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国外第Ⅲ相試験について、試験 11702-DVT 及び試験 11702-PE、並びに試験 11702-DVT と試験 11702-PE の統合解析データを並べて提示し比較した。国内第Ⅲ相試験についても同様に、試験 14568 及び試験 15960、並びに試験 14568 と試験 15960 の統合解析データを並べて提示し比較し た。

2.7.3.3.1 試験対象集団

2.7.3.3.1.1 被験者の内訳

国外第Ⅲ相試験

試験 11702-PE では 4,833 例(リバーロキサバン群 2,420 例、エノキサパリン/VKA 群 2,413 例)、試験 11702-DVT では 3,449 例(リバーロキサバン群 1,731 例、エノキサパリン/VKA 群 1,718 例)の被験者を無作為に割り付け、両試験の統合解析は合計 8,282 例の被験者を対象に検 討した。両試験では、無作為割り付けされた被験者の 99%以上が ITT 解析対象集団と ITT on treatment 解析対象集団に含まれた。PP 解析対象集団には両試験のそれぞれ約 92%及び 90%の 被験者が含まれた(表 2.7.3.3-1)。

表 2.7.3.3-1 被験者集団(試験 11702-PE、試験 11702-DVT 及び両試験の統合解析)

被験者集団 試験名

リバーロキサバン n (%)

エノキサパリン/VKA n (%)

合計 n (%)

無作為割り付け総数

試験 11702-PE 2420 (100) 2413 (100) 4833 (100)

試験 11702-DVT 1731 (100) 1718 (100) 3449 (100)

統合解析 4151 (100) 4131 (100) 8282 (100)

ITT 解析対象集団

試験 11702-PE 2419 (>99) 2413 (100) 4832 (>99) 試験 11702-DVT 1731 (100) 1718 (100) 3449 (100)

統合解析 4150 (>99) 4131 (100) 8281 (>99)

ITT on treatment 解析対象集団

試験 11702-PE 2412 (>99) 2405 (>99) 4817 (>99) 試験 11702-DVT 1718 (>99) 1705 (>99) 3423 (>99)

統合解析 4130 ( 99) 4110 ( 99) 8240 ( 99)

PP 解析対象集団

試験 11702-PE 2224 ( 92) 2238 ( 93) 4462 ( 92)

試験 11702-DVT 1525 ( 88) 1571 ( 91) 3096 ( 90)

統合解析 3749 ( 90) 3809 ( 92) 7558 ( 91)

ITT:intention-to-treat、PP:治験実施計画書に適合した、VKA:ビタミン K 拮抗薬

引用元:5.3.5.1.2 A53042/Figure 8-2、5.3.5.1.1 MRR-00292/Figure 8-1、5.3.5.3.7 PH-36746/Table 14.1/1、Table 14.2/96

治験薬投与を完了した被験者の割合は、試験 11702-PE と試験 11702-DVT で同程度であった

(表 2.7.3.3-2)。リバーロキサバン群の 82.7%(試験 PE)及び 82.4%(試験 11702-DVT)、エノキサパリン/VKA 群の 81.0%及び 79.6%が治験薬投与を完了した。

治験薬投与の未完了の理由で多かったものは、有効性主要評価項目の目標イベント発現数が得 られた時点での治験依頼者による試験終了の決定(両試験及び両投与群で約 5~6%)であった

(表 2.7.3.3-2)。

表 2.7.3.3-2 治験薬投与の完了及び未完了の内訳(試験 11702-PE、試験 11702-DVT 及び両試 験の統合解析、無作為割り付け例)

項目 試験

リバーロキサバン n (%)

エノキサパリン/VKA n (%)

治験薬投与の完了

試験 11702-PE 2001 (82.7%) 1954 (81.0%)

試験 11702-DVT 1426 (82.4%) 1367 (79.6%)

統合解析 3427 (82.6%) 3321 (80.4%)

死亡

試験 11702-PE 29 ( 1.2%) 21 ( 0.9%)

試験 11702-DVT 19 ( 1.1%) 22 ( 1.3%)

統合解析 48 ( 1.2%) 43 ( 1.0%)

治験依頼者による試験終了の決定a

試験 11702-PE 125 ( 5.2%) 132 ( 5.5%)

試験 11702-DVT 102 ( 5.9%) 94 ( 5.5%)

統合解析 227 ( 5.5%) 226 ( 5.5%)

治験責任(分担)医師による施設の試験中止 b

試験 11702-PE 0 1 (<0.1%)

試験 11702-DVT 0 2 ( 0.1%)

統合解析 0 3 (<0.1%)

治験薬未投与

試験 11702-PE 7 ( 0.3%) 8 ( 0.3%)

試験 11702-DVT 7 ( 0.4%) 13 ( 0.8%)

統合解析 14 ( 0.3%) 21 ( 0.5%)

そのほかの理由による治験薬投与の未完了

試験 11702-PE 258 (10.7%) 297 (12.3%)

試験 11702-DVT 177 (10.2%) 220 (12.8%)

統合解析 435 (10.5%) 517 (12.5%)

VKA:ビタミン K 拮抗薬

a イベント発現予定数に達した場合に治験依頼者による試験終了の決定(事前に治験実施計画書に規定)

b 実施管理上の理由

引用元:5.3.5.1.2 A53042/Table 14.1/8、5.3.5.3.2 36346/Table 1.5/1、5.3.5.3.7 PH-36746/Table 14.1/6

「そのほかの理由による治験薬投与の未完了」に分類された被験者(治験薬投与中止扱い)の 割 合 は 、 両 試 験 に お い て 、 リ バ ー ロ キ サ バ ン 群 ( 試 験 11702-PE 10.7 % 、 試 験 11702-DVT 10.2%)のほうがエノキサパリン/VKA 群(12.3%、12.8%)より数値的に低かった(表 2.7.3.3-3)。報告の多かった治験薬投与未完了の理由を以下に示す。

 有害事象〔リバーロキサバン群 4.6%(試験 11702-PE)及び 4.3%(試験 11702-DVT)、

エノキサパリン/VKA 群 3.8%(試験 11702-PE)及び 3.9%(試験 11702-DVT)〕

 同意撤回〔リバーロキサバン群 2.7%(試験 11702-PE)及び 2.1%(試験 11702-DVT)、

エノキサパリン/VKA 群 4.9%(試験 11702-PE)及び 4.5%(試験 11702-DVT)〕

 評価項目の発現〔リバーロキサバン群 1.1%(試験 PE)及び 1.6%(試験 11702-DVT)、エノキサパリン/VKA 群 0.5%(試験 11702-PE)及びエノキサパリン/VKA 群 1.5%(試験 11702-DVT)〕

「追跡不能」は、リバーロキサバン群 0.3%(試験 11702-PE)及び 0.7%(試験 11702-DVT)、

エノキサパリン/VKA 群 0.4%(試験 11702-PE)及び 1.0%(試験 11702-DVT)に報告され、投 与群間では数値上の差はわずかであった。

け例)

試験 11702-PE 試験 11702-DVT 統合解析

項目

リバーロキサバ

(N=2420)

エノキサパリン

/VKA

(N=2413)

リバーロキサバ

(N=1731)

エノキサパリン

/VKA

(N=1718)

リバーロキサバ

(N=4151)

エノキサパリン

/VKA

(N=4131)

そのほかの理由による治験薬投 与の未完了

258 (10.7%) 297 (12.3%) 177 (10.2%) 220 (12.8%) 435 (10.5%) 517 (12.5%) 有害事象 111 ( 4.6%) 92 ( 3.8%) 74 ( 4.3%) 67 ( 3.9%) 185 ( 4.5%) 159 ( 3.8%) 治験薬投与へのコンプライア

ンス不十分

11 ( 0.5%) 25 ( 1.0%) 8 ( 0.5%) 15 ( 0.9%) 19 ( 0.5%) 40 ( 1.0%) 同意撤回 66 ( 2.7%) 118 ( 4.9%) 36 ( 2.1%) 77 ( 4.5%) 102 ( 2.5%) 195 ( 4.7%) 治療効果不十分 0 ( 0.0%) 4 ( 0.2%) 0 1 (<0.1%) 0 5 ( 0.1%) 追跡不能 8 ( 0.3%) 10 ( 0.4%) 12 ( 0.7%) 18 ( 1.0%) 20 ( 0.5%) 28 ( 0.7%) 治験実施計画書からの逸脱 12 ( 0.5%) 5 ( 0.2%) 8 ( 0.5%) 4 ( 0.2%) 20 ( 0.5%) 9 ( 0.2%) 治験実施計画書の規定による

もの

1 (0.1%) 3 ( 0.1%) 2 ( 0.1%) 2 ( 0.1%) 3 (<0.1%) 5 ( 0.1%)

疾患の進行又は再発 1 (0.1%) 0 ( 0.0%) - - 1 (<0.1%) 0

市販薬へ切り替え - - 0 2 ( 0.1%) 0 2 (<0.1%)

治験責任(分担)医師による 判断(治験実施計画書の規定 によるものではない)

7 ( 0.3%) 18 ( 0.7%) 3 ( 0.2%) 6 ( 0.3%) 10 ( 0.2%) 24 ( 0.6%)

評価項目の発現a 26 ( 1.1%) 13 ( 0.5%) 28 ( 1.6%) 25 (1.5%) 54 ( 1.3%) 38 ( 0.9%) 技術的問題 3 ( 0.1%) 1 (0.1%) 1 (<0.1%) 1 (<0.1%) 4 (<0.1%) 2 (<0.1%) 被験者都合 12 b (0.5%) 8 b ( 0.3%) 5c ( 0.3%) 2c ( 0.1%) 17 ( 0.4%) 10 ( 0.2%) VKA:ビタミン K 拮抗薬

治験責任(分担)医師の判断が中止の主な理由であるため、有害事象による投与中止例数は、有害事象を発現し、講じた処置が「治験薬の中止」と記録された被験 者の数と一致しない場合がある。本表中に記載されているのは治験責任(分担)医師の判断であり、CIAC による判定及びその他の解析による理由と異なる場合があ る。

a 評価項目の発現後、治験責任(分担)医師により治験薬投与の継続又は中止が判断された。治験責任(分担)医師の判断による中止例のみを対象とする。

b 被験者の転居又は予約の不一致(収監された被験者 2 例を含む)のため、治験薬投与終了時来院が治験実施計画書で予定された時期よりも早期に実施された。

c 入手したその他の資料より。リバーロキサバン群:同意撤回(n=4)、被験者の国外移動(n=1);エノキサパリン/VKA 群:転院(n=2)

引用元: 5.3.5.1.2 A53042/Table 14.1/8、5.3.5.3.2 PH-36346/ Table 1.5/1、5.3.5.3.7 PH-36746/Table 14.1/6

治験薬投与の有無にかかわらず、以下の場合に「予定した治験薬投与期間を完了」したことと した:a)被験者が予定投与期間の最終来院の許容範囲のうち最短の日又はそれ以降のコンタクト レポートを有していた、b)最終来院の許容範囲の最長の日(3、6 及び 12 ヵ月について、それぞ れ第 98 日、第 185 日及び第 359 日)までに有効性評価項目の発現又は死亡が判定された、c)治 験依頼者が試験を終了した場合。

大多数の被験者〔リバーロキサバン群 97%及びエノキサパリン/VKA 群 96%(試験 11702-PE)、リバーロキサバン群 95%及びエノキサパリン/VKA 群 92%(試験 11702-DVT)〕は、上記 定義における予定した治験薬投与期間の完了例であった(表 2.7.3.3-4)。

また、被験者が予定した治験薬投与期間を完了しなかった、主な理由は以下のとおりであった。

 同意撤回〔リバーロキサバン群約 2%(両試験)、エノキサパリン群約 3%(試験 11702-PE)及び約 4%(試験 11702-DVT)〕

 治験実施計画書に規定される治験薬投与期間の許容範囲には達しないが、治験責任(分 担)医師の申告により予定した治験薬投与期間を完了し、その後フォローアップ期間に移 行せず、試験 11899 に参加〔リバーロキサバン群 0.2%(両試験)、エノキサパリン群<

0.1%(試験 11702-PE)及び 0.5%(試験 11702-DVT)〕。

 試験の実施管理上の理由から治験責任(分担)医師による施設の試験中止〔エノキサパリ ン/VKA 群の被験者 1 例(試験 11702-DVT)のみ〕

「そのほかの理由による予定した治験薬投与期間未完了」に分類された被験者の割合は、試験 11702-PE(リバーロキサバン群 0.7%、エノキサパリン/VKA 群 0.8%)と試験 11702-DVT(リ バーロキサバン群 3.2%、エノキサパリン/VKA 群 3.7%)で顕著に異なった(表 2.7.3.3-5)。

DVT 及び両試験の統合解析、無作為割り付けされた被験者)

項目 試験名

リバーロキサバン n

エノキサパリン/

VKA n コンタクトレポートを有する、有効性主要評価項目の発現、予

定投与期間終了前に死亡、治験依頼者による試験終了a

試験 11702-PE 2346 (96.9%) 2320 (96.1%)

試験 11702-DVT 1639 (94.7%) 1579 (91.9%)

統合解析 3985 (96.0%) 3899 (94.4%)

同意撤回

試験 11702-PE 51 ( 2.1%) 71 ( 2.9%)

試験 11702-DVT 34 ( 2.0%) 67 ( 3.9%)

統合解析 85 ( 2.0%) 138 ( 3.3%)

治験責任(分担)医師による施設の試験中止 b

試験 11702-PE 0 0

試験 11702-DVT 0 1 (<0.1%)

統合解析 0 1 (<0.1%)

治験責任(分担)医師の申告により予定した治験薬投与期間の 許容範囲前に終了し、フォローアップ期間に移行せず試験 11899 に参加

試験 11702-PE 5 ( 0.2%) 2 (<0.1%)

試験 11702-DVT 3 ( 0.2%) 8 ( 0.5%)

統合解析 8 ( 0.2%) 10 ( 0.2%)

そのほかの理由による予定した治験薬投与期間未完了

試験 11702-PE 18 ( 0.7%) 20 ( 0.8%)

試験 11702-DVT 55 ( 3.2%) 63 ( 3.7%)

統合解析 73 ( 1.8%) 83 ( 2.0%)

VKA:ビタミン K 拮抗薬

被験者数は無作為割り付けされた投与群におけるものである。予定投与期間の最終来院は、治験実施計画書 に従い、3 ヵ月のコホートで第 91 日から第 98 日、6 ヵ月のコホートで第 178 日から第 185 日、12 ヵ月のコ ホートで第 352 日から第 359 日の範囲と規定した。

予定した治験薬投与期間を完了:被験者が予定投与期間の最終来院の許容範囲のうち最短の日又はそれ以降 のコンタクトレポートを有していた、最終来院の許容範囲の最長の日(3、6 及び 12 ヵ月について、それぞ れ第 98 日、第 185 日及び第 359 日)までに有効性評価項目の発現又は死亡が判定された、治験依頼者が試 験を終了した場合

a:既に試験に組み入れられた被験者でイベント発現予定数に達すると見込まれたため、治験依頼者が試験 終了を決定した(事前に治験実施計画書に規定)。

b:実施管理上の理由

引用元:5.3.5.1.2 A53042/Table 14.1/14、5.3.5.1.1 MRR-00292/Table 14.1/14、5.3.5.3.7 PH-36746/Table 14.1/10

そのほかの理由による予定した治験薬投与期間未完了の内訳を表 2.7.3.3-5に示す。

為割り付け例)

試験 11702-PE 試験 11702-DVT 統合解析

項目

リバーロキサバ

(N=2420)

エノキサパリ ン/VKA

(N=2413)

リバーロキサバ

(N=1731)

エノキサパリン

/VKA

(N=1718)

リバーロキサバ

(N=4151)

エノキサパリン/

VKA

(N=4131)

そのほかの理由による予定した治験 薬投与期間未完了

18 ( 0.7%) 20 ( 0.8%) 55 ( 3.2%) 63 ( 3.7%) 73 ( 1.8%) 83 ( 2.0%) 有害事象 4 ( 0.2%) 3 ( 0.1%) 20 ( 1.2%) 16 ( 0.9%) 24 ( 0.6%) 19 ( 0.5%) 治験薬投与へのコンプライアンス

不十分

1 (0.1%) 0 ( 0.0%) 3 ( 0.2%) 8 ( 0.5%) 4 (<0.1%) 8 ( 0.2%) 追跡不能 9 ( 0.4%) 12 ( 0.5%) 15 ( 0.9%) 18 ( 1.0%) 24 ( 0.6%) 30 ( 0.7%) 治験実施計画書からの逸脱 1 (0.1%) 3 ( 0.1%) 8 ( 0.5%) 7 ( 0.4%) 9 ( 0.2%) 10 ( 0.2%)

治験実施計画書に基づく判断 - - 0 1 (<0.1%) 0 1 (<0.1%)

治験責任(分担)医師 による判 断(治験実施計画書の規定による ものではない)

0 ( 0.0%) 1 (0.1%) 0 8 ( 0.5%) 0 9 ( 0.2%)

市販薬への切り替え - - 0 1 (<0.1%) 0 1 (<0.1%)

評価項目の発現 0 ( 0.0%) 1 (0.1%) 2 ( 0.1%) 1 (<0.1%) 2 (<0.1%) 2 (<0.1%)

技術的問題 1 (0.1%) 0 ( 0.0%) 1 (<0.1%) 0 2 (<0.1%) 0

被験者都合 1a(0.1%) 0 ( 0.0%) 4b( 0.2%) 3b( 0.2%) 5 ( 0.1%) 3 (<0.1%) 治験責任(分担)医師の判断によ

り予定投与期間終了前に治験薬投 与期間を終了

1 (0.1%) 0 ( 0.0%) 2 ( 0.1%) 0 3 (<0.1%) 0

VKA:ビタミン K 拮抗薬

a:被験者の来院予約の不一致のため、試験終了時来院を治験実施計画書に規定した時期より早期に実施した。

b: 入手したその他の資料より:リバーロキサバン群:同意撤回(n=2)、被験者の国外移動(n=2);エノキサパリン/VKA 群:転院(n=2)、手術に よる入院(n=1)

引用元:5.3.5.1.2 A53042/Table 14.1/14、5.3.5.1.1 MRR-00292/Table 8-4、5.3.5.3.7 PH-36746/Table 14.1/10

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