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結果と考察

ドキュメント内 ATLAS (ページ 67-72)

表5.4:ElectronChannel eechannelDataBGQCDDibosonsttbarWZSignal 2electroncut478138486114±38877.6±54.51961.7±19.91368.5±4.988.66±13.14482618±384257.7±6.9 SameSign43194263.2±32.10±038.29±2.6423.11±0.6431.5±7.44170.4±31.257.4±3.3 Mll>15GeV43094261.8±32.10±037.95±2.6122.96±0.6430.68±7.364170.2±31.257.2±3.3 atleast1jet795860.0±14.20±018.8±1.322.16±0.6314.51±2.00805±14.33.0±2.5 MET>50GeV4343.28±2.67±5.280±0±03.26±0.791±1.012.89±0.48±1.733.13±0.93±0.0324.0±2.3±2.724.2±2.1 表5.5:MuonChannel mumuchannelDataBGFakeDibosonsttbarZSignal SameSign26362264±762120±7611.4±0.991.9±1.340.7±7.778.8±3.8 Mll>15GeV24472516±722377±7111.0±0.888.9±1.338.9±7.777.4±3.8 atleast1jet685982±38873±386.0±0.787.2±1.215.6±4.235.1±2.6 MET>50GeV110216±11±22159±11±17.02.3±0.4±0.252.6±1.0±5.71.7±0.7±022.4±2.0

• JES(Jet Energy Scale) : JetEM+JESCalibrationの際に不定性がつく。それを評価するた めに、pT, ηごとに±1σ変化させて、ジェットのエネルギースケールを変化させる。変化前 後のイベント数をを比較する事で系統誤差を見積もる。

• JER(Jet Energy Resolution):JetEnergyの分解能につく不定性を評価する。

• EES(Electron Energy Scale):|η|<1.41%1.4≤ |η|<2.53%の不定性を持っている。そ の分±σ変化させて評価する。

• EER(Electron Energy Resolution): ElectronEnergyの分解能につく不定性を評価する。

• MES(Muon Energy Scale):ηの領域に3%の不定性を持っている。その分±σ変化させて評 価する。

結果

Electron Channel

推定あれるStandard Modelバックグラウンドからの超過は見られず、データとモンテカルロ シミュレーションが高い精度で合っている。Data/MC=99.4%

• メインバックグラウンドはZ生成事象が55.8%でt¯t生成事象が30.2%である。

Muon Channel

推定されるStandard Modelバックグラウンドからの超過は見られない。

• at least 1jetのカットにおいて、Fakeの見積もりがDataと比較してイベント数が大きくなっ

ている。図4.47や図5.1、図5.2からも分かる様にこれはジェットのpTがData-Drivenで求 めたFake起源のイベントの方がデータより大きく見積もられたため、Objectを通過するイ ベントが多くなったと考えられる。

[GeV]

0 100 200 300 400 500 600

10-1 1 10 102

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0 100 200 300 400 500 600

10-1 1 10 102

Data Fake Dibosons ttbar Z signal

0 100 200 300 400 500 600

Data/MC

-0.5 0 0.5 1 1.5 2 2.5 di3_1stjetPt

図5.1: leading JetpT(Mll>15GeV)

[GeV]

0 100 200 300 400 500 600

10-1 1 10 102

[GeV]

0 100 200 300 400 500 600

10-1 1 10 102

Data Fake Dibosons ttbar Z signal

0 100 200 300 400 500 600

Data/MC

-0.5 0 0.5 1 1.5 2 2.5 di3_2ndjetPt

図5.2: 2nd JetpT (Mll>15GeV)

6 章 まとめ

超対称性模型は標準模型を超える新たな素粒子物理の枠組みとして有望視されている。

本研究は重心系エネルギー √

s=7TeVにおいて、約2.2f b1のデータを用いて超対称性粒子の 探索を行った。

すでに0レプトンモードの1f b1のデータを用いた解析でカラー荷を持った超対称性粒子に対し て約1 TeVの質量下限値がつけられている。しかし、この制限はGUT条件によりg˜ : ˜W : ˜B=7:2:1

よりbino-likeなニュートラリーノは170GeV 程度の質量を持つ事になり、最も軽いbino-like

ニュー トラリーノがダークマターである事が否定される。しかし、カラー荷を持った粒子のみが 非常に 重い時、bino-likeなニュートラリーノが100GeV程度でダークマターとなるシナリオも考 えられ る。この場合電弱ゲージーノの直接生成探索が重要となる。本解析ではこの探索において、

特に同電荷を持った2レプトンそれに加えて高いpT のジェットを出すイベントに着目した。この イベントに着目した理由は終状態に以下の様な特徴がある為である。

1. ゲージーノがレプトンやニュートラリーノを生成し、一番軽いニュートラリーノは検出され ない。

2. カラーを持った粒子が作られない為、g˜やsquarkからpTの大きなマルチジェットが生じない。

3. LHCは陽子陽子コライダーを利用している為、ISR(Initial State Radiation)high pT ジェッ トを伴う断面積が大きい。それ故、pT が大きな1ジェットがつく事が多い。

Electron ChannelMuon Channelのそれぞれの特徴は以下のとおりである。

Electron Channel

Same Signを要求しても、Z生成事象のイベントが残った。これはカロリメータ前方の物質量に

依存している。

全てのカットを通過して残ったメインバックグラウンドはZ生成事象で55.8%、t¯t生成事象が

30.2%を占めており、データとモンテカルロシミュレーションは良い精度で合っている。

また、推定されるStandard Modelバックグラウンドからの超過は見られなかった。

Muon Channel

Same Signのカット以降でモンテカルロシミュレーションの統計が不足している為評価できな

い。それ故、Data-drivenで求めたフェイクを用いた。

at least 1Jet以降でデータと一致が見られない。これはData-Drivenで求めたFake起源事象にお けるジェットのpT がデータより大きく見積もられているのが原因だと考えられる。

また、推定されるStandard Modelバックグラウンドからの超過は見られなかった。

今後の展望

• Muon Channelのずれを解消する。改善策の一つとしては高統計のモンテカルロを用い、パ

ラメタリゼーションを行う事が挙げられる。

• eµChannelの解析にも取り組む。

• さらに統計を貯めて解析を行う。レプトンなどのthresholdを下げたりコンバインドトリガー を開発することで信号のアクセプタンスを落とさないよう高統計で解析を行う。

今回の解析では1Jet以上を要求したが、topを落とすために逆にjet vetoをするなど解析の 改良を行う。

• Exclusionに関するConfidence Level(C.L.)を求める。これが0.05以下であることがモデルの 棄却(Exclusion)に関する95%Confidence Levelの定義であり、最終的な目標とする。なお、

Confidence Levelの定義は付録Bで説明する。

ドキュメント内 ATLAS (ページ 67-72)

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