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統計解析は SPSS16.0J (SPSS Inc., Chicago, USA) を使用し、 Pearson または Spearman の係数を用いて相 関関係を調べた。

日本型薬膳の便通改善および咀嚼効果による内臓脂肪削減のための食育プログラムの開発と評価

表2 本研究において設定した目標の栄養素等摂取量

4. 研究成果

(1) 保育所幼児における日本型薬膳摂取の排便習慣に及 ぼす影響

①対象者の特性

1) 対象者の年齢別、 性別、 身体状況

本研究の対象者は保育所幼児121名中、 同意が得られ た99名 (81%) である。 身体状況では身長、 体重そして 肥満度 (BMI) では、 対象者の小学校入学前の6歳の男 子、 女子の身長、 体重は文部科学省学校保健統計調査の 全国平均の数値とほぼ一致していた。

2) 幼児の栄養素等の摂取状況

幼児の栄養素等の摂取状況を表3に示した。 栄養素等 の摂取状況では、 幼児のエネルギーは性別、 年齢問わず、

推定エネルギー必要量に比べいずれも高い数値を示した。

たんぱく質も同様に推奨量に比べ高値を示していた。 脂 肪エネルギー比の目標量は20%以上30%未満であるが、

1〜2歳の男子、 女子、 3〜5歳の男子は正常範囲であ り、 3〜5歳の女子で32.7±6.1%、 6〜7歳男子33.5±

5.3%、 女子34.9±4.0%であった。 炭水化物エネルギー の目標量は67%であり、 目標とした栄養摂取量の80%以 下を示していた。 食物繊維は目安量に比べ性別、 年齢問 わず低い数値を示していた。 生活習慣病と関わりのある 食塩相当量の摂取量は高く、 目標の2倍以上摂取してい た。 幼児の年齢が高くなるにつれて鉄、 Ca が不足、 女 子は鉄が不足していた。

②食生活に関する意識・実態調査結果

幼児の食生活に関する意識・実態調査結果、 家族形態 は祖父母と同居は21.7%、 核家族は72.9%であった。 家 で食事を作る母親が83.3%、 祖母16.7%であり、 料理を 作る人の就業で就業ありが72.9%を占めていた。 家庭で 野菜料理をよく作るは89.6%、 郷土料理を作るは42.2%、

行事食を作るは27.3%であった。

幼児の生活時間で起床時間は7時から8時までが全体 の75%を占め、 夕食時刻は19時前60.4%、 19時以降37.5

%、 決まっていないが2.1%であった。 就寝時刻は21時 前20.8%、 21時以降64.6%、 22時以降は14.6%を占め、

幼児の睡眠時間は平均9.60±0.55時間であった。 咀嚼状 態では、 よく噛む14.6%、 普通に噛む75%、 噛まないが 10.4%であった。 食事の味付けは薄味を好む31.2%、 濃 い味を好むが43.8%、 わからない25.0%であった。 食事 の量についてはお腹いっぱい食べる幼児は36.2%を占め ていた。 お箸をよく使えるは2人に1人であり、 包丁を 使えないは66.0%、 ご飯、 汁物、 おかずの三角食べがで きないは70.8%を占めていた。

③排便習慣調査結果 1) 排便習慣調査

日本型薬膳を摂取前後における排便習慣調査結果を表 4に示した。

便秘状況で、 便秘ぎみはで摂取前が22.7%を占め、 摂 取後は25.0%であり、 2群において差は認められなかっ た。 摂取前の調査で排便を我慢する群と我慢しない群で は、 29.5%、 70.5%であった。 摂取後で11.4%、 88.6%で 表3 幼児の栄養素等の摂取状況

あり、 摂取前後背有意差が認められ、 2回目の調査で我 慢する幼児が少なくなっていることが伺えた。

排便回数については、 摂取前後において差は認められ なかった。 排便時間は、 朝食前は2.3%、 朝食後から昼 食前18.2%、 昼食後から寝る前45.5%、 不規則は34%で あった。 朝の排便時間の有無はある50.0%、 時々ある 36.4%、 ない13.6%であり、 充分に朝の排便時間がある 幼児は2人に1人であることが伺えた。 次に、 排便状態 については排便を毎日見ているは72.7%を占めした。 排 便にかかる時間は3分以内62.8%、 5分以内34.9%、 10 分以上2.3%であった。 おならはあまり出ないが14.0%を 占めていた。

④排便記録調査 1) 排便回数

日本型薬膳メニュー摂取前後の排便回数の結果を表5 に示した。

幼児の排便回数は摂取前8日間が1日の平均は0.82±

0.26回、 29日間の摂取期間の平均は0.79±0.35回、 摂取 後の8日間の平均は0.79±0.29回であり、 3群で有意差 は認められなかった。

2) 1回の排便目安量のスコア化

1回の排便目安量をスコア化したもので表6に示した。

摂取前の8日間の1回の平均は1.00±0.33点、 摂取期間 の29日間の1回の平均は1.09±0.30点、 摂取後の8日間 の1回の平均は1.16±0.36点であり、 摂取後、 排便量が 日本型薬膳の便通改善および咀嚼効果による内臓脂肪削減のための食育プログラムの開発と評価

表4 日本型薬膳摂取前後における排便習慣調査結果

表5 日本型薬膳の摂取前後における排便回数 表6 排便記録調査結果より1回の排便目安量のスコア化

有意に多くなることが示唆された。

(2) 幼児における咀嚼力および食行動が肥満に及ぼす 影響

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