青森県十和田警察署協議会 1 協議会の積極的な活動
平成15年4月、放火事件が連続発生している十和田市内住宅街を視察した。視察 結果を受けて、協議会から市や関係機関に防犯灯の設置を働きかけ、10月までに、
住宅街や小学校の登下校路などに防犯灯や街路灯8基が設置された。
鳥取県鳥取警察署協議会 2 協議会と警察の協働
平成15年6月の協議会で、鳥取警察署管内では罰則強化にもかかわらず、飲酒運 転が増加していることが話題となり、委員から 「コンビニエンスストアでの深夜の酒 、 類販売が原因のひとつではないか」との意見が出た。これを受けて、9月、委員と警 察署員が管内のコンビニエンスストアを訪問し、飲酒運転防止のポスターを手渡して 来店者への呼びかけを依頼した。
神奈川県座間警察署協議会 3 警察署が施策を実施
平成15年4月の協議会で、委員から 「携帯電話からの110番が増加しているの 、 で、通報の際に、目立つ建物がない田園地帯でもすぐに場所が分かるよう、街路灯や 標識に住所を表示してはどうか」との意見が出た。これを受けて、座間警察署では、
現地を調査し、関係機関の協力を得て約20箇所の街路灯などに住所を表示するシー ルを貼付した。
兵庫県警察本部 4 積極的な広報活動
平成15年7月、兵庫県警察が放映するテレビ番組「こんにちは県警です」で 「ご 、 存じですか?あなたの街の警察署協議会」と題して協議会を取り上げた。番組の内容 は、県下の警察署協議会の活動状況や協議会委員に対するインタビューなどである。
埼玉県加須警察署協議会 5 関係機関との連携
「 」 、
警察署長からの 安全で安心して暮らせる街づくり 推進施策に関する諮問に対し
「警ら活動の強化に加え、住民の自主的な防犯意識を醸成させる意味合いから、既存
、 、 」
の防犯組織の活性化 消防団や関係機関との連携等 地域の特性に合った施策が必要 との提言を行った。これを受けて、加須警察署は関係機関と協議を行い、平成15年 6月、加須警察署と加須市消防団とが相互支援協定を締結し、合同でパトロールを行 うようになった。
三重県桑名警察署協議会 6 市への働きかけが結実
桑名警察署と共同して市に犯罪防止や少年非行防止を働きかけたところ、平成15 年3月、市議会で「桑名市民の生活安全の推進に関する条例」が制定されたほか、平 成15年度から、新たに結成された防犯パトロール隊により夜間を含めた市内パトロ ールが行われるようになった。
警視庁石神井警察署協議会 7 住民への防犯情報提供
平成14年10月及び12月の協議会で、警察署長からの防犯情報提供に関する諮 問に対し 「タイムリーな防犯情報提供」や「交通事故多発場所の周知」などを求める 、 答申を行った。これを受けて石神井警察署は、平成15年2月より、防犯情報などを
「 」 、 、
掲載した 交番ニュースライナー の発行を開始し 管内で事件事故が発生した都度
その翌日までには地域住民に情報を提供している。また、その後も「交番ニュースラ
イナー」の反響、有効性について協議会に諮問している。
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福島県猪苗代警察署協議会 8 自主防犯活動の促進
平成15年7月の協議会で、委員から 「スキーシーズンになるとスキー場で窃盗事 、 件が多発する。スキー場と連携した予防活動が必要 」との意見が出た。これを受けて 。 猪苗代警察署は、管内のスキー場などに働きかけ、警察署とスキー場が連携して盗難 被害の防止に取り組むこととなった。平成16年2月には、警察署にスキー場関係者 を集めて「窃盗対策会議」を開催し、検討の結果、スキー場従業員による巡回などの 防犯対策が実施されるようになった。
福岡県戸畑警察署協議会 9 総合的な街頭犯罪対策の推進
平成15年2月の協議会で、住民の防犯意識向上のための対策が要望がされた。こ れを受けて、6月、消防、消防団、郵便局が一体となって積極的な犯罪情報の交換を 行う「あんぜんあんしんネットワークとばた」が結成され 「安全で安心して暮らせる 、 戸畑区」を実現することを目指し、街頭犯罪の総合的な対策に取り組んでいる。
愛知県警察本部 10 協議会活動等を県下に紹介
平成15年12月から、県下の警察署協議会の運営状況や、活動事例、警察署の取 組みなどを取りまとめた「警察署協議会ニュース」を発行している。ニュースは警察 署協議会委員に配布されるほか、県警のホームページにも掲載され、協議会の活動に 生かされている。
山口県平生警察署協議会 11 積極的な情報交換
平成15年6月、協議会委員と警察署との情報交換のため、電子メールによる「平 生警察署協議会ネットワーク」を構築した。平生警察署では、これを「犯罪抑止情報
」 、 「 」
ネットワーク へと拡大し 10月からネットワークを利用して 安全安心ニュース
を配信し、自治体や地域住民に身近な犯罪・交通事故の発生状況などの情報を提供し
ている。
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行政課題 警察改革の推進
評価の対象とする施策の名称 第2 「国民のための警察」の確立
2 国民の身近な不安を解消するための警察活動の 強化−a
1 政 策 の 内 容
空き交番の解消、駐在所の再評価及びパトロールの強化
国民は安心して暮らせる社会の実現を求めているところ、国民の身近 にあって制服で行われる地域警察官によるパトロールを強化することな どによって国民の犯罪に対する不安感を軽減することにより、警察に対 する国民の信頼確保を図る。
2 実施事項
(1) 国民の身近な不安を解消するためのパトロールの強化等について(通達)
平成13年8月10日警察庁丙地発第35号 により 都道府県警察に対し 国
( ) 、 、「
」 、 民の身近な不安を解消するためのパトロールの強化等に関する指針 を示し パトロールの強化に最優先で取り組むよう指示。
( 2 ) 治 安 情 勢 に 対 応 し た 交 番 機 能 の 強 化 に つ い て ( 通 達 (平成15年12月25日) 警察庁丙地発第37号丙人発第424号)により、都道府県警察に対し、交番勤 務員の増配置、交番の配置見直しを行うことにより交番勤務員の不在が常態 化している「空き交番」を解消するとともに、交番相談員や警ら用無線自動 車の活用により交番に対する支援機能を充実させ、交番機能の強化を図るよ う 指 示 。
(3)警察庁指定広域技能指導官(注)(職務質問)の指定
極めて卓越した職務質問技能をもつ地域警察官3人を新たに広域技能指導 官に指定し、既に指定されている3人に加え合計6人体制に増強し、都道府 県警察の枠組みにとらわれることなく、より多くの地域警察官に対する指導 をさせることができるようになり、地域警察部門全体の職務執行能力向上が 図られた。
(注)警察庁指定広域技能指導官
極めて卓越した専門的な技能又は知識を有する警察職員を警察庁指定広域技能指導 官として警察庁長官が指定することにより、警察全体の財産として都道府県警察の枠 組みにとらわれずこれらの者の広域活用を図っている。
(4)地方警察官の増員
平成15年度において、交番の機能を強化するための体制を確立するための 要員として、地方警察官を増員。
(5)警ら用無線自動車等の増強
平成15年度において、広域、スピード化する犯罪に迅速、的確に対応する ため、警ら用無線自動車130台を増強。また、交番勤務員が、交番の管内及び その周辺をより効果的、効率的にパトロールすることができるようにするた め、小型警ら車189台を増強。
3 推進状況
(1) 交番の警察官配置状況
ア 一交番当たりの平均配置人員
平成15年4月1日現在における一交番当たりの警察官の平均配置人員は 6.7人であり、平成14年4月1日現在に比べ0.1人増加した。
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平成15年4月1日現在、交番勤務員数は4万3,860人で、平成14年4月1 日現在に比べ496人(1.1%)増加したが、他方で、交番数も、平成14年4月 1日現在に比べ28所(0.4%)増加した。
11年 12年 13年 14年 15年 配置人員 6.8 6.6 6.6 6.6 6.7 交番勤務員数 44,141 43,146 43,069 43,364 43,860
交 番 数 6,487 6,502 6,513 6,528 6,556 イ 空き交番になる可能性の高い交番(注)数及びその割合
平成15年4月1日現在における空き交番になる可能性の高い交番数は 2,435所で、全交番数に占める割合は37.1%である。平成14年4月1日現在 に比べ125所、2.1ポイント減少した。
12年 13年 14年 15年 全交番数 6,502 6,513 6,528 6,556
2,499 2,454 2,560 2,435 空き交番になる可能性の高い交番数
38.4% 37.7% 39.2% 37.1%
全交番数に占める割合
(注)空き交番になる可能性の高い交番
配置人員5人以下(四交替制で運用している警視庁の交番については、7人以下)
の交番をいう。配置人員5人以下(7人以下)の交番では、三(四)交替制で運用し た場合に、一当務の警察官の配置人員が0人又は1人になることがあり、一当務の警 察官の配置人員が1人の場合、当該警察官がパトロール等を行っているときには、交 番に警察官が不在となる。
の配置箇所数
(2) 交番相談員(注)
平成15年12月末現在、2,280人の交番相談員を2,270か所に配置している。
配置箇所数は、平成14年12月末現在に比べ、92か所(4.2%)増加した。
11年 12年 13年 14年 15年 配置箇所数 1,480 1,824 2,090 2,178 2,270
(注)交番相談員
警察官がパトロール等の所外活動中でも交番を訪れた住民に対応できるように、都 市部の主要な交番に警察官OB等を配置しているもの。地理案内、遺失・拾得届の受 理、自転車盗等の被害届の取扱い等を行っている。
(3) 駐在所の再評価に関し都道府県警察の講じている施策
○ 長期間駐在所に勤務した職員及びその配偶者に対する表彰
○ 警察本部長による駐在所督励
○ 駐在所勤務員に対する昇任試験優遇措置、人事異動優遇措置
○ 駐在所への防犯機器(緊急通報装置、来客センサー等)の設置
○ 駐在所勤務員の配偶者に対する研修会の実施及び駐在所における対応要 領の配付
(4) 地域警察官のパトロール強化 ア 地域警察官による刑法犯検挙人員
平成15年中における地域警察官による刑法犯検挙人員は30万7,228人で、
平成14年中に比べ3万7,727人(14.0%)増加した。
平成15年中における刑法犯検挙人員のうち、80.9%が地域警察官によるも のであった
11年 12年 13年 14年 15年 315,355 309,649 325,292 347,558 379,602 刑法犯検挙人員
248,111 232,481 246,672 269,501 307,228 うち 地域検挙