• 検索結果がありません。

耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策  (1)基本的な取組方針

ドキュメント内 渋谷区耐震改修促進計画 (ページ 43-55)

第6章  今後の取組み

3  耐震診断及び耐震改修の促進を図るための施策  (1)基本的な取組方針

・自助・共助・公助の原則に基づき、建物所有者による主体的な取組に対し、技術的な支援を実施   

・公共的な観点から必要がある場合には、財政的支援を実施   

・耐震化促進に向け、区市町村及び関係団体と連携を構築 

   

(2)重点的に取り組むべき施策  ア  木造住宅密集地域の耐震化 

・防災都市づくり推進計画に定められた整備地域を対象に木造住宅密集地域整備事業を推進し、

不燃化・耐震化を促進するとともに、耐震診断・耐震改修の支援を実施   

・延焼遮断帯等を対象に都市防災不燃化促進事業を推進し、不燃化・耐震化を促進   

イ  重点的に耐震化を図るべき建築物 

・防災上重要な公共建築物については、耐震診断を速やかに実施し、診断結果を公表するととも に、具体的な整備プログラムを作成   

・民間特定建築物のうち、百貨店、ホテル等については、耐震化を強く要請   

・合意形成が難しい分譲マンションは、耐震診断助成制度等の活用を促進   

ウ  幹線道路沿いの耐震化 

・地震発生時に閉塞を防ぐべき道路を指定し、一定の高さを超える沿道の建築物を対象として重 点的に耐震化   

・閉塞を防ぐべき道路は、東京都地域防災計画に定める緊急輸送ネットワークの緊急輸送道路な どを指定 

(当面3路線をモデル指定:中央通り・第一京浜、新宿通り・甲州街道、蔵前橋通り)   

・対象建築物に対し、耐震改修促進法に基づく指導・助言を実施するとともに、特に重要なものに 対して、公共的な観点から支援を実施   

(3)法に基づく指導・助言 

・耐震改修促進法上の権限をもつ都及び23区8市は、民間特定建築物の所有者に対し、耐震診 断・耐震改修の速やかな実施を指導・助言   

・特に重要な民間特定建築物で、指導・助言しても従わない場合は具体的な指示を行い、正当な 理由がなく指示に従わないときには公表 

公表したにもかかわらず改修等を行わない場合で、著しく保安上危険なものの所有者に対し、建 築基準法に基づく勧告・命令を検討   

(4)耐震化を促進するための普及啓発及び環境整備 

・木造住宅の安価で信頼できる耐震改修工法・装置の普及   

・耐震診断技術者・耐震改修施工者の育成と情報提供   

・相談窓口の拡充や地震ハザードマップ等の活用による普及啓発・情報提供の充実   

(5)関連施策の推進 

・落下物対策、ブロック塀の倒壊防止対策、エレベーターの閉じ込め防止対策等を促進   

・新たに建築される住宅・建築物について、建築基準法に基づく建築確認、中間検査及び完了検 査の実施を徹底  

 

※:東京都耐震改修促進計画は平成 20 年 3 月 27 日に一部変更された。 

変更の概要 

・震災時に重要な役割を果たす緊急輸送道路の沿道の建築物の耐震化をさらに進めるため、「地震発生時に 閉塞を防ぐべき道路」の指定を3路線(約 38 キロメートル)から緊急輸・送道路全路線(約 1,970 キロメートル)

に拡大   

・分譲マンションの耐震化を図るため、これまでの耐震診断助成に加え、耐震改修助成を実施 

資料3  渋谷区の補助事業の概要 

①木造住宅耐震診断コンサルタント派遣 

木造の在来工法など(丸太組構法、旧 38 条認定および型式適合認定によるプレハブ工法の住 宅を除く)による専用住宅、兼用住宅、併用住宅(居住者が併用部分を使用するものに限る)、

長屋または共同住宅で個人の所有するもの  昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築工事に着手した  すでにこの派遣の対象となっていない 

適用要件 

その他区長が必要と認める建築物である 

②木造住宅耐震改修助成 

在来工法による木造住宅など(昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築工事に着手したもの) 

区の木造住宅耐震診断コンサルタント派遣による耐震診断を受け、その結果、構造評点が 1.0 未満である 

区に登録している耐震診断コンサルタントが耐震設計および工事監理を行う  区が指定する耐震特別委員会の判定書等を得た耐震改修工事を行う  すでにこの助成の対象となっていない 

適用要件 

そのほか区長が必要と認める建築物である  対象建築

物 

65 歳以上の人が居住している   

障害などにより、地震時に避難が困難な人が 居住している 

左記以外の住宅 

改修 内容  

構造評点 0.7 以上または、1 階のみを構造評 点 1.0 以上の建物に改修する工事 

(1階のみの改修の場合は、1階に上記の対 象者が居住していること。) 

構造評点 0.7 以上または、1 階のみを構造評 点 1.0 以上の建物に改修する工事 

簡 易 改 修  補

助額  

改修工事に要した費用が 50 万円以内の場合 はその額、50 万円を超える場合は 50 万円に 超えた額の  3 分の 2(上限 50 万円)を加えた 額 

限度額  100 万円 

改修工事に要した費用の 2 分の 1 の額  限度額  60 万円 

改修 内容  

構造評点 1.0 以上の建物に改修する工事  構造評点 1.0 以上の建物に改修する工事  一

般 改 修  補

助額  

改修工事に要した費用が 50 万円以内の場合 はその額、50 万円を超える場合は 50 万円に 超えた額の 3 分の 2(上限 100 万円)を加えた 額 

限度額  150 万円 

改修工事に要した費用の 2 分の 1 の額  限度額  100 万円 

③建築物耐震診断助成 

昭和 56 年 5 月 31 日以前に建築工事に着手した  建築基準法等法令に適合している 

すでにこの助成の対象となっていない  適用要件 

その他区長が必要と認める建築物である  建築物の用途 

病院、診療所(入院施設のあるものに限 る)、児童福祉施設、幼稚園、心身障害 者福祉施設 

戸建住宅  共同住宅 

木造 

(在来工法) 

助成 金額  

耐震診断に要した費用  限度額:200,000 円 

   

鉄骨造  鉄筋コンクリ ート造  鉄 筋 鉄 骨 コ ンクリート造 

助成 金額  

耐震診断に要した費用の 2 分の 1  限度額:1,000,000 円 

耐震診断に要した 費用の 2 分の 1  限度額:200,000 円 

耐震診断に要した 費用の 2 分の 1  限 度 額 : 1,000,000 円 

 

④耐震シェルターなど設置助成 

昭和56年5月31日以前に建築工事に着手した木造住宅 

65 歳以上の人または、地震時に避難することが困難である人が居住している  すでにこの助成金の交付を受け、耐震シェルターなどの設置がされていない  渋谷区木造住宅耐震改修補助金交付要綱による補助金交付が確定となっていない  対象住宅 

そのほか区長が必要と認める建築物である 

助成内容  耐震シェルターまたは、防災ベッドの設置および設置に要する費用 

(注)設置できるのは、1 階部分のみ。また、3 階以上の住宅は設置の対象外  助成金額 

耐震シェルターまたは、防災ベッドの設置などに要した費用(床などの補強工事が発生した場 合は、設計・監理費を含む) 

限度額  50 万円 

資料4  東京都緊急輸送道路ネットワーク計画図   

                                           

注)高速自動車国道、都市高速道路は図面には表示されていないが、すべて第一次緊急 輸送道路 

             

恵比寿南2丁目

恵比寿3丁目 本町1丁目 初台1丁目

本町3丁目

本町4丁目

本町5丁目

幡ケ谷3丁目 本町6丁目

本町2丁目

笹塚2丁目 笹塚3丁目

幡ケ谷2丁目

笹塚1丁目

幡ケ谷1丁目

大山町

上原1丁目

上原3丁目 上原2丁目

富ケ谷2丁目 西原1丁目

西原2丁目

西原3丁目 元代々木町

初台2丁目 代々木5丁目

千駄ケ谷4丁目

千駄ケ谷1丁目 千駄ケ谷5丁目

千駄ケ谷6丁目

代々木3丁目

代々木神園町 代々木2丁目

代々木4丁目

代々木1丁目

神南2丁目

千駄ケ谷2丁目

千駄ケ谷3丁目

神宮前1丁目 神宮前2丁目

神宮前3丁目

神宮前4丁目

神山町 富ケ谷1丁目

松濤1丁目

松濤2丁目

円山町

神泉町

南平台町 道玄坂1丁目 道玄坂2丁目 神南1丁目

宇田川町

神宮前5丁目 神宮前6丁目

渋谷1丁目

渋谷2丁目

渋谷3丁目 渋谷4丁目

東1丁目 東4丁目

東2丁目

東3丁目

恵比寿4丁目

恵比寿南1丁目 桜丘町

鶯谷町

猿楽町 鉢山町

恵比寿南3丁目 恵比寿西2丁目

恵比寿西1丁目 代官山町

広尾2丁目 広尾4丁目

広尾3丁目

広尾5丁目

恵比寿1丁目 広尾1丁目

恵比寿2丁目

1:16000

500m 0 500 1000 1500

凡 例

一次路線 二次路線 三次路線

資料5  建築物の耐震改修の促進に関する法律(抜粋) 

(平成七年十月二十七日法律第百二十三号)

最終改正:平成一八年六月二日法律第五〇号

(一部未施行) 

第一章  総則

(目的)

第一条  この法律は、地震による建築物の倒壊等の被害から国民の生命、身体及び財産を 保護するため、建築物の耐震改修の促進のための措置を講ずることにより建築物 の地震に対する安全性の向上を図り、もって公共の福祉の確保に資することを目 的とする。

(定義)

第二条  この法律において「耐震診断」とは、地震に対する安全性を評価することをいう。

  2   この法律において「耐震改修」とは、地震に対する安全性の向上を目的として、 

増築、改築、修繕若しくは模様替又は敷地の整備をすることをいう。

  3   この法律において「所管行政庁」とは、建築主事を置く市町村又は特別区の区域 については当該市町村又は特別区の長をいい、その他の市町村又は特別区の区域 については都道府県知事をいう。ただし、建築基準法 (昭和二十五年法律第二百 一号)第九十七条の二第一項 又は第九十七条の三第一項の規定により建築主事を 置く市町村又は特別区の区域内の政令で定める建築物については、都道府県知事 とする。

(国、地方公共団体及び国民の努力義務)

第三条  国は、建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に資する技術に関する研究開発を促 進するため、当該技術に関する情報の収集及び提供その他必要な措置を講ずるよ う努めるものとする。

  2   国及び地方公共団体は、建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るため、資金 の融通又はあっせん、資料の提供その他の措置を講ずるよう努めるものとする。

  3   国及び地方公共団体は、建築物の耐震診断及び耐震改修の促進に関する国民の理 解と協力を得るため、建築物の地震に対する安全性の向上に関する啓発及び知識 の普及に努めるものとする。

  4   国民は、建築物の地震に対する安全性を確保するとともに、その向上を図るよう 努めるものとする。

第二章  基本方針及び都道府県耐震改修促進計画等

(基本方針)

第四条  国土交通大臣は、建築物の耐震診断及び耐震改修の促進を図るための基本的な方 針(以下「基本方針」という。)を定めなければならない。

ドキュメント内 渋谷区耐震改修促進計画 (ページ 43-55)

関連したドキュメント