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1.市勢概要等からみた課題

(1)市の特徴を踏まえた公共施設のあり方

①現状

○宮古島市は、周りを海で囲まれた離島で、島外(圏域)への渡航手段は、航空機となります。

○宮古島内には、協栄バス・八千代バス・協和バスの3つのバス会社があります。八千代バスは池間島方 面、協栄バスは宮古島内のそれ以外の方面、協和バスは旧伊良部町全域をカバーしていますが、共通の バスターミナルはなく、それぞれのバス会社のターミナルも市街地(西里通り)からは少し離れたとこ ろにあります。

②課題

○主に地区住民が利用する施設と島民全体での利用が想定される施設と区分し、それぞれの特性に合 わせた公共建築物の集約、統廃合の検討が必要です。

○公共建築物の集約、統廃合を検討する際に地形的な条件を踏まえた利用者の利便性を考慮する必要

があります。

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(2)少子高齢化と将来的な人口減少を踏まえた公共施設のあり方

①現状

○宮古島市は、年々人口減少が続いており少子高齢化の傾向ですが、逆に世帯数は年々増加傾向にあり ます。このことから1世帯あたりの人員は減少傾向にあることが分かり、核家族化が進んでいる状態 といえます。

○人口動態では、過去 10 年間変動しながらも人口は減少している状況です。特に、社会動態において減 少が大きい状況です。

○宮古島市の人口は、経年的に減少傾向にあり、全国的にも人口減少が進むと予測されている中、宮古 島市においても社人研推計では 2060 年(平成 72 年)の総人口は、33,700 人まで減少することが予測 されています。

②課題

○人口の減少は、少子・高齢化が進み生産年齢人口が少なくなる状況を生み出し、税収減少など財政面 への影響が懸念されます。

○将来的に少子化に伴う学校施設の余剰発生や地域住民の高齢化に伴うコミュニティ活動の低下の可 能性などが考えられ、人口構成の変化に伴う市民ニーズの変化に対応した公共施設サービスを検討 する必要があります。

〇今後は社会減対策と自然減対策の2つの基本的方向に基づき、積極的な施策を展開していくことに

より、人口の減少幅を抑制し、2040 年(平成 52 年)における人口を概ね 52,000 人としていくこと

を目標とします。

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(3)厳しい財政を踏まえた公共施設のあり方

①現状

○2011 年度(平成 23 年度)より取組んでいる公会計(基準モデル:複式簿記)上では、資産の中の金 融資産は増加の傾向がありますが割合としては、8.0%と全国平均の 10%を下回っている状況です。

つまり、手持ちの金融資産が少ない状況です。

○地方債は少しずつではありますが減少しています。しかし、元々資金力がないため今後の固定資産更 新や新規建設時の負担を地方債発行に頼るしかない状況にあります。

○また、財源調達に補助金等の割合が 75%であり、国や県の補助金への依存度の高い財政運営になって います。

○基礎的財政収支(プライマリーバランス)は毎年黒字で推移しています。これは、地方債に頼らない 財政運営を示しており良い傾向と言えるでしょう。しかし、現在は普通交付税の合併算定替により、

多く交付されている状況であるため、いずれ国・県からの交付金や補助金が減額になったら地方債発 行額が増加し、手元資金を圧迫していくものと考えられます。

②課題

○県や国の補助金に頼らない自己財源確保が将来的には大きな問題となります。また、基金等での積 立に減価償却等の金額を積み立てる仕組み作りが必要です。それに伴い、公共施設の縮小化を進め ていく必要があります。

○現在、国庫補助金等で財源を確保し、建設等を進めている状況ですが、将来に大きな財政負担が発生

することが明白であり、それに向けた公共施設に係るコスト縮減や合理化を進めておく必要があり

ます。

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