慣行防除
0 4 8
0 0.2 0.4 0.6
ハ ダ
ニ 雌
成
虫
数 /
0
10 ミヤコカブリダニ
0 10
5/1 6/1 7/1 8/1 9/1 10/1 11/1 12/1
ニセラーゴカブリダニ 不明種
月/日
殺菌剤無散布 慣行防除
/ 10 フ ァ イ ト ト ラ ッ プ カ ブ リ ダ
ニ 雌 成 虫 数
土着天敵の種構成の消長
(ファイトトラップ調査;2008年)
薬剤名 ミヤコ カブリダニ
ニセラーゴ カブリダニ
マシン油 ○ ○
スプラサイド ○ -
マッチ乳剤 ○ ○
アドマイヤー ○ -
モスピラン ○ ○
スタークル ○ ○
デラン ○ -
フロンサイド ○ -
ストロビー ○ ○
ジマンダイセン ○ ×
ベンレート ○ -
ベフラン ○ -
注) ○ 土着天敵に影響小 × 影響大 殺虫剤
殺菌剤
土着天敵に対する慣行防除薬剤の影響
(圃場レベル)
慣行防除では 殺菌剤無散布では
ミヤコカブリダニ ニセラーゴカブリダニ
(岸本原図)
試験1 まとめ
本県でも、防除体系の違いで異なるカブリダニ類
が増殖し、夏期のミカンハダニを抑制
1) 試験場所 果樹研究所内ほ場、 現地ほ場 〃 期間 2009年
2) 供試品種 極早生温州 「豊福早生」、慣行防除 3) 試験区の構成
ミカンハダニの防除体系
6/25 8/26
2回削減 × ×
1回削減 マシン油乳剤 200倍 ×
対 照 マシン油乳剤 200倍 ダニエモンフロアブル 6000倍 薬剤散布日
試験区
試験2
目的
・ 現地栽培園での確認
・ 土着天敵を活用して、農薬散布を減らせるか?
方法
果研(各区6本)
試験区のようす
(供試樹数)
2009年は見取り
調査のみ
現地(各区8本)
ミカンハダニ (●) カブリダニ類 (●)
ミカンハダニの 要防除水準
葉当たり1頭
散布回数削減の 影響は?(果研)
月/日
0 2 10
月/日
0.2 0.4 0.6
0 2 10
月/日
0.2 0.4 0.6 マシン油
0 2 10
5/1 6/1 7/1 8/1 9/1 10/1 11/1 12/1 0 0.2 0.4 0.6 マシン油 ダニ剤
ハダ ニ雌 成 虫 数
/ 葉
カブ リダ ニ成 虫 数
/ 葉 ダニ剤
無散布
ダニ剤
×
無散布× ×
2回削減
1回削減
対 照 マシン油
無散布
0 1 5
月/日
0 0.1 0.2 0.3
マシン油
無散布 ダニ剤
無散布
0 1 5
月/日
0 0.1 0.2 0.3
マシン油
ダニ剤 無散布
0 1 5
5/1 6/1 7/1 8/1 9/1 10/1 11/1 12/1 0 0.1 0.2 0.3
マシン油 ダニ剤
月/日
2回削減
×
× ×
1回削減
対 照 ハダ
ニ雌 成 虫 数
/ 葉
カブ リダ ニ成 虫 数
/ ミカンハダニ (●) 葉
カブリダニ類 (●)
ミカンハダニの 要防除水準
葉当たり1頭
散布回数削減の
影響は?(現地)
表 ミカンハダニによる葉の被害程度と収穫果実の果実品質
2回削減 88.4 ± 11.6 a
注)10.8 ± 0.5 a 0.97 ± 0.06 a 1回削減 64.8 ± 14.8 b 10.2 ± 0.3 b 1.01 ± 0.05 a 慣行防除 14.7 ± 21.2 c 10.3 ± 0.3 ab 1.01 ± 0.14 a 2回削減 82.2 ± 18.8 a 10.1 ± 0.5 a 1.01 ± 0.07 a 1回削減 65.6 ± 23.4 b 10.2 ± 0.2 a 1.16 ± 0.09 a 慣行防除 57.8 ± 23.7 b 10.3 ± 0.4 a 1.03 ± 0.07 a 注) 異なるアルファベット間には5%水準で有意差あり (P<0.05).
糖度 (Brix)
クエン酸 (g/100ml)
現地 圃場 試験
地
ミカンハダニの 防除体系
葉の 被害程度 所内
圃場
葉の被害、果実品質
に対する影響は?
・ 現地栽培園でも、土着天敵が夏期のミカンハダニ を抑制する。
・ ハダニ防除1回削減は、2回削減に比べ、ハダニ の密度を低く抑制し、葉の被害も軽減される。
・ 果実品質は、夏期の防除を削減しても慣行防除と 差はない。
夏期のミカンハダニの
防除回数を1回削減できる
ミヤコカブリダニ試験2 まとめ
土着天敵を活用したミカンハダニの防除 (案)
従来型
(カンキツ露地全般)
ハダニ防除
基幹防除 ○ ○ ○
臨機防除 (○) (○) (○)
ハダニ防除 土着天敵
基幹防除 ○ ○ ×
臨機防除 (○) × ×
9 10 11 12月 5 6 7 8
1 2 3 4
9 10 11 12月 5 6 7 8
1 2 3 4
土着天敵(カブリダニ類)の活動期間
マシン油 マシン油
マシン油 主体
殺虫剤
マシン油散布による 土着天敵の保護
天敵活用型
ミカンハダニ減農薬への3つのステップ
1) まず、実際に土着天敵を見てみよう
2) 周辺環境や薬剤によって、土着天敵の発生が 異なることを確認しよう
3) 現在の防除体系を、土着天敵に悪影響を与えず、
ハダニを増やさないよう、工夫しよう
・
アザミウマ防除(ハチハチ、コテツの使用時期に注意)
・
カメムシ防除(少発生時はネオニコチノイド系薬剤、多発時は合成ピレスロイド系薬剤)