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競技者育成プログラム委員会と育成に係る個別問題

ドキュメント内 競技者育成マニュアル2004 (ページ 54-62)

1. 競技者育成プログラム委員会

競技者育成プログラムは本会主催事業群として競技者育成プログラム委員会の管轄の もとに置かれます。競技者育成プログラム委員会は正会員から負託を受けた本会の執行機 関である理事会のもとに置かれる専門委員会のひとつで、競技現場に直接関係する事業を 有機的に展開して一貫指導体制を構築すべく2003年度に旧専門委員会を改編して創設され たものです。スポンサーシップ関連など一部のプログラムは総務委員会など別の委員会が 担当する場合もありますが、多くの日常の競技者育成活動や競技会の実施は同委員会の執 行事業となります。委員会の組織は以下のようになっています。

統括部会

(主に各部会長により構成 される統轄ボード)

競技者育成プログラム全体の調整 事業の進捗の評価

ナショナルチーム監督・スタッフの選考検討 競技企画部会 AB指定競技会、主催競技会企画・調整

記録部会 記録公認業務

審判部会 規則翻訳・国内規定制定

審判員養成・国際審判員養成・派遣 指導者育成部会 指導者育成事業(C事業)

指導者認定事業、指導者派遣

導入事業部会 導入時期のものに対する事業(C事業)

ビームライフル競技推進

デジタルスポーツシューティング事業推進  強化事業部会 選手強化事業(B事業)計画・実施 

ブロック別強化事業(C事業) 

競技者育成情報の集約 

競技技術情報のWEBでの提供(C事業) 

射撃競技情報の広報 

ナショナルチーム部会 選手強化事業(A事業)事業・実施  ナショナルチーム選手選考 

ナショナルチーム派遣  競技者育成プロ

グラム委員会

医科学部会 医科学関係事業 

ナショナルチームスタッフ派遣 

生涯スポーツ推進部会 シニア対策事業 

協会外への射撃関係事業支援  スポーツマスターズ参画準備 

各部会はそれぞれの分担事業の企画、執行を担当しますが総合的な計画は統轄部会に て事業調整がなされ、年度評価が実施されます。

① 競技企画部会

競技企画部会は主催競技会、AB指定競技会の企画を担当します。年度を通じた指 定競技会の基本的な時系列による構成は以下の通りとなります。(開催月は固定さ れたものではありません)

A指定競技会 B指定競技会 4月 春季ピストル

5月 6月

7月 夏季ピストル 全日本学生選抜 全日本高校 8月

9月 JOCカップ 全日本社会人 秋季ピストル

10月 国民体育大会

11月 全日本選手権(屋外種目)

12月 10mランクリストシリーズ

1月 10mランクリストシリーズ

2月 10mランクリストシリーズ

3月 全日本選手権(10m種目)

全日本選抜

全国高校選抜

    これらの指定競技会の合間に各種の競技会が組み込まれますので、パーソナルコ ーチは競技者個別のトレーニング状況や生活環境を年間スケジュールと参照の上 目標競技会を設定する必要があります。

② 記録部会  

    記録部会は日本記録の公認実務を行います。公認日本記録は年齢に制限のない 日 本記録 、当該年12月末日をもって21歳未満の競技者の最高記録に対する ジュ ニア日本記録 50歳以上の競技者による シニア日本記録 に分類されます。

③ 審判部会

審判部会はISSF競技規則の翻訳、競技規則の制定を担当します。国際競技会での ISSF競技規則の実態等はナショナルチーム部会から審判部会に報告されて規則改 訂作業の参考とされます。

公認審判員の認定に関しての第1次審査は審判部会が担当し、理事会上程(案)

を作成することも審判部会の任務ですが、現在の本部公認審判員のなかからジュ リー資格認定を2004年から実施し、2009年度以降ジュリー資格を持つもので指 定競技会のジュリー団を構成することとする予定です。また2004年度以降の指定 競技会には審判部会からテクニカルデレゲートが派遣または指名されます。

④ 指導者育成部会  

  指導者育成部会は資格講習の専門科目教程を決定し、資格認定の任にあたります。

最も基本的な資格講習のカリキュラムの概要は以下の通りとなっていますので自 習する方は参考にしてください。インストラクター制度が実施される場合、イン ストラクター講習のカリキュラムは*印の内容を実施する予定です。

競技環境 スポーツ振興基本計画、競技者育成プログラム*、

ナショナルチームへの道程*、射撃組織、

銃砲刀剣類所持等取締法*、ITと射撃、

競技規則 競技規則*、クォータ・プレース制度、など 医科学 アンチドーピング*、基礎弾道学、赤外線訓練機、

ライフルの技術 伏射、立射、膝射の技術に対する基礎理論*、実技、

ピストルの技術 エア・ピストル射撃に対する基礎理論*、実技、

射撃理論発表 あたえられた課題についての発表または射撃技術を主題とし たディベート

考査 知識試験*、実技試験

  指導者養成部会では資格指導者などに対して補習講習会を実施いたします。これ らの講習会は選手強化部のブロック講習などとは別個に実施されます。また指導 者や講師の派遣要請があった場合、資格指導者のなかから適任者に依頼調整する 作業も担当します。

⑤ 導入事業部会

導入事業部会は本会の競技導入事業の企画、執行を担当いたします。導入事業の 多くは加盟団体で実施されますが導入事業部会は要請に応じてこれらの事業のサ ポートを実施します。

⑥ 強化事業部会

強化事業部会はナショナルチーム事業を除く競技者育成B事業の多くを担当しま す。海外遠征事業のなかでもB事業とされるものは強化事業部会が管轄する強化 事業のなかでナショナルチームへの前段階での集大成として位置づけられます。

登録競技者全体への強化事業の中で、競技情報の発信は強化事業部会が担当しま す。各部会からの情報、とりわけ競技力向上に直結するナショナルコーチなどか らの情報は一括して強化事業部会に集められ、電子メールで発信されます。尚こ の情報発信の内容は競技者育成プログラムに関する技術情報であり、理事会決議 事項等組織的文書に代替するものではありません。また広報紙を補完する性格の ものでもありません。

JOCゴールドプランの施策変更等や国際競技会でナショナルチームが得た技術情 報の整理も強化事業部の担当となっています。これらの情報のうち機関紙に掲載 されるべきもの、WEBにて広報すべきものの分類がなされます。またJOCゴー ルドプランに基づく各種認定競技者の選定作業なども第一義的に強化事業部で実 施されます。

パラリンピックを目指す競技者への技術的なサポートもNPO法人日本障害者ス ポーツ射撃連盟との協調のもと強化事業部会が窓口となり実施します。尚、障害 者全日本選手権大会などの競技会そのものは競技企画部が担当します。

⑦ ナショナルチーム部会

ナショナルチーム部会はナショナルチームそのものといえます。監督およびライ フル、ピストルの各ナショナルコーチを中心としたコーチングスタッフ、医科学 部会より選任される医科学スタッフ、チーム予算やスポンサーシップに携わるマ ネジメントスタッフおよび情報戦略スタッフにより構成されます。

ナショナルチームに選考された選手で派遣される国際競技会は、オリンピック大 会、アジア大会に加え全てのクォータ・プレースが配分される競技会が中心とな ります。

⑧ 医科学部会

医科学部会は本会のアンチドーピング活動とナショナルチームへの医科学サポー トを担当します。またJSAAの研究分門との協力も主として医科学部会が窓口と なって行います。

⑨ 生涯スポーツ推進部会

生涯スポーツ推進部会は登録競技者のうちシニア年齢に到達したもの以上に対す るプログラムを担当します。ワールドマスターズなど国際的なシニアプログラム への参加や日本スポーツマスターズへの参画に関する調査研究を実施します。

更には本会外への射撃競技のプロモーションも担当し、要請があれば本会外に射 撃プログラムを提供します。これらの事業は導入事業部会との連携のもとに実施 される場合があります。

2. 競技者育成のアワードプログラム

  競技者育成プログラムでは年度ごとの以下の対象者に対し以下の表彰が制度化されて います。これらの表彰は本会表彰規定にかかわりなく、日本の競技力向上に功績のあった ものに対しての感謝の意として本会会長より授与されます。

2−1 競技者育成優秀コーチ表彰

パーソナルコーチ、チームコーチ、射撃部監督等のうち以下に掲げる基準点を指定競 技会において突破した新人競技者を同一年度内に3名以上育成した指導者に与えられます。

ドキュメント内 競技者育成マニュアル2004 (ページ 54-62)

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