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豊かな地域資源を生かした“いきいき産業のまちづくり”

第3章  新しいまちづくりの基本指標

第6節  豊かな地域資源を生かした“いきいき産業のまちづくり”

後期基本計画戦略プラン

※本市の国勢調査による人口の推移では、減少幅が徐々に大きくなってきています。この減少傾向は、

特別な増加要因がない限り将来にわたり続いていくことが予想されます。過去の国勢調査結果をもと にした平成29年度における将来予測人口は 58,489人で、総合振興計画策定時(平成20年度)の 予測59,350人と比較しても、さらに減少傾向が早まるものと見込まれます。

「少子高齢化に対応し、まちに活気をもたら すような積極策が必要であり、そのために市 民のネットワークを強めて全市的に対応して いくことが必要である。」(まちづくり懇談会)

<後期基本計画における3つの戦略プラン>の重点的推進

本市人口の減少 人口減少社会の本格化

活力の低下が懸念される

本市の優れた立地環境や豊 かな地域資源を最大限に生 かす取り組みを推進する。

本市の子育て支援施策や助成 制度、就学環境、通勤環境等 を広く周知し、本市を定住の 場所に選んでもらう。

再雇用された団塊世代の退 職等や田舎暮らし志向の高 まりを活用する。

■定住促進に向けて

 市一体となって特に重点的に取り組む「後期基本計画戦略プラン」として3つの戦略プランを設定 します。後期基本計画における基本目標と基本施策項目はいわば「縦割り的」なものですが、「後期 基本計画戦略プラン」は、基本目標と基本施策項目を横断的につなぐ、まちの仕組みづくりであり、

これにより施策推進の相乗効果を高めるものとして掲げます。

 限られた財源のなかで、今後5年間において優先的かつ重点的にプランに取り組むこととします。

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後期基本計

画 ● 

第1章

後期基本計画戦略プラン

各担当課は横断 的に連携して施 策の相乗効果を 高める

各施策と成果指標 人口減少・少子化

克服プラン

人が集まるまちの 再興プラン

市民の力を結集 するプラン

2

1

3

後期基本計画戦略プラン 7つの分野別施策

施策の流れ

市民との協働で施策の効果を 高め、定住を促進する

第1節から第7節まで

施策の推進 ( 各担当課 )

後 期 基 本 計 画 に お け る 3 つ の 戦 略 プ ラ ン

人口減少・少子化克服プラン 人が集まるまちの再興プラン 市民の力を結集するプラン

1 2 3

● 後期基本計画戦略プランと7つの分野別施策の関係 ●

後期基本計

画 ● 

第1章

後期基本計画戦略プラン

 平成22年の国勢調査における本市の年齢3区分別人口は、15歳未満の年少人口8,063人、15歳か ら64歳の生産年齢人口36,980人、65歳以上の高齢者人口17,472人で、平成17年の結果からさらに、

少子高齢化と人口減少が進んでいます。

 これによる生産年齢人口の減少は、担税力のある層の減少につながり、時としてまちの活力を失う ことにもつながります。そこで、本市で子どもを産み育てたいと考える親の増加を図るための支援制 度として、保育・教育環境の整備、保育・教育相談の充実、医療費の支援、就学の援助、働く親のた めの子育てについての相談、女性の就業機会の拡充などの施策のさらなる充実に努めます。

 以下の施策に重点的かつ横断的に取り組みます。

(1)教育環境の充実

 ① 食育の推進

 ② 小、中学校、幼稚園施設の充実(校舎、園舎等の改修)

 ③ 子どもの豊かな人間性の育成(子ども読書活動の推進)

 ④ 子どもを持つ親が安心して働くことのできる環境整備(放課後児童クラブの充実・子ども子育 て支援法への対応)

 ⑤ 障がいのある子どもへの支援の充実 

(2)多様な子育てサービスの提供

 ① 多様な保育の実施(延長、乳児、一時預かり、休日、病児・病後児保育の実施)

 ② 支援制度の充実(ファミリー・サポート・センター事業、地域子育て支援拠点事業、認可外保 育所の支援、子育てホームヘルプ事業の支援)

 ③ 育児等への不安・負担の軽減(子ども医療費助成の継続、不妊治療への支援)

 ④ 保育所施設の充実(保育所施設の改修等)

1 人口減少・少子化克服プラン

〈人口推移〉

(単位:人)

項目

年 平成17年 平成22年 増減

総人口 65,226 62,690 ▲2,536

年少人口

(15歳未満) 9,005 8,063 ▲942

生産年齢人口

(15〜64歳) 39,296 36,980 ▲2,316

高齢者人口

(65歳以上) 16,893 17,472 579

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後期基本計

画 ● 

第1章

後期基本計画戦略プラン

(3)母子保健・医療の充実

 ① 健康診査受診率の向上(妊婦健診、乳幼児健診の実施等)

 ② 予防接種の充実(法定外予防接種への支援)

 ③ 乳幼児への健康指導の充実(こんにちは赤ちゃん事業の継続、育児相談の充実)

 これら定住促進を図るための施策を有機的に連携させて、人口減少と少子化に歯止めをかける取り 組みを強力に推進します。

2 人が集まるまちの再興プラン

 本市は四国のほぼ中央に位置し、流通の要衝として栄えてきた歴史があります。道路も中心市街地 から西讃の各地域に放射状に延びていたため、明治時代以降、官公庁が集積してきた経緯があります。

こうしたまちの個性を生かすため、道路等のインフラ整備の推進や雇用の拡大、イベント等の開催に よる人のにぎわいを創出することが必要です。

 また、市内や近隣市町の賃貸住宅に生活する若い夫婦に本市を定住の地として選んでもらうため、

本市の持つ魅力を発信する施策が必要です。

 そのため、市民が安心して暮らすことができるインフラ環境をはじめ、本市で働きたいと考える人 を増加させるため、企業誘致の推進や農林水産業を基軸にした就労の場の確保、後継者の育成、新規 就農者の受け入れを進める必要があります。

 以下の施策に重点的かつ横断的に取り組みます。

(1)災害に強い公共施設の整備

 ① 公共施設の耐震化(幼稚園、保育所、公民館、上下水道施設などの耐震化)

 ② 飲料水兼用耐震性貯水槽の整備(統合小学校、新庁舎)

 ③ 津波・高潮対策の推進(室本港、観音寺港、豊浜港、伊吹漁港、花稲漁港、箕浦漁港の整備)

 ④ 排水対策の推進(室本港、常磐地区排水路)

(2)減災対策の充実

 ① 民間住宅耐震化の促進(民間住宅の耐震診断及び耐震改修への支援)

 ② 災害・避難情報等の伝達システムの整備(同報系デジタル無線の整備等)

 ③ 自主防災組織の育成(自主防災訓練の推進等)

 ④ 災害時における業務の継続性の確保(業務継続計画の見直し)

 ⑤ 災害対応能力の向上(防災訓練の実施及び市民参加)

後期基本計

画 ● 

第1章

後期基本計画戦略プラン

 ③ 三豊総合病院及び三観広域消防の支援  ④ 消防ポンプ車及び消防屯所の整備

(4)交通安全・防犯対策の強化

 ① 交通安全・防犯意識の高揚(交通安全教室等の実施、地域安全活動の促進)

 ② 消費者保護対策の充実(消費生活相談の実施)

 ③ 通学路の安全性の確保(青色防犯パトロールの推進、歩道等の整備)

 ④ 国道11号4車線化の推進

(5)にぎわいの創出

 ① 新市民会館を核とした中心市街地の人の流れの形成(中央七間橋線の改築、市道駅通り池之尻 線の交差点改良、公衆便所の整備)

 ② 新市民会館の管理・運営(イベント等の誘致)

 ③ 商店街等におけるイベントの推進

(6)産業の振興と雇用の創出

 ① 企業誘致(情報交換、優遇制度の周知)

 ② 企業の体質改善(相談体制の充実、融資制度の周知と利用促進)

 ③ 特産物のブランド化の推進(伊吹いりこのPR、観音寺・伊吹いりこ普及推進協議会の支援)

 ④ トップセールスによる特産物のPR(いりこ・レタス・ナシ加工品等)

 ⑤ 農業の振興(新規就農者の受け入れ支援、農業用機械の導入支援等)

(7)地域資源を生かした交流・観光の振興

 ① 地域資源を生かした観光振興(まち歩きルートの提案、体験型交流の推進)

 ② 瀬戸内国際芸術祭との連携(伊吹島のPRと市内イベントの実施)

 ③ 各種交流イベントの開催(日本学生トライアスロン選手権観音寺大会等)

 ④ 四国まんなか交流協議会の推進(徳島県三好市、愛媛県四国中央市との観光連携、市民交流)

 具体的には、災害等に強くにぎわいの創出につながるインフラの整備と安全で安心して暮らすこと のできる環境づくりを進めます。また、本市特産物のブランド化、6次産業化やコミュニティ・ビジ ネスの開拓をはじめ新規起業の支援の強化を図ります。

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後期基本計

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第1章

後期基本計画戦略プラン

3 市民の力を結集するプラン

 地域によっては機能の低下が見られるコミュニティの運営は、その維持・活動の衰退が危惧されて います。また、地域で高齢者や障がい者を支援するサービスの提供とボランティア活動、NPO活動、

生涯学習活動、まちづくり・地域づくり活動、地域福祉活動、子どもの健全育成活動など、公共サー ビス全てを行政が担うのには限界があるため、市民の様々な活動が自由な発想のもとに行われるよう 総合的な支援体制が必要となります。そこで、公共的サービスの提供を新たに担うことができる様々 な主体の育成を図る必要があります。

 また、人口減少社会に対する共通理解のもと、本市に住みたい・住み続けたいと考える人を増加さ せるために、定住促進施策(民間による優良住宅の開発、空き家情報の提供、新規住宅建設への税 制面等での支援、大都市向けU・J・Iターンの情報発信、二地域居住の促進と支援など)が重要 ですが、移住者及び受け入れる側の市民のニーズに沿ったきめ細かなフォローができる体制を市民、

NPO及び行政がそれぞれの役割を担って自主的に進めていく必要があります。

 これら市民の力を結集することにより、定住人口を増加させるための施策を進めていかなければな りません。

 以下の施策に重点的かつ横断的に取り組みます。

(1)市民と市の協働

 ① 自治基本条例の制定(市民、行政等の役割の明確化)

 ② コミュニティの運営(支援体制の確立、維持・活動の活性化)

(2)新しい公共(担い手)の育成及び仕組みづくり

 ① NPOやコミュニティ・ビジネスの育成(立ち上げ・活動支援)

(3)総合的な支援体制を確立

 ① 地域ぐるみでの高齢者や障がい者への支援(サービスの提供・仕組みづくり)

 ② 活動を支援・コーディネートする施策ごとの窓口を設置

(4)定住(移住)者への支援

 ① 空き家バンクの運営(物件情報の提供・宅建業者との連携)

 ② 空き家めぐりと観音寺魅力体験事業の実施(NPOとの連携)

 ③ 新規住宅建設への補助(宅建業者による制度周知)

 ④ 地域での暮らし支援(移住者へのフォローができる体制の整備)

後期基本計

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第1章

後期基本計画戦略プラン

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