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Zmin

5.1 考察

本研究では,路上走行中の自動車に運転席向きに取り付けられた車載ドライブレコーダの単眼カメ ラ映像から,頭部・肩・手の位置を追跡し運転手の動作解析を試みた.その結果,頭部・手の追跡とし

Particle Filter

を用い,肩検出の手法としてΩ検出を用いることで運転席内における運転手の動作解

析を実現した.

本研究は危険動作をリアルタイムに警告するシステムのほか,熟練ドライバと初心者ドライバの運転 動作の違いなど,従来のハンドル操作量の評価などとは違った運転評価を可能にするという点において も有用なものであると考える.

このような,単眼カメラを用いた運転手動作のロバストな解析を行い,リアルタイムでの危険動作警 告システムを提案することができれば,今後,自動車事故の大幅な削減に貢献することが可能と考える ここではオフラインでの処理であったが,今後はリアルタイムで危険動作を警告するシステムを目指 す予定である.

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第 6 章

結論

本章では, 本論文で提案した手法の有効性や実験結果を総合的に示す

.

また, そこから今後の 発展や方針を述べる

.

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6.1 おわりに

この研究は運転手の手領域を追跡することが目的ではない.手領域の軌跡を取得す

ることにより運転手の運転挙動特徴を推定し,それと事故との相関関係を調べることにより,将来 的にはドライブレコーダ映像の取得からリアルタイムで運転手に危険を警告できるようなシステ ムを目標としている.本論文における運転手の手移動軌跡の書き出しはその第一歩であり,これか らその情報をもとに運転の安全性や手がハンドルやギアなどのどの機器におかれているのかを推 定していく.

本実験の結果得られた手領域の追跡精度は

89.4%

であったが,安全運転を評価する上で決して高 いといえる結果ではなく,また近い色ヒストグラムを持つ腕領域を追跡してしまうなどの課題も多 い.

そのため,今後の研究では手領域の追跡精度を高めるとともに,この手領域の軌跡という情報と,

実際の事故発生との相関をさぐり,安全運転を評価できるようなシステムを開発していくつもりで ある.

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