一 般 質 問
平成20年9月10日(水曜日)
午前9時30分 開議 午後2時33分 散会
(出席議員) 18人
松 本 和 幸 君 中 原 泰 子 君 髙 岡 利 治 君 塩 﨑 信 介 君 川 上 紗智子 君 福 田 斉 君 大 川 末 長 君 牧 下 恭 之 君 西 田 弘 志 君 中 村 幸 治 君 谷 口 眞 次 君 渕 上 道 昭 君 真 野 頼 隆 君 岩 阪 雅 文 君 平 松 辰 弘 君 田 中 功 君 野 中 重 男 君 緒 方 誠 也 君
(欠席議員) なし
(職務のため出席した事務局職員) 5人
事 務 局 長 (牛 迫 秀 基 君) 次 長 (田 畑 純 一 君)
次 長 (崎 田 雄 七 君) 議 事 係 長 (栄 永 尚 子 君)
書 記 (渕 上 大 輔 君)
(説明のため出席した者) 14人
市 長 (宮 本 勝 彬 君) 副 市 長 (森 近 君)
総 務 企 画 部 長 (葦 浦 博 行 君) 産 業 建 設 部 長 (田 上 和 俊 君)
福 祉 環 境 部 長 (吉 本 哲 裕 君) 総合医療センター事務部長 (桑 畑 達 美 君)
産業建設部産業づくり総室長 (小 林 信 也 君) 福祉環境部次長 (盛 下 修 一 君)
水 道 局 長 (吉 村 明 賢 君) 教 育 次 長 (坂 本 彰 君)
総務企画部総務課長 (本 山 祐 二 君) 総務企画部企画課長 (栄 永 徳 博 君)
総務企画部財政課長 (渕 上 茂 樹 君) 教 育 総 務 課 長 (宮 森 守 男 君)
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平成20年9月第4回水俣市議会定例会会議録(第3号)
○議事日程 第3号
平成20年9月10日 午前9時30分開議 第1 一般質問
1 谷 口 眞 次 君 1 産業廃棄物最終処分場事業者撤退について
2 百間雨水幹線、水俣湾等底質ダイオキシン類対策事業について 3 環境モデル都市認定について
4 PCB(有害化学物質ポリ塩化ビフェニール)の保管・処理につ いて
2 牧 下 恭 之 君 1 環境モデル都市認定について 2 肺炎球菌ワクチンについて 3 子宮頸がんの検診について
4 HTLV−1抗体検査導入について 3 中 原 泰 子 君 1 本市の活性化について
2 肺炎対策について 3 学校再編成について 4 環境モデル都市について
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○本日の会議に付した事件 議事日程のとおり
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午前9時30分 開議
○議長(松本和幸君) ただいまから本日の会議を開きます。
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○議長(松本和幸君) 本日の議事は、議席に配付の議事日程第3号をもって進めます。
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日程第1 一般質問
○議長(松本和幸君) 日程第1、一般質問を行います。
順次質問を許します。
なお、質問時間は、答弁を含め1人70分となっておりますので、そのように御承知願います。
初めに、谷口眞次議員に許します。
(谷口眞次君登壇)
○谷口眞次君 おはようございます。
無限21議員団の谷口です。よろしくお願いいたします。
ことしの夏は北京オリンピックで大いに盛り上がりました。日本選手の活躍に感動の日々では なかったでしょうか。
男子400メートルリレーの朝原選手の走り、さらには女子ソフトボールの金メタル、柔道内柴 の金メタルなど、熊本県選手も活躍をいたしました。しかし、それより何よりも水俣市民にとっ ては、6月26日、産廃処分場完全撤退という、輝かしい歴史的な勝利と、さらに一月後には全国 6カ所のうちの1つ、環境モデル都市に認定されるという、2つの輝かしい金メタルを獲得した のではないでしょうか。
市民も議会も行政も、党派を超えて一丸となって勝ち取ったものであります。今後も残された 水俣病問題や地域の活性化、少子・高齢化問題、さまざまな課題に一丸となって問題解決に取り 組んでいける自信と誇りを実感したところであります。
しかし、その反面、国の政治はどうでしょうか。安倍前総理に続き、福田総理まで、わずか11 カ月で退陣に追い込まれる異常事態、まるで国民の痛みは関係ない、選挙のための辞任劇、政権 放棄、唐突、無責任、さまざまな言葉が新聞紙上にあふれました。総選挙なしで、1度ならずも 2度までも自分たちの都合で首相をかえてこの結末です。
きょうが総裁選の告示日ですが、指導者選びに国民が参加できる国がうらやましく思うのは、
私だけでしょうか。
国も地方もどこの世界も同じことです。国民や市民の支持が得られなければ、政治不信が高ま れば当然のことだと思います。
安心実現内閣、国民目線の改革を掲げて内閣改造してからわずか1カ月、福田総理個人の責任 はもちろんですが、連立与党の責任はより大きいのではないでしょうか。やはり国民には無責任 としか映らないでしょう。
一刻も早く国民が安心して暮らせる格差のない政治の回復を望むものであります。
永田町のことはこれまでといたしまして、本題に移りたいと思います。
今回は、環境問題に絞り込んで、4点、市民の目線に立って質問をいたしたいと思います。
昨日の一般質問とダブる項目もありますが、若干、質問内容の違うところもありますので、通 告どおり、順次質問に入ります。
1、産業廃棄物最終処分場事業者撤退についてであります。
①、市長就任からわずか2年5カ月、事業者はみずから撤退を決定しました。要因と総括につ いてお尋ねをいたします。
②、今後の産廃対策室の業務内容などについてお尋ねをいたします。
③、残された跡地問題について、市長はどのようにお考えかお尋ねをいたします。
2、百間雨水幹線、水俣湾等底質ダイオキシン類対策事業についてお尋ねをいたします。
いつもこの時期になりますと台風が心配で、また、このダイオキシンの問題が浮上してまい ります。気になってまいりますので、6月議会も一般質問なかったので、今回させていただきま す。
①、一部の市民の方から、処分方法等について心配する声がありましたが、御理解はいただけ たのかお尋ねをいたします。
②、今後の事業スケジュールについてお尋ねをいたします。
③、水俣市処理分の経費はどれくらいか、また、市独自での処分は検討されていないのかお尋 ねをいたします。
3、環境モデル都市認定についてであります。
①、すばらしい名誉であり、今後は名実ともに、さすがに水俣と言われるような施策を展開し ていかなければなりません。今後の組織の体制づくりとスケジュールについてお尋ねをいたしま す。
②、市民協働の施策が不可欠となると思いますが、市民や企業の具体的なかかわり方について お尋ねをいたします。
③、環境学習の充実が今後大きな課題となると思いますが、今後の展開についてお尋ねをいた します。
4、PCB(有害化学物質ポリ塩化ビフェニール)の保管・処理についてであります。
この件につきましては、8月28日、熊日新聞で報道されましたように、県が27日に事業者向け の説明会を開いております。県内では600事業者が使用・保管している。状況把握を担う県はま だ届けていない事業者があると見て、確認を促していると。PCBをめぐっては、カネミ油症事 件を契機に、毒性が社会問題化し、1972年に製造販売が禁止された。だが、長期保管による紛失 や漏えいが発生したため、2001年に国が無害化処理を進める特別措置法を施行し、全国5カ所に 施設を設けて保管使用される機器の処分を進めている。
熊本県も、2014年1月までに、北九州市にあります処理施設ですべて分解処理する計画であり ます。ただ、県廃棄物対策課には、現在も、PCBが使われている機器がわからないなどの質問 が寄せられており、まだ未確認の機器があると見ています。
そこで、水俣の状況についてお尋ねをいたします。
①、水俣市としては、どのような対応をされているのかお尋ねいたします。
②、市内にはどこにどの程度保管されているのかお尋ねいたします。
③、市は保管や処理などについて、周知徹底や監視・指導などはされているのかお尋ねをいた します。
以上、本壇からの質問を終わります。
○議長(松本和幸君) 答弁を求めます。
宮本市長。
(市長 宮本勝彬君登壇)
○市長(宮本勝彬君) 谷口議員の御質問に順次お答えします。
まず、産業廃棄物最終処分場事業者撤退については私から、百間雨水幹線水俣湾等底質ダイオ キシン類対策事業については産業建設部長から、環境モデル都市認定については私から、PCB の保管・処理については福祉環境部長から、それぞれお答えいたします。
それでは、産業廃棄物最終処分場事業者撤退についての御質問にお答えします。
まず、市長就任からわずか2年5カ月で事業者が撤退した、その要因と総括についての御質問 にお答えします。
昨日の中村議員、野中議員の答弁でも申し上げましたとおり、水俣市長崎木臼野の産廃処分場 の土地所有者である東亜道路工業は、ことしの6月23日に事業の中止を公表、3日後の6月26日 には事業者であるIWD東亜熊本が事業中止の発表を行いました。
このように、水俣市の産廃問題は、私が市長に就任した平成18年2月から、わずか2年5カ月 ほどで事業の中止が決定したことになります。
全国の産廃問題を抱える市町村の中で、産廃事業が中止したところは、ほとんどが処分場の設 置許可がおりた後に、裁判等で事業中止、あるいは事業者撤退となったもので、水俣市のように アセスの段階において事業中止になったところは非常に珍しいケースです。
事業者撤退に至った要因としては、まず、産廃阻止!水俣市民会議が、市内の主要団体56団体 から構成されたことにより、水俣市民が一体となって産廃建設反対の意思を明らかにし、全市民 的な反対運動を展開したからだと思います。
具体的な取り組みとしては、3万3,000通を超える住民意見書の提出、水俣市文化会館を毎回 いっぱいにした市民集会、事業者を圧倒した説明会、2日間にわたりたぎるような意見が出され た県主催の公聴会、県庁や東京での要望活動、交通量やクマタカ等の調査など、市民の強い団結 と行動、知恵の結集があったからこそ、今回の阻止につながったと思います。
水俣市民が一体となって取り組んだことが産廃を阻止させた要因の1つだと思います。
その次の要因としては、顧問弁護士や水俣市廃棄物最終処分場の検討委員会の委員、クマタカ 等の調査に御協力いただいた日本野鳥の会の会員の皆様など、専門家の御協力、御指導の力は大 きく、それらの方々の尽力により、昨年12月に県知事に提出した市長意見の内容が、大変科学的 で、中身のある内容となりました。
その結果として、熊本県知事意見は、調査、予測、評価のやり直しなど、前代未聞の43項目に