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(2) 最高血中濃度到達時間

(3) 臨床試験で確認された血中濃度 1)

健康成人

健康成人に

CFPN-PI

を朝食後

30

分に投与したときの

T

maxはいずれの投与量でも

1

2

時 間前後にみられ,

C

max

AUC

は投与量に比例していた。いずれの投与量でも

T

1/2は約

1

時間 であり体内動態の線形性が示された4,20)

表Ⅶ-1 CFPN-PIを経口投与時の

CFPN

の薬物動態パラメータ 投与量

mg(力価)〕 n µg/mLCmax Thrmax µgAUC hr/mL0-10 Thr1/2 75 6 1.04 ± 0.21 2.1 ± 0.9 3.00 ± 0.38 0.88 ± 0.10 100 6 1.28 ± 0.33 1.3 ± 0.5 3.86 ± 0.52 1.01 ± 0.11 150 6 1.82 ± 0.10 2.2 ± 0.5 5.79 ± 0.66 1.09 ± 0.21

※:AUC 0-12

(測定法:bioassay)(mean ± S.D.

注:100 mg(力価)のみ異なる被験者群による。

図Ⅶ-1 CFPN-PIを朝食後

30

分経口投与時の

CFPN

の血漿中濃度

*:承認外用法・用量(「

V. 2.

用法及び用量」の項参照)

75mg(力価)

100 mg(力価)

150 mg(力価)

mean ± S.D., n 6 対象:健康成人

投与方法:朝食後30分単回経口投与 測定法:bioassay

2)

高齢者単回経口投与

高齢者では,健康人と比較すると

T

1/2は延長する傾向を示した21,22)。 表Ⅶ-2 高齢者単回経口投与時の薬物動態パラメータ 投与量

mg(力価)〕 n µg/mLCmax Thrmax µgAUChr/mL0- Thr1/2

血清クレア チニン

mg/dL

尿中回収率

0 24 hr

(%)

100 10 1.48 ± 0.64 3.4 ± 1.4 8.39 ± 4.81 2.42 ± 1.34 1.2 ± 0.58 24.3 ± 6.49 150 05 1.47 ± 0.65 4.0 ± 1.9 5.96 ± 2.13 1.39 ± 0.10 0.8 ± 0.15 25.4 ± 6.71

(測定法:bioassay)(mean ± S.D.

3)

腎機能障害成人患者単回経口投与

腎機能障害成人患者(

9

例)に

CFPN-PI

150 mg

(力価)食後単回経口投与したときの

T

1/2

は,クレアチニンクリアランス(

Ccr

)が

40 mL/min

以上の症例では健康成人の値と大きな 差はないが,

40 mL/min

以下及び腎不全患者では腎機能の低下に従い延長し,

C

maxも高値を 示し,

AUC

も増大する傾向を示した23)

表Ⅶ-3 腎機能障害成人患者単回経口投与時の薬物動態パラメータ 患者

No. C

cr

mL/min

C

max

µg/mL

T

max

hr

AUC

0-24

µg

hr/mL

T

1/2

hr

1 63.1 1.73 4.00 9.47 1.86

2 57.5 1.54 6.00 10.70 2.42

3 47.7 1.23 6.00 8.41 2.58

4 44.4 1.27 4.00 6.05 1.00

5 44.2 2.98 4.00 14.68 1.99

6 39.0 2.46 4.00 22.75 3.67

7 37.0 2.27 3.00 17.67 3.71

8 < 5 2.68 6.00 30.83 7.82

9 < 5 3.56 6.00 56.33 14.77

(測定法:bioassay

4)

健康成人反復経口投与

初回投与量と最終回投与後の血漿中濃度を比較すると

T

max

T

1/2はほぼ一定であるが,反復 投与によって吸収率がやや低下し,血漿中濃度もやや低下していた。蓄積性は認められなか った4)

表Ⅶ-4 健康成人への

CFPN-PI

反復経口投与での薬物動態パラメータ 投与条件 n 投与回数 µg/mLCmax Thrmax µgAUC hr/mL0-6 Thr1/2 150 mg(力価)13 5 01投目 1.43 ± 0.32 2.5 ± 0.5 4.62 ± 0.99 1.18 ± 0.24

22投目 1.27 ± 0.38 2.8 ± 1.4 3.85 ± 0.95 1.20 ± 0.35

(測定法:bioassay)(mean ± S.D.

図Ⅶ-2 健康成人への

CFPN-PI

反復経口投与での血漿中濃度

象:健康成人

投与量:1150 mg(力価)13 投与方法:食後8日間連続経口投与 測定法:bioassay

meann 5

5)

小児患者食後単回経口投与

小児患者に

2

3 mg

(力価)

/kg

の用量を食後投与した。

CFPN

の血中濃度,

AUC

は用量に 依存し,

T

1/2はいずれの用量でも

1

時間強と成人の値とほぼ一致していた。これらの小児患者 での薬物動態パラメータは成人と大きく異ならないが,同用量での血清中濃度は成人の場合の 約

1/2

と低値を示し,成人に比較し高用量を設定する必要性が示唆された3)

表Ⅶ-5 小児患者に

CFPN-PI

を食後経口投与時の薬物動態パラメータ 投与量

mg(力価)/kg n µg/mLCmax Thrmax µgAUC hr/mL0- Thr1/2 2 4 0.79 ± 0.19 2.3 ± 0.5 2.65 ± 0.63 1.28 ± 0.40 3 5 1.03 ± 0.48 2.4 ± 1.5 3.99 ± 2.77 1.27 ± 0.65

(測定法:bioassay)(mean ± S.D.

*:承認外用法・用量(「

V. 2.

用法及び用量」の項参照)

図Ⅶ-3 小児患者に

CFPN-PI

を食後経口投与時の血清中濃度

(4) 中毒域

該当資料なし

2 mg(力価)/kgmean ± S.D.n 4

3 mg(力価)/kg (mean ± S.D.,n = 5)

象:1 11歳の小児患者 投与量:23 mg(力価)/kg 投与方法:食後単回経口投与 測定法:bioassay

(5) 食事・併用薬の影響

1)

食事の影響〔食事:

700 kcal

2940 kJ

),パン食〕

空腹時投与試験で

100 mg

(力価),

150 mg

(力価)を投与した被験者に,朝食後

30

分に 同用量投与後の

C

maxは高くなる傾向を示し,

AUC

は有意に増大した。

paired t

検定:

p < 0.05

CFPN-PI

は食後投与により吸収率が増大するものと思われる。これらの成績を反映して,臨

床試験は食後で行った4)

表Ⅶ-6 空腹時及び食後に

CFPN-PI

を経口投与時の

CFPN

の薬物動態パラメータ 投与量

mg(力価)〕 n 投与条件 µg/mLCmax Thrmax µgAUChr/mL0-10 Thr1/2 100 6 空腹時 0.79 ± 0.16 1.4 ± 0.2 2.27 ± 0.35 1.03 ± 0.15

食後 1.08 ± 0.27 2.5 ± 1.0 3.32 ± 0.44 1.10 ± 0.29 150 6 空腹時 1.55 ± 0.23 1.6 ± 0.4 4.34 ± 0.70 0.99 ± 0.20 食後 1.56 ± 0.12 2.3 ± 0.5 5.36 ± 0.46 1.21 ± 0.15

食事:700

kcal

2940 kJ),パン食 (測定法:bioassaymean ± S.D.

100 mg

(力価)投与

150 mg

(力価)投与

象:健康成人

投与方法:空腹時及び朝食後単回経口投与 測定法:bioassay

事:700 kcal2940 kJ),パン食

*:承認外用法・用量(「

V. 2.

用法及び用量」の項参照)

図Ⅶ-4 空腹時及び食後に

CFPN-PI

を経口投与時の

CFPN

の血漿中濃度

2)

併用薬の影響 該当資料なし

(6) 母集団(ポピュレーション)解析により判明した薬物体内動態変動要因

該当資料なし

mean ± S.D.n 6 mean ± S.D.n 6

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