第4章 地域の保健医療関係を 支える人材の確保・育成
第5節 管理栄養 ⼠ ・栄養 ⼠
3.施策の方向性
○ 市町村における公衆栄養施策の充実
・ 市町村における公衆栄養施策の充実を図るため、管理栄養士や栄養士を配置していな い市町村に対し、配置に向けた働きかけを行います。
○ 特定給食施設における栄養管理の充実
・ 施設利用者における栄養管理の充実を図るため、管理栄養士や栄養士を配置していな い特定給食施設に対し、配置に向けた働きかけを行います。
○ 管理栄養士・栄養士の資質の向上
・ 管理栄養士や栄養士の資質の向上を図るため、管理栄養士や栄養士を対象として、医 療・介護・在宅などでの活動に関する研修等を実施します。また、熊本県栄養士会や管 理栄養士の養成を行う大学等との連携により、管理栄養士や栄養士の資格取得後の教育 体制を強化します。
・ 在宅医療における栄養支援体制の充実を図るため、栄養ケアステーション
③
を開設す る熊本県栄養士会と連携して、在宅での栄養指導等を行う管理栄養士や栄養士の育成を 支援します。
4.評価指標
指標名 現状 目標 指標の説明・目標設定の考え方
① 市 町 村 管 理 栄 養 士・栄養士の配置 率
70. 5%
( 平成 29 年4月)
100%
( 平成 35 年4月)
市 町 村 ( 熊 本 市 除 く ) に 対 し て 働きかけを行い、全ての市町村 に管理栄養士・栄養士が配置さ れることを目指す。
② 特定給食施設管理 栄養士・栄養士の 配置率
81. 0%
( 平成 28 年度末)
85. 0%
( 平成 35 年度末)
特 定 給 食 施 設 に 対 し て 働 き か けを行い、管理栄養士・栄養士 が 配 置 さ れ て い る 当 該 施 設 の 割合を 85%(健康日本 21 の目 標値を参考に設定)とすること を目指す。
第6節 ⻭ 科衛 ⽣⼠ ・ ⻭ 科技 ⼯⼠
1.現状と課題
○ 本県の歯科医療施設に従事する歯科衛生士(平成 28 年度:2, 314 人)は、近年増加し ています(図1参照)。また、人口 10 万人当たりの歯科衛生士数も増加傾向にあり、全 国平均を上回っています(図2参照)。
【図1】県内の就業歯科衛生士数 【図2】人口 10 万人当たりの就業歯科衛生士数
(出典[図1・図2]:厚生労働省「衛生行政報告例」)
○ 高齢者や障がい者への対応など歯科保健医療のニーズが高度化・多様化しています。
また、口腔ケアによるがん、脳卒中、心血管疾患、糖尿病などの治療に伴う誤嚥性肺炎 等の合併症予防や周術期の口腔機能管理など、医科と連携し、専門的な口腔ケアを提供 できる歯科衛生士が求められています。
○ 市町村において、むし歯や歯周病予防の対策などの歯科保健施策を効果的に展開する ため、その歯科衛生士の資質の向上が求められています。
〇 本県の歯科技工士(平成 28 年度:529 人)は、近年減少しています(図3参照)。また、
人口 10 万人当たりの歯科技工士数は、全国平均は上回っているものの、減少傾向にあり ます(図4参照)。
【図3】県内の就業歯科技工士数 【図4】人口 10 万人当たりの就業歯科技工士数
(出典[図3・図4]:厚生労働省「衛生行政報告例」)
2.目指す姿
○ 医科と歯科が機能的に連携することで、県民のニーズに応じた歯科医療提供体制の充 実を目指します。
3.施策の方向性
○ 歯科衛生士・歯科技工士の確保
・ 医療需要の変化に対応した歯科衛生士及び歯科技工士を確保するため、関係団体と連 携し、課題を共有の上、必要な人材の育成等を行います。
○ 歯科衛生士の資質の向上
・ 医療機関等における高度化・多様化する歯科保健医療ニーズに対応できる歯科衛生士 を養成するため、予防歯科、要介護者・障がい者への口腔ケア、摂食・嚥下リハビリテ ーションの研修等を通じて、歯科衛生士の専門性や資質の向上に取り組みます。
・ 回復期リハビリテーションの機能強化や療養継続支援等に携わる歯科衛生士を確保し、
誤嚥性肺炎等の合併症予防などに取り組むため、回復期医科歯科連携協議会を通じて、
人材育成に係る研修等を行うことにより、医科と連携する歯科衛生士の育成を進めます。
・ 市町村のむし歯や歯周病予防の対策など歯科保健施策の充実を図るため、市町村の歯 科衛生士等を対象とした研修等を通じて、歯科保健施策を効果的に展開できる市町村の 歯科衛生士の養成に取り組みます。
4.評価指標
指標名 現状 目標 指標の説明・目標設定の考え方
① 回 復 期 に お け る 医 科 歯 科 連 携 登 録 歯 科衛生士数
451 人
(平成 28 年度末)
730 人 ( 平成 35 年度末)
回 復 期 に お け る 医 科 歯 科 連 携 に 携 わ る 人 材 の 育 成 に 係 る 研 修 等 を 行 うことにより、毎年度平均 40 人程 度の登録を目指す。