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人と自然が共生する「緑の国みやざきづくり」プロジェクト

ドキュメント内 平成22年11月8日 (ページ 86-95)

第5章 重点プロジェクト

2 人と自然が共生する「緑の国みやざきづくり」プロジェクト

資源循環システムの構築を進めるとともに、本県の豊かな森林資源やそれを育む水資源の 保全を図り、循環型社会や自然と共生する社会の実現に向けた取組を行います。

3 「環境人材みやざきづくり」プロジェクト

環境教育の充実や環境保全活動の実践を通じて、「低炭素社会みやざきづくり」や人と自 然が共生する「緑の国みやざきづくり」を支える人材を育成します。

重点プロジェクトの構成イメージ

日本

に っ ぽ ん

のひなた「太陽と緑の国みやざき」の実現

・宮崎県新エネルギービジョンの推進

・低炭素社会の実現に向けた本県らしい 取組の推進

「低炭素社会みやざきづくり」

プロジェクト

・みやざきの循環システム構築

・水環境の保全

・生物多様性の保全と持続可能な利用の 取組

・資源循環型林業の確立

人と自然が共生する

「緑の国みやざきづくり」

プロジェクト

・次世代の環境を担う人材育成

・多様な主体との連携や協働

・森林環境教育の充実

「環境人材みやざきづくり」プロジェクト

1 「低炭素社会みやざきづくり」プロジェクト

(1)プロジェクトのねらい

地球温暖化は、食糧危機、水資源の枯渇、生態系の破壊、海水面の上昇の原因となるなど、

地球規模の課題であり、その解決のためには、国際社会が協調しながら取り組む必要があり ます。

また、本県は全国トップクラスの日照時間、快晴日数という日照環境や、木材や家畜の豊 富なバイオマス資源などに恵まれており、地域に必要なエネルギーの一部を地域資源による 再生可能エネルギーによって賄うことで、地域内からの資金の流出が抑制され、地域経済の 循環の促進につながります。

再生可能エネルギーの利用促進、省エネルギーの推進、森林吸収源の確保に取り組むこと で低炭素社会みやざきの実現を目指します。

(2)プロジェクトの施策展開

○宮崎県新エネルギービジョンの推進

本県が保有するポテンシャルを最大限に活用した新エネルギーの導入促進を図ります。

①みやざき太陽プロジェクト

太陽光発電の導入、普及啓発等を行います。

②みやざき森林バイオマスプロジェクト

市町村や関係団体等と連携し、木質系バイオマスの一層の活用を図ります。

③みやざき小水力プロジェクト

県や市町村、大学等で構成する「宮崎県農業水利施設小水力等発電推進協議会」を推進 体制として、技術支援やノウハウの提供等を行い、小水力発電の導入促進に取り組みま す。

④エネルギーの地産地消による地域・産業づくりプロジェクト

新エネルギーと地場産業等とのマッチングを図るとともに、関連産業の振興を進めなが ら、地域経済の活性化等を図ります。

○低炭素社会の実現に向けた本県らしい取組の推進

低炭素社会を実現するため、本県の特長を活かした温室効果ガスの排出抑制、二酸化炭素 吸収量の増加を目的として、次の2つの施策を展開します。

①条例に基づく温室効果ガス排出削減の取組をより実践的なものとするため、県民や事業 者等が共通して取り組める効果的事例を発信します。

②カーボン・オフセット制度により、森林の二酸化炭素吸収機能等に経済的・社会的価値

プロジェ

みや プロ

みやざ プロ

ェクトのイメ

宮崎県新エ 再生 ギー

やざき太陽 ロジェクト

本県が保有 を最大 新エネル

ざき小水力 ロジェクト

メージ

エネルギービ 可能エネル の利用促進

有するポテン 大限に活用し ルギーの導入

エネ 地産地 地域・

プロ みや 森林バ

プロジ

低炭素社会

低炭

ビジョン ル

シャル た 促進

ルギーの 地消による

産業づくり ジェクト やざき バイオマス

ジェクト

○カ

会みやざ

素社会の

○温 省エネルギー

推進

効 排

カーボン・オ

ざきづく

の構築

二酸 カー 温室効果ガス

排出 低炭素

本県 ーの

みやざき 保全

効果的事例の 排出計画書・

家庭でできる 手法の提 地球温暖化 家庭や地域で

県民向け

事業者向け

オフセットの

資 金 森林整備 酸化炭素吸収

ーボン・オフ ス排出削減

出削減取組の 素社会の実現

らしい取組の 森林吸収源

確保

県民の住みよ 全等に関する

の紹介・表彰

・報告書の提 るわかりやす 提示(環境家 防止活動推進 での削減行動

の取組

収量の増加 フセット の強化

に向けた の推進 源の

よい環境の 条例

彰等 提出

すい削減目標や 家計簿等)

進員等による 動の啓発・実践

る 践

2 人と自然が共生する「緑の国みやざきづくり」プロジェクト

(1)プロジェクトのねらい

地域特性を活かした資源循環システムの構築を進めるとともに、本県の豊かな森林や水資 源を保全・活用することにより、恵まれた自然環境を有効に活用する緑と循環の国みやざき を実現し、循環型社会、自然共生社会構築のトップランナーとなります。

(2)プロジェクトの施策展開

○みやざきの循環システム構築

地域で循環可能な資源をなるべく地域で循環させていく(地域循環圏の構築)という考え 方に基づき、本県の特性や資源の性質に応じた最適規模の循環の範囲を検討し、その実現に 向け、次の3つの施策を展開します。

①県民の意識啓発による食品ロスやレジ袋等の削減による排出抑制の取組や、リサイクル 施設整備の支援によって、4Rの取組を推進するとともに、不法投棄の防止など廃棄物 の適正処理を図ります。

②本県の特性や循環資源の性質に応じた、効率的な循環を行うための調査・分析、循環シ ステムの検討等を行い、循環資源の利用促進を図るとともに、循環資源の利活用に寄与 する循環型社会ビジネスの振興・活性化を図るため、先進的な取組をモデル事業として 支援します。

③循環資源を原料としたリサイクル製品などの環境にやさしい商品やサービス等の需要拡 大を図るため、公共事業で使用する建設資材の需要拡大や消費者等へのPRに取り組み ます。

○水環境の保全

本県を代表する「大淀川」を中心に、水質を改善し、よりよい水環境を次代に残していく ため、水源の涵かん養や河川環境等の浄化・保全を進めます。

①貴重な資源としての水の適切な利用や循環利用を推進するとともに、水源涵かん養のため、

森林・農地の保全、緑地の創出、透水性舗装など雨水浸透機能の向上に取り組みます。

②河川等の水質改善のため、次のとおり事業所排水及び生活排水対策を推進するとともに、

環境モニタリングにより汚濁原因調査及び水質改善の評価を行います。

・事業所(畜産業を含む)排水に係る監視・指導、試験研究機関等による排水処理技術 の指導

・生活排水処理施設の計画的な整備、下水道や農業集落排水等の接続率の向上、浄化槽

・下水道、農業集落排水、浄化槽事業における汚泥処理処分施設等の共同化

③水とのふれあいの機会を増やし、水辺環境を守ることの重要性について、県民の意識の 向上を図ります。

・水辺環境調査の実施など、主として小中学生を中心とした体験型環境教育の推進

・県民参加による河川浄化活動の推進

・河川整備等における親水性の確保及び多自然川づくりの推進

本県を代表する「大淀川」の水質を改善することを目標に、大淀川流域をモデル地 区として、重点的に取り組みます。

実施に当たっては、県民・事業者・団体・関係市町村・国・県が、目標達成のため にそれぞれの役割をしっかりと果たし、かつ強力な連携の下、効果的に進めます。

○生物多様性の保全と持続可能な利用の取組

すべての県民が生物多様性の価値を認識し、それを保全し持続可能に利用するための行動 を行うように、「みやざき自然との共生プラン(生物多様性みやざき戦略)」の4つの基本戦 略に基づき、各施策を推進します。

①野生生物の適切な保護管理

②重要地域の保全

③県土の区分に応じた生物多様性の保全

④生物多様性の主流化の推進

○資源循環型林業の確立

森林の水源の涵かん養機能や県民の生命や財産を守る県土の保全機能に加え、地球温暖化の原 因となる二酸化炭素の吸収・固定機能など多面的な機能を将来にわたり持続的に発揮させて いくため、森林資源の循環型林業を確立します。

①「伐って、使って、すぐ植える」という森林資源の循環利用を基本とした森林の整備・

保全を推進します。

②下刈り、除間伐等、適切な保育管理を実施して樹木の生長を促進し、二酸化炭素吸収・

固定機能の高い森林を造成します。

③林業生産活動を通じて産出される木材の利用促進を図ります。

ドキュメント内 平成22年11月8日 (ページ 86-95)

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