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【2】 糖尿病・メタボリックシンドローム・循環器疾患の予防

◆目標

 糖尿病・メタボリックシンドローム・循環器疾患 の発症および重症化を予防します

~健康診査を毎年受診して、

自身の健康チェックをしましょう~

◆現状

 心疾患、脳血管疾患を含む循環器疾患は、本市においても主要な死因 の一つとなっています。

 肥満(BMI25 以上)の割合は、男性で 20 歳代から 20%を超えてお り、40 歳代と 50 歳代では 30%以上となり、3人に 1 人が肥満傾向 にあります。一方女性は 40 歳代から 60 歳代にかけて肥満の割合が 上昇しています。

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)該当者と予備群を合わ せた割合は、特定健康診査データによると平成 27(2015)年は 27.1%となっており、平成 22 年の 25.9%より増加しています。

 特定健康診査データ(平成 28(2016)年)から、BMI25 以上の肥 満の人では、BMI25 未満の人に比べ、生活習慣病の発症率が上がりま す。高血圧は 1.8 倍、脂質異常症は 1.3 倍、糖尿病は 3 倍、リスクが 高まります。

 健康診査等で糖尿病や高血圧の指摘を受けながらも、医療機関未受診 の可能性のある人は、約 5 割となっています。

図表 5-3 肥満(BMI25 以上)の割合

出典: 一般健康診査・特定健康診査データ(平成 28(2016)年)

24.5

9.9 21.0

9.0 32.8

15.7 35.1

16.3 28.7

17.7 24.8

16.9

0 5 10 15 20 25 30 35 40

男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性 男性 女性

20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳以上

(%)

図表 5-4 肥満と「高血圧」「脂質異常症」「糖尿病」のリスクの割合

出典:特定健康診査データ(平成 28(2016)年)

※高血圧:収縮期血圧 140mmHg 以上または拡張期血圧 90mmHg 以上 脂質異常症:中性脂肪 300 以上/HDL35 以下/LDL140 以上

糖尿病:HbA1c(NGSP 値)6.5%以上

◆課題

 循環器疾患を予防するには、高血圧、脂質異常症、糖尿病、禁煙の4 つの危険因子を管理することが重要です。

 そのためには、減塩、適切な食事量、野菜の摂取を中心とした食生活 および、生活活動を含めた運動習慣の継続等、生活習慣を整えること が重要です。

 肥満は高血圧、脂質異常症、糖尿病を悪化させることから、特に男性 の肥満を予防する取り組みが重要です。

 糖尿病については、重大な合併症を引き起こすことからも、発症予防 と重症化予防が健康寿命の延伸を図るうえで非常に重要です。

 健康診査等で糖尿病や高血圧、脂質異常症の指摘を受けながらも、医 療機関未受診や治療中断の人もいるため、必要な医療に結びつけ、重 症化の予防を図る必要があります。

女性は閉経後のホルモンバランス変化に備えて、生活習慣を見直して

おく必要があります。

◆目標指標

目標指標 現状値 指標の方向

特定健康診査の受診率 48.5% 上げる

特定保健指導の実施率 19.1% 上げる

メタボリックシンドロームの該当者・予備群

の割合 27.1% 下げる

◆具体的な取組み

<市民の取組み>

・ 定期的に体重や血圧を測定しましょう。

・ 健康診査を毎年受診して、自身の健康状態を把握しましょう。

・ 自分に適切な食事量および必要な運動量を知りましょう。

・ 必要に応じ早期に医療機関を受診し、治療を継続しましょう。

<行政の取組み>

・ 健康診査について受診しやすい体制を整え、受診率の向上を図ります。

・ 健康診査後も継続的な健康管理ができるように医療機関と連携し、環 境整備に努めます。

特定保健指導の内容や効果をお知らせする等、特定保健指導を受けや すい環境を整え、実施率の向上を図ります。

糖尿病、メタボリックシンドローム、循環器疾患の予防に関する正し

い知識について普及啓発を行います。