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塩 化 ナ ト リ ウ ム 抽 出 液 の 希 釈 倍 率

i 一 回 目 白 四 回 目

表. 1 

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培養全骨細胞の骨吸収能と破骨細胞数に及ぼす TGF‑s1 の影響

吸収筒面積 (xl 0

m  m

2

破骨細胞数 破骨細胞数

象牙片

︑︑

E'''E L‑

一 m m

也︑‑ 'E

積一片 面一牙 鶴一象

V

人一 dHHa‑

吸一

TGF

s1(ngimi)

1.54

0.04

0.77

0.08

0.56

0.18 *  0.46

0.04 *  0.39

0.15 *  1.48

0.26 201

8 203

25 202

21

205

16

208

8 221

23 3.08

15 2.88 士 12

1.55

12 1.14

30 * 

0.96

8* 0.86

12 *  Control  0.008  0.04  0.2 

実験方法 2 )と 3 )に従い、全骨細胞を象牙片上で培養し、 TGF‑s1 添加 4 日後に破骨細胞数および吸収禽の面積を算定した。各値は 4 検体の平均値および 標準偏差を表している。 *  .未処理対照との間に有意差を認めた (p<O.05) 。

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破 骨 細 胞 の 形 成 と 活 性 に 及 ぼ す

Transforming  growth  factor‑sl

の 影 響 に つ い て

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TGF‑slは 、 各 種 細 胞 の 分 化 、 増 殖 を 調 節 す る 多 機 能 な 性 格 を 備 え た サ イ ト カ イ ン で あ る 。 し か し 、 破 骨 細 胞 の 分 化 、 形 成 に 対 す る こ の サ イ ト カ イ ン の 役 割 は い ま だ に 明 ら か になっていない。

そ こ で 、 本 研 究 で はTGF‑slの 破 骨 細 胞 に よ る 骨 吸 収 に 対 す る 影 響 を 調 べ る た め 、 新 生 マ ウ ス 長 管 骨 よ り 採 取 し た 骨 組 織 中 の 全 て の 細 胞 ( 以 下 、 全 骨 細 胞 と 略 記 す る ) を 象 牙 片上で培養した。 TGF‑slは

0 . 0 4 ‑ 5 n g / m [

の 濃 度 で 、 破 骨 細 胞 に よ る 骨 吸 収 を 抑 制 す る こ と が わ か っ た 。 電 子 顕 微 鏡 に よ る 観 察 で は 、 ミ ト コ ン ド リ ア が 減 少 し 、 波 状 縁 、 明 帯 の 形 成 が 弱 い こ と か ら も 破 骨 細 胞 の 骨 吸 収 活 性 の 低 下 が 示 唆 さ れ た 。

全骨細胞を用いた破骨細胞形成系では、

1 0 ‑ 8 M

の 活 性 型 ビ タ ミ ンD3とともにTGF‑slを 添加すると

0 . 2 ‑ 1 n g / m [

の 濃 度 で 破 骨 細 胞 形 成 を 促 進 す る こ と が わ か っ た 。 次 に 破 骨 細 胞 の 形 成 過 程 に 異 種 細 胞 の 混 入 を 除 い た 血 液 芽 球 細 胞 か ら の 破 骨 細 胞 形 成 系 を 用 い て

T G F ‑ B l

の 破 骨 細 胞 形 成 に 対 す る 直 接 作 用 に つ い て 検 討 し た 。 意 外 な こ と にTGF‑slは、 O.

2  n g / m [

より高濃度の群において破骨細胞形成を抑制した。

近 年 、 破 骨 細 胞 の 形 成 に は 、 骨 芽 細 胞 が 関 与 し て い る と 報 告 さ れ て い る 。 そ こ で 骨 芽 細 胞 を 介 し た 間 接 的 な 影 響 を 検 討 す る た め に 、 骨 芽 細 胞 と し て 骨 芽 細 胞 様 細 胞MC3T3‑EI 細 胞 を 用 い 、 こ の 細 胞 を

1n g / m [

のTGF‑slで 処 理 し た 後 に 得 ら れ る 培 養 上 清 、 細 胞 外 基 質 の 塩 化 ナ ト リ ウ ム 抽 出 液 を 用 い て 破 骨 細 胞 に 対 す る 影 響 を 検 討 し た と こ ろ 、

1 0 ‑ 8 M

の 活 性 型 ビ タ ミ ンD3共存下で破骨細胞形成を促進した。

これらのことから、

T G F ‑ s l

は 破 骨 細 胞 の 活 性 に 対 し て は 、 抑 制 を 示 す 。 し か し 、 破 骨 細胞形成に対しては、直接、破骨細胞の形成を抑制│するが、間接的には骨芽細胞を介し て促進することが示唆された。

上記の結果は

T G F ‑ s l

の 骨 吸 収 に お け る メ カ ニ ズ ム を 解 析 す る の に 有 用 で あ り 、 ま た 矯 正力の作用後慌の解明にも寄与すると考えられる。

従 っ て 、 本 研 究 は 歯 科 医 学 の 発 展 に 貢 献 す る こ と が 極 め て 大 で あ り 、 本 論 文 は 博 士 (歯学)の学位記に値するものと考える。

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