第1条(用語の定義)
この特約において、次の用語の意味は、それぞれ次の定義によります。
用 語 定 義
医学的他覚所
見 理学的検査、神経学的検査、臨床検査、画像検査等 により認められる異常所見をいいます。
記名被保険者 普通保険約款賠償責任条項第1条(用語の定義)に 規定する記名被保険者をいいます。
後遺障害 治療の効果が医学上期待できない状態であって、被 保険者の身体に残された症状が将来においても回復で きない機能の重大な障害に至ったものまたは身体の一 部の欠損をいいます。
財物の損壊 被保険者が所有、使用または管理する財物が滅失、
破損もしくは汚損または盗取されることをいい、詐取 を含みません。
自動車 原動機付自転車を含みます。
自動車取扱業
者 自動車修理業、駐車場業、給油業、洗車業、自動車 販売業、陸送業、運転代行業等自動車を取り扱うこと を業としている者をいい、これらの者の使用人、およ びこれらの者が法人である場合はその理事、取締役ま たは法人の業務を執行するその他の機関を含みます。
身体の障害 被保険者が身体に傷害または疾病を被ることをいい ます。
損害賠償請求 賠償義務者に対する被害事故にかかわる法律上の損 害賠償請求をいいます。
他の保険契約
等 この保険契約の全部または一部に対して支払責任が 同じである他の保険契約または共済契約をいいます。
配偶者 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の 事情にあるものを含みます。
賠償義務者 被保険者が被る被害にかかわる損害賠償請求を受け る者をいいます。
被害 身体の障害および財物の損壊をいいます。ただし、
同一の原因から生じた一連の被害は、一つの被害とみ なし、最初の被害が発生した時にすべての被害が発生 したものとみなします。
被害事故 被保険者が偶然な事故により被害を被ることをいい ます。
被保険自動車 保険証券記載の自動車をいいます。
弁護士費用 弁護士報酬、訴訟費用、仲裁、和解もしくは調停に 要した費用をいいます。ただし、法律相談費用を除き ます。
法律相談 弁護士法(昭和24年法律第205号)第3条(弁護士 の職務)に規定する「その他一般の法律事務」に該当 する業務をいい、口頭による鑑定、電話による相談を 含みます。なお、訴訟事件、非訴事件および審査請求、
異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事 件に関する行為、書面による鑑定、法律関係の調査、
書類作成、法律事務の執行等を除きます。
法律相談費用 法律相談の対価として弁護士に支払われるべき費用 をいいます。なお、書面による鑑定料、着手金、報酬金、
手数料、顧問料および日当を除きます。
保険期間 保険証券記載の保険期間をいいます。
保険金 弁護士費用保険金および法律相談費用保険金をいい ます。
保険金請求権
者 被害を被った被保険者をいい、被保険者が死亡した 場合は、その法定相続人とします。
未婚 これまでに婚姻暦がないことをいいます。
第2条(この特約の適用条件)
この特約は記名被保険者が個人であって、かつ、保険証券にこの特 約を適用する旨記載されているときに適用されます。
第3条(保険金を支払う場合)
(1)当会社は、被保険者が偶然な事故により被害を被ることによっ て、保険金請求権者が、損害賠償請求を弁護士に委任する場合は、
それによって当会社の同意を得て支出した費用を負担することによ り被る損害に対して、この特約に従い、弁護士費用保険金を保険金 請求権者に支払います。
(2)当会社は、被害事故によって、保険金請求権者が、被害事故に かかわる法律相談を行う場合は、それによって当会社の同意を得て 支出した法律相談費用を負担することによって被る損害に対して、
この特約に従い、法律相談費用保険金を保険金請求権者に支払いま
(3)当会社は、(1)および(2)に規定する費用のうち普通保険す。
約款賠償責任条項において支払われるものがある場合には、その費 用に対しては保険金を支払いません。
(4)当会社は、被害が保険期間中に生じ、かつ、保険金請求権者が その被害に対する損害賠償請求または法律相談を被害の発生日から その日を含めて3年以内に行った場合に限り、保険金を支払います。
第4条(保険金を支払わない場合-その1)
当会社は、次のいずれかに該当する事由によって被害事故が発生し
た場合は、保険金を支払いません。
① 戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その 他これらに類似の事変または暴動(注1)
② 地震もしくは噴火またはこれらによる津波
③ 台風、洪水または高潮
④ 核燃料物質(注2)もしくは核燃料物質(注2)によって汚染 された物(注3)の放射性、爆発性その他有害な特性の作用また はこれらの特性に起因する事故
⑤ ④に規定した以外の放射線照射または放射能汚染
⑥ ①から⑤までの事由に随伴して生じた事故またはこれらに伴う 秩序の混乱に基づいて生じた事故
⑦ 差押え、収用、没収、破壊など国または公共団体の公権力の行
⑧ 被保険者に対する刑の執行使
(注1)群衆または多数の者の集団の行動によって、全国または一 部の地区において著しく平穏が害され、治安維持上重大な事態 と認められる状態をいいます。
(注2)使用済燃料を含みます。
(注3)原子核分裂生成物を含みます。
第5条(保険金を支払わない場合-その2)
(1)当会社は、次のいずれかに該当する被害事故が発生した場合は、
保険金を支払いません。
① 被保険者の故意または重大な過失によって発生した被害事故
② 被保険者が法令に定められた運転資格を持たないで自動車を運 転している場合、酒に酔った状態(注1)で自動車を運転してい る場合、または麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等の影 響により正常な運転ができないおそれがある状態で自動車を運転 している場合に発生した被害事故
③ 被保険者が、自動車の使用について、正当な権利を有する者の 承諾を得ないで自動車に搭乗中に発生した被害事故
④ 被保険者の闘争行為、自殺行為または犯罪行為によって発生し た被害事故
⑤ 被保険者の父母、配偶者または子の運転する相手自動車によっ て発生した被害事故
⑥ 自動車検査証に事業用と記載されている自動車を被保険者が運 転している場合に発生した被害事故
⑦ 被保険自動車もしくは被保険者が搭乗中の被保険自動車以外の 自動車を競技、曲技(注2)もしくは試験のために使用すること、
または被保険自動車もしくは被保険者が搭乗中の被保険自動車以 外の自動車を競技、曲技もしくは試験を行うことを目的とする場 所において使用(注3)することによって発生した被害事故
⑧ 被保険自動車もしくは被保険自動車が搭乗中の被保険自動車以 外の自動車に危険物(注4)を業務(注5)として積載すること、
または被保険自動車もしくは被保険者が搭乗中の被保険自動車以 外の自動車が、危険物(注4)を業務(注5)として積載した被 牽け ん引自動車を牽け ん引することによって発生した被害事故
⑨ 被保険者または被保険者の使用者の業務の用に供される財物
(注6)および業務に関連して受託した財物について生じた被害
(注1)道路交通法(昭和35年法律第105号)第65条(酒気帯び運事故 転等の禁止)第1項に定める酒気帯び運転もしくはこれに相当 する状態をいいます。
(注2)競技または曲技のための練習を含みます。
(注3)救急、消防、事故処理、補修、清掃等のための使用を除きます。
(注4)道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)第1 条(用語の定義)に定める高圧ガス、火薬類もしくは危険物、
道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(平成14年国土交 通省告示第619号)第2条(定義)に定める可燃物、または毒 物及び劇物取締法(昭和25年法律第303号)第2条(定義)に 定める毒物もしくは劇物をいいます。
(注5)家事を除きます。
(注6)被保険自動車を除きます。
(2)当会社は、次のいずれかに該当する身体の障害または財物の損 壊が発生した場合は、保険金を支払いません。
① 被保険者が麻薬、大麻、あへん、覚せい剤またはシンナー等の 影響を受けているおそれがある状態で発生した身体の障害または 財物の損壊
② 液体、気体(注1)もしくは固体の排出、流出もしくは逸い っ出に より生じた身体の障害または財物の損壊。ただし、不測かつ突発 的な事由による場合を除きます。
③ 財物の欠陥、自然の消耗もしくは劣化または性質による変色、
変質、さび、かび、腐敗、腐食、浸食、ひび割れ、はがれ、肌落 ちその他類似の事由を理由とする財物の損壊
④ 被保険者が違法に所有・占有する財物の損壊
⑤ 労働災害により生じた身体の障害。ただし、被保険自動車の正 規の乗車装置またはその装置のある室内に搭乗中に生じた事故に よる身体の障害を除きます。
⑥ 被保険者が次の行為(注2)を受けたことによって生じた身体 の障害ア.診療、診察、検査、診断、治療、看護または疾病の予防 イ.医薬品または医療用具等の調剤、調整、鑑定、販売、授与ま
たは授与の指示 ウ.身体の整形
エ.あんま、マッサージ、指圧、はり、きゅうまたは柔道整復等
⑦ 石綿もしくは石綿を含む製品が有する発ガン性その他の有毒な 特性または石綿の代替物質もしくはその代替物質を含む製品が有 する発ガン性その他の石綿と同種の有害な特性に起因する身体の 障害または財物の損壊
⑧ 外因性内分泌攪乱化学物質の有害な特性に起因する身体の障害 または財物の損壊
⑨ 電磁波障害に起因する身体の障害
⑩ 騒音、振動、悪臭、日照不足その他これらに類する事由に起因 する身体の障害または財物の損壊
⑪ 保険期間の開始日(注3)より前に被保険者が被害の発生を予 見した(注4)身体の障害または財物の損壊
(注1)煙、蒸気、じんあい等を含みます。
(注2)不作為を含みます。
(注3)この特約が保険期間の中途で付帯された場合は、その付帯 された日をいいます。
(注4)予見していたと判断できる合理的な理由がある場合を含み ます。
第6条(保険金を支払わない場合-その3)
(1)当会社は、次のいずれかに該当する者が賠償義務者である場合 は、これらの者に対する法律上の損害賠償請求を弁護士に委任した ことにより生じた費用に対しては、保険金を支払いません。
① 被保険者の父母、配偶者または子
② 被保険者の使用者。ただし、被保険者がその使用者の業務(注)
に従事している場合に限ります。