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設定手順

ドキュメント内 FutureNet FA-120 User's Guide (ページ 90-96)

第 7 章 TCP コントロールモードの利用

7.2 設定手順

7章 TCPコントロールモードの利用

ステップ 2:サーバ、クライアントの動作選択を行う

まず通信を行う 2 台の機器のどちらをサーバ(またはクライアント)にするか決める必要があります。接続 を行う側がクライアント、接続を受ける側がサーバになります。いったん接続してしまえば、サーバ、クライ アントの関係は無関係に相互に通信を行うことができます。

設定は該当 RS インターフェースの[詳細設定]から[接続形態]を選択して行います。

変更後は[設定]ボタンを押してください。

ステップ 3:RS インターフェースの通信条件を設定する

クライアントとなる本装置に、RS インターフェースの通信条件を設定してください。対向接続の場合、サ ーバ側の FA-120 には自動的にクライアント側 FA-120 と同じ通信条件が設定されますので設定は不要 です。Web 画面では[一般設定]から"RS1(RS-232)"、"RS2(RS-232)"または"RS3(RS-485/422)"のメ ニューとなります。通信速度、フロー制御、データビット、ストップビット、パリティ等を RS-232/485 に接続 する外部機器にあわせて設定を行ってください。詳細は「4.2.3 通信条件の設定」を参照して下さい。

サーバの場合は次の「ステップ 4」、クライアント選択の場合は「ステップ 5」に進んでそれぞれの動作の 設定を行ってください。

ステップ 4:サーバとしての設定

設定は次のように、[詳細設定]の該当 RS インターフェースから[サーバ接続]を選択します。

1)TCP ポート番号 工場出荷値:33334

クライアントアプリケーションからの接続を待つ TCP ポート番号です。本モードでは2つのシリアル ポート RS1、RS2(RS3)は同じ TCP ポート番号となります。通信を行うシリアルポートの組み合わせ については「7.1.1 対向接続の使い方」をご覧ください。通常は工場出荷値のままで構いません。

2) Ping キープアライブ 工場出荷値:使用しない

本装置から LAN 側の通信相手(接続元)に対して定期的に ping パケットを送って相手と通信可 能かどうかを確認する機能です。ご使用の場合は「5.4.4 Ping キープアライブ」の説明を参照して ください。

変更後は[設定]ボタンを押して、ステップ 6 に進んでください。

ステップ 5:クライアントとしての設定

クライアントの動作設定は該当 RS インターフェースの[詳細設定]から[クライアント接続]を選択しま す。

1) 接続先 IP アドレス 工場出荷値:0.0.0.0 サーバとなる FA-120 の IP アドレスを設定してください。

なお、RS-232 からのデータで接続先を指定する場合は "0.0.0.0"を指定して下さい。(オンデマンド 指定)

2) 接続先 TCP ポート番号 工場出荷値:0

サーバとなる FA-120 の TCP ポート番号を指定します。サーバ側 FA-120 が工場出荷値のままで あれば 33334 となります。

なお、RS-232 からのデータで接続先を指定する場合は"0"を指定してください。(オンデマンド指 定)

3) ソースポート番号 工場出荷値:可変値

接続に使用するソースポートの TCP 番号を指定します。"可変値"か"2558/2559 に固定"のどちら かです(RS1 は"2558"、RS2,3 は"2559")。これはファイアウォール越しの通信の場合に、許可する ポートを固定できる点で有効です。通常は工場出荷値のままで構いません。

4)接続トリガ条件 工場出荷値:電源投入

サーバに接続するときのトリガ条件を指定します。

選択できる項目は次のとおりです。

選択項目 意味 電 源 投 入 (Always)

本装置が起動されると直ちに接続し、常時接続状態となります。切断トリガや タイマによる切断は行わないようにしてください。

RS データ受信 本装置の RS-232/485 インタフェースにデータ受信したとき接続します。

DSR 信号オン RS-232 の場合、DSR 信号がオンしたときに接続します。

CD 信号オン RS-232 の場合、CD 信号がオンしたときに接続します。

ただし、RS-485/422 の場合、DSR 信号オンと CD 信号オンは選択できません。

7章 TCPコントロールモードの利用

5) 切断トリガ条件 工場出荷値:なし

接続を切断するときのトリガ条件を選択します。常時接続を維持する場合、工場出荷値のままにして ください。切断条件として指定できる項目は次のとおりです。

選択項目 意味

なし 切断トリガを指定しません。接続トリガが"電源投入"の場合は必ずこの選 択にしてください。

区切り文字 データ通信中、区切り文字(切断を指示する文字)を受信すると接続を切り ます。RS-232/485 から送信するレコードの最後を示す文字などを指定する と便利です。

DSR 信号オフ RS-232 の場合、DSR 信号がオフしたときに切断します。

CD 信号オフ RS-232 の場合、CD 信号がオフしたときに切断します。

ただし、RS-485/422 の場合、DSR 信号オフと CD 信号オフは選択できません。

6) 区切り文字コード 工場出荷値:0x0D

切断のトリガ条件として区切り文字を指定した場合は、この項目を設定して下さい。データ通信中、

ここで指定した文字を受信すると接続を切ります。文字のアスキーコードを 16 進数で指定して下さい。

以下はアルファベットの小文字”x”(0x78)を区切り文字に設定した場合の例です。

7) 区切り文字の送信 工場出荷値:送信しない

区切り文字をホストコンピュータへの送信データに含めるかどうかを設定します。

変更後は[設定]ボタンを押してください。

ステップ 6:タイマの設定を行う

ここで設定するタイマは、TCP セッションの切断を行うタイマと、TCP セッションの確立、及び切断が正 常に行われないときの再試行を打ち切りる TCP コネクションタイマです。

対向接続の場合、通常工場出荷値を変更する必要はありません。

設定は該当 RS インタフェースの[詳細設定]から[タイマ監視]を選択します。

(1)データ無通信監視タイマ(Data Inactivity Timer) 工場出荷値:0

TCP 接続中に、一定時間 FA-120 とホストコンピュータの間でデータのやりとりがないと TCP 切断 を行うものです。秒単位("0~99999999")で設定し、"0"にするとタイマは機能しません。

(2) RS 応答待ちタイマ 工場出荷値:0

FA-120 から RS-232/485 にデータ送出した後、一定時間内に RS-232/485 からデータ受信がない と TCP 切断をおこなうものです。RS-232/485 側の機器が動作しているかどうかのチェックにも利 用できます。秒単位("0~99999999")で設定し、"0"にするとタイマは機能しません。

(3) 強制切断タイマ 工場出荷値:0

接続してから強制切断タイマで設定された時間が経過すると、通信中であっても強制的に TCP 切 断をおこなうものです。通信状態に異常がなくでも一定時間以上接続させたくない場合に有効です。

秒単位("0~99999999")で設定し、"0"にするとタイマは機能しません。

(4) TCP コネクション

・接続待ち時間 工場出荷値:10

クライアントとして TCP 接続する際の接続タイムアウト時間です。指定する値は秒単位(0~60)で す。"0"を設定すると接続できるまで永久リトライを行います。通常は工場出荷値で構いません。

・切断待ち時間 工場出荷値:10

TCP 切断要求時の応答待ち時間です。応答がないまま指定時間に達すると RST を送出して切断 します。指定は秒単位で、"0~60"の範囲で設定します。"0"の場合は直ちに RST で切断します。

通常は工場出荷値で構いません。

変更後は[設定]ボタンを押してください。

ステップ 7:イーサネットリンクモニタの設定を行う

この設定は外部機器を RS-232 インターフェースで接続している場合のみ可能です。RS-485/422 の場 合は使用できません。

イーサネットのケーブルが抜けたり、ハブの電源が切れたとき、またはその状態から復帰したとき、

RS-232 信号の変化やコード送信により外部機器にその事象を通知することができます。必要に応じて 設定してください。詳細は「5.4.2 イーサネットリンクモニタ」を参照してください。

変更後は[設定]ボタンを押してください。

7章 TCPコントロールモードの利用

ステップ 8:設定の保存を行う

以上で設定は終わりです。[設定を有効にする]画面を選択して[実行]ボタンを押してください。

以下のメッセージが表示され、設定した内容は FA-120 の不揮発メモリに書き込まれて、FA-120 は 再起動されます。FA-120 の Status LED が緑点滅から緑点灯に変わるまで 10 秒ほどお待ちください。

ドキュメント内 FutureNet FA-120 User's Guide (ページ 90-96)