠点として活用する。
【想定される改善イメージ】
総合公園全体の緑地化を実現
中央部の公園広場の有効活用
各広場との連携強化
6.2 基本構想(図)
駐車場収容台数 150~180 台 ウォーキング・ランニングコース
外周距離➟1.1Km
6.3 想定される施設活用
機能強化より豊見城総合公園の利用が拡大することが想定される。
具体的な利活用イメージを以下に示す。
表 6-1 施設利用の具体的イメージ
エリア アスリート 一般市民利用 その他
陸上 競技 場
トップアスリートの合宿利用 特徴のある設備を目的に
・大会前の事前合宿
・始動時の合宿
・競技力向上の合宿 として利用
特徴ある設備としては、
坂道走路、砂場走路 高質な走路舗装 フィールド競技の大会
雨天時も使えるトラック(全天候)
⇒利用制限が減り利便性が高まる。
トレーニングルームの設置
⇒トレーニング利用者の利用拡大 シャワー室、更衣室の設置
⇒気軽に利用しやすくなる
利用機会の増大、スポーツ後に予定 があっても着替えが可能
グラウンドゴル フは、サブグラ ウンドと連携し て現状の大会規 模を確保 日常は、サブグ ラウンドを活用
サ ブグ ラウ ン ド
合宿中の投てき練習場
⇒気兼ねせずに投てきの練習 同じ競技場での練習が可能 少年サッカーの試合
大会時にアップで利用
※メイングランドと一体で利用す るようになる
ゲートボールの練習、大会 グラウンドゴルフの練習、大会 ウォーキング
ボールを使った遊び
(ドッジボール、キャッチボール など)
遠足で来た子供 たちが大きな広 場で遊ぶ
かけっこ 自由に遊べる ねころがる
ウ ォー キン グ ジョ ギン グコ ース
ウォーミングアップに利用 クールダウンに利用
周回コースとして利用
周回コースのポイントに健康遊具 を設置(健康遊具を連携させる)
⇒休憩、健康増進ポイントとして利 用
※子供用遊具を設置し、親子等と一 緒に利用することも想定
公 園施 設・ 駐 車場
駐車場が陸上競技場入口に近接す るため、トップ選手のセキュリテ ィの向上
障がいを持った競技者の駐車スペ ースを確保(入口付近に確保)
駐車場から競技施設までアクセス が近くなる(近くに止められる) 車の動線と歩行者の動線が分けら れ安全性が高まる
園 路 ( ウ ォ ー キ ン グ コ ー ス ) と 健康遊具の一体 配置により公園 全体を利用促進 敷地利用が効率 的となる
6.4 整備優先順位について
豊見城総合公園は、現在利用されている施設であるため、できるだけ利用制限を行わない ように整備を実施する必要がある。また、機能向上のための工事中でも、代替できる場所を 確保しながら整備を進めるものとする。
なお、本構想の推進にあたっては、2020年東京オリンピック・パラリンピックの事前合 宿地としてトップアスリートの招聘を想定していることも鑑み、陸上競技場の機能の充実お よびそれに付随する施設の機能強化を優先するものとする。
ジョギングコースやサブグラウンドの機能強化は、段階的に整備をするものとし、陸上競 技場の整備の進捗状況を踏まえながら、整備を進めるものとする。