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69 No

rthwe

stern Univ. L. Rev.

at

145 N. W.

2d

800 , at 804 (1966

) .

127 So

. 345

(1930 ) .

As

sociates

1lz• Aldrich Co. v. Times

M illor

Co

.,

440 F. 2 d

133 (1971

) ; Modla v.

Tr

ibune

Publishi

ng

Co

.,4

80

P . 2 d 999 ( 1971

) ;

Approved

Pers

onnel

, Inc. v.

Tr

ibune

Co

.,

177 So . 2 d 704 0965) ;

Sh

uck v. Ca rroll Co

.

127 So .

34

5(

1930)

;J. J . Gordon

Inc. v.

Worce

ste r Telegram

Pub. Co.

177N .E.

2d

586 (1961

).

376

u. s .

254 (196 4) .

Cu

rtis

Publishing

Co.

v . Butts388 US130 (1967) ; TimeInc.. , . ,

v . Hill385 US374 .. ,

(1967) ;

Rosen

bloom

v . M etromedia

, Inc••

403

u . s29 (1971. ) .

Ha rtwell

, ID ,op.

cit.,

at

343. 147

65

-「表現の自由」 に 関す る 現代的課題

「プ レス の自由」の優越性

アク

セス

・反論権

「プ

レス

の自由」

アメ

リカ

のプ

レス

がア

クセ

ス権擁護者の主張するよ

うに、

果し て独占的傾向にあるか、

私的 検閲化が進ん

でいるか

には疑問

がない訳

ではない

がr

プレ

スが競 争的であ

るこ とによって市民の知る利

益、

各種の

思想に近づき得る利

益、

政府の 行為 を批判で

きる利益、

自己の

思想

を知 ってもら

える

利益が 助長

され

ることは、

否定される

べき

ではない 問題は、

プレ

スが競

争的であることを保護するために、

プレ

スの

「編集の自由

」を

奪う

ことの是非である。

プレ

スに

対す

るア

クセ

ス権

が、

プレ

スの

「編

集の自由」

を奪うよう

な態様で

適用

される場合

には、

修正第

一条の禁

ずる 事前 抑制とな

って 作用 する こと は明 白で ある

。プ レス の独 立が

、前章で

述べ たよ うに

、自由な思想

の取 引上絶対

第23巻第 2 号

アク セス 権は プレ スの 自由と

真正面

から 対立 する こと を避 けて

、別個

のよ りゆ るや か

な手 段を選ぶ

べき では なか ろう か。

不可 欠の もの であ ると すれば、

もし、

アク セス 権や反論権がプ

レス の掲載し

たが らな い記 事の 掲載を強

いるも の であれば、

憲法 のい

「プ レス の

近 大法学

自由」を侵害

した こと にな る。 プレ スに 対し て記事

の削除を強制

する こと は、 多くの判例で

修正第

一条 に反 する とさ れて いる qプ レス が載 せた がら ない 記事 の掲載を命

ずる こと は、 同様 の意味

で違

憲で あり

、ト ーニ ロ事 件でバ

ーガ ー 長官も、

フロ リダ の反 論権法

は、

⑥ る

。ま

た、

「特 定事項

の掲載を禁ず

る法規と同

様の意味で

」、

強制

とし て作用

する と述 べて い Ass ociates

&

Aldrich

Co.

v . T imes Mi

rror

Co. で、

第九巡

回区連邦控訴裁

は、

「プ レス が掲 載を 欲し ない 記事 の掲 載を強制す

るこ とと

いる

q

ニュ ース やそ の他 の記 事の 掲載をプ

レス に禁 ずる こと の間 に差異はな

い」

と判 示し て アク

セス 権法 や反論権

法が 対立候補者

に平 等ス ペー スを 準備 すべ きこ とを プレ スに 要求し

たと すれば

、当該プ

レス があ る候 補者 に関 する記事

を掲 載すれば、

対立候

補者

の記 事をも

掲載す

べき 義務が

生ず るこ とに なり

、新聞記事

の掲

が強 制さ れた こと にな る。 もし プレ スが これを嫌

えば

、当該プ

レス の支 持す る候 補者 の意見広告や記

事を 差控 えざ る を得な

いか ら、

結局掲載を禁止

した と異ならな

いこ とに なろう。

さら に、 この よう にし て記事が差控えら

れる こと に よっ て、 プレ スの 内容 に変 更を 受け るこ とは 明白 であ るか ら、 プレ スの 記事掲載

に干渉する

アク セス 権法や

反論権法 は、 事前抑 制と して作用

し、 プレ スの意思

に反 した 情報が公

衆に伝 達さ れる こと にな ろう

。換言

すれば、

公衆 に知 らせ

、 公衆が

知る 必要 があ ると プレ スが決定した事

項が

、プ レス が記事を

差控え

るこ とに より

、ま たは

、反論

のた めに スペ

ースを

割かれるこ

とによ

って

、伝達されなくな

り、

逆に

、反論記事の掲載強制

によ

りプレスが公衆に知らせる必要がな

いと考える事項が公衆

に伝

達されるわけであるから、右のような内容をも

った

アクセス権法

は、

思想の自由な取引市

場を乱す結果

にな り、

これは「表現の自由

」に

関する憲

法条規の

最も嫌うところである。

さら

にま

た、

記事の掲載を強制するアクセス

権法は、

編集

に関

するプレスの自由な決定を他の者の決

定に

置きかえ

るごとく作用するものであるから、言論の抑圧として作用

し、

かり

に選 挙の公正等の目的

に資す

る利益があ

った

とし

ても、

違憲となる公

算が強いと言

えよ う。

に)「 フェ ア

・プレス」

対「フ

リー

・プレス」

67

-反論権法の支持者は前述したよう

に、

公正

への奉仕

‘殊に 公正な

選挙に

役立

つ点を強調する。この点

に関し

て、

トー

ニロ

事件でバ

ーガ

ー長官が

責任

のあるプレスは疑いもなく

望まし

いゴ

ール

ではあるが、プレ

スの

責任は

……

憲法

「表現の自由」に

関する現代的課題

より命ぜられていない」としていることは既

に指 摘し

たところであるが、

次に

若干付言

することとしよう。

公正な

選挙が公

益に

資す

ることは言

うま

でもなく、

公正な

選挙を確保

するための合理的な規制は多数の判例で是認されている。しかし、

選挙の公正を確保す

るための

規制 であっても、「表現の自由

」を不

当に

または不必要

に侵

害ま

たは 減殺する規制は、

修正 第

一条に違反

するとされている�

Kusper

v . Pontik

esで

、連邦最高裁は、

公正な

選挙に関する州

の合法的な利益であ

って

も、州が当該利益をより制限の少ない方法で達成できる場合

は、

個人の

自由に

対する

広すぎ る制限

であるとの理由

で、

これを正当視することはできないとしている。

反論権法

は、

前述の

ように

情報の質を変更し、

また、

後述のよう

にプ

レスによる情報の量を滅殺する「冷

却的結果」

第23巻第 2号

があり、このよう

な方

法によらずに

公正

な選挙を

達成

でき

る各

種の

方法

が考

えら

れるからこの点か

らし

ても、

反論

権法、

殊に

、無料

で反論文の掲載を要求する反論

権法

は、違憲とされることに

なろ

公平

の原則

(フェアネス・ドクトリン)と「プレスの

自由

近大法学

反論権の

支持

者は、

放送に

適用さ

れる

公平の原則は、プレスに対しても適用されると主張する。しかし、次の諸点で、プレスと

放送間

に大

きな

相違

がある。

放送

の周波

数は限られているから、

政府

により

規制

配分 する必要があり、したがって、

放送に

おける独占は

政府

創始

した

独占である。しかるに、プレスは、かり

に独

占があるとしても、

政府

と無

関係

に、

私的

に発

生し

たものであ

る。

政府 は放送

局に対して

独占

的権限を

与え

たものであるから、この権限が公共の利益に適合するような態様で使用

され

るた

めの規制を

放送

局に課すことができるが、フレスに対して同一の

理論は適用されない。公共の

資源

である限られ

た周 波数を 割り

あてられ

た放送

局は、公共からの受

託者

としての

役目

を果すべ

き責

務があるがプレスは同一の

範疇

に属

さない。

放送

メデ

ィア

と印刷

メデ

ィアの

物理

的有限性に関するこの相違は、

政府

による

介入

を相

当化

するか否かの

分岐点

をなすものである。プレスに対する反論権の

支持

者は、新聞界における

独占傾

向を指摘する。しかし、新聞

界に

おける

独占化

の打

解は、

物理 的独占

を余

儀な

くさ

れる 放送の

場合と異な

り、

他に

方策

を発見できるものであり

、プ

レスの自

由を

奪う

ごとき反論権法の

制定

によ

ってその

緩和

を図

ることは、賢明な策とは

言え

ないのではなかろうか。

( 1 ) Coombs

, ID, op . c

it.,

35 OhJO

Sta te L.

J . a t 9娑ー9;

Hart well, ID,

op. cit.31 , W ashington

and Lee

L. Re

v. a t 344-5.

「表現の 自 由」 に関す る 現代的課題

48NY.

Uni v. L. Rev.

at

1202

.

由は

憲法上

の権利

・反論権はプ

権利であり、

・反論 権間にバ

を採用 とは 不相 見もあ

(cf .Ha

rt well

,

op .c it., at 33035)

・反論権は

「言論の

自由」

の今日的

形態

り妥当

うか。

伊籐正己•石村善治他座談会

の権

利をめ

五ヒ三号、

一九七四

年、

頁参照。

9,'

は通

常、

読者瀾、声襴等各種

の自発的な

段を開

48N•YUn

i vL. . Re v . at

12 05ー全.

5

New

York

Times Co. v

United

Sta tes

403

u. s. 713 (19

71

) .

£ S. Ct at 2839.

2 440Fd .

133 at

135 (1971

) . ,.

8

・反論権法

小新聞や週刊、

月刊

聞雑誌等

の適用

上難点が

摘さ

0cf .

Ba rba ra

Alden

Ropes

,

op

. c it. , 26 Univ.

of Flo rida

L. Rev.

at

357; 73

M ich . L. Rev.

at

208.

414 U.S. 51,

at 59 (1973)

.

とえば、

選挙に対す

る公費補助、

政府

の広告 瀾を買 て候補者

に配分する方

法等が考え

69No

rth

we

ste r n

Un

iv.

L. Rev.

at

158

.

cf. R

ed L ion B road

ca sting Co. v•

FCC , 395 U. S. 36

7 , at 39092

(1959)

; Columbia Broadc

as ting S

ys tem•

Inc.

Dem oc ra

tic Na

t • I

Comm

.,

412 U.S. 94

at 11 7( 1973)

.

Columbia

Br oad ca sting

Sy stem , Inc

s., up ra , at

69

-ll

o|

14

.

四‘

反論文の掲載強制に伴う「冷却的結果」

反論文の掲載を新聞に強制する

こと

による欠陥は、

編集者

の意思に

反して記

事が強制されるという

こと

のほかに、

第 23 巻 第 2 号

伝統的 に新聞 に掲 載さ れてきた候補者

の意 見が、 逆に 減ると

いう

「冷却 的結果

(chilling

ef fe et

)」

に求 めら

れる

マサチ

ュー

セッ

ツ州 最高裁が反論権法案を違憲とす

る勧 告意見中

に指摘し、

バー

ガー

長官が トー ニロ 事件で強調

して いるよ うに

、反論文

の掲

載が要

求さ れた場 合に

、新聞社は、

掲載 する か、 掲載し

ないで、反論権法

の定 める刑 事制裁

近 大 法 学

または

民事上

の損

害賠償の要求を甘んじ

て受 ける かの 二つ の道

を選

ばざるを

得な

いこ とになる。

掲載 する 方の

道を選

べば

、新聞社側

は時間と費用とを

失い、

他の 記事に充

て得たスペ

ース

を取りあ

げら れる ことになる一

方、

要求を拒絶

すれば、

民事または

刑事の

制裁が待

ち構え てい る。

この ような ディ レン マに 遭遇 する こと になれ ば、 新聞社は‘

最初

から、

論争

の種 にな るよ

うな論説を取りあげ

るよ

うなことはしなくな

り、

候補

者の

政治意見広告

の掲

載をも

差控える

こと

になろうから

、選 挙期 間中伝統的

に活溌

な論

説を展開

する

こと

によ

って

、国民

の知

る権

利に

貢献し

てきたプ

レス

は、

選挙

期間中、

全く沈黙を守

って

しま

うこ

とにな

りかねない。

また、

かり

に掲載し

たとし

ても

、新聞

社は反論文掲載要

求の 可能 性につ

き綿密な審査を行なうであ

ろうから

、公

衆に 提供 され る情

報の

範囲が非

常に滅 ってしま

うこ とになる。

さら にま

「冷却的結果」

は別な 面からも

考えられ

る。

反論文

の掲

載を要

求され る内 容が、

当該プ

レスの読

者層

にマ

ッチしない見

解である

こと

が初

めから予想さ

れる 場合は、

プレス は読者を

失う

こと

を怖れ

て、

初めから

この

よう2 な危

険の 種になる

ような論説を掲

載す

るこ

とはしないであ

ろうq 結局、

反論権法は

―つの

政治論説

につ

いて

は、反対側の

意見を

選挙民

に提

供で きても、

長い目

でみれば、

双方

の側

の論説を減らし

てし まう こと にな ろうから‘

一表 現の

自由」という現代民主

主義 にと って掛替

のな い松明 の灯 に水

注ぐ結果

にな

るのではなかろうか。

( 1 )

cf. Coombs,ID, op. cit

., at

967; 73 Mich. L. Rev. a

t 2.05

6;

69 Northwe

stern L. Rev. at

15 1

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