5-1.実施計画
5-2.推進の指標
48 第 5 章 実施計画
5-1.実施計画
本ジオパークの推進は、第 4 章で記した推進計画に基づいて、実施時期を「認識・浸透」、「定 着・充実」、「発展」という 3 期間に分けて優先順位を示し、段階的に実行されます。
第 1 期は【早期に推進する項目】、第 2 期以降は【中長期的視野で推進する項目】として、
それぞれの時期の重点的な取り組みを示しています。これらは、GGN のガイドラインに基づ いて、JGN 全国大会、GGN 島原大会、GGN 再審査、そして次期噴火を安全に乗り切るため に、必要なプロセスを考慮して「持続的な発展」が可能となるよう計画されています。
また、計画は地域住民や来訪者のジオパークに対する認識度等を適宜検証し、その結果をフ ィードバックして、随時適切な取り組みへと更新していくことになります。
H23年 全国大会 H24年 GGN島原大会 H25年 GGN再審査
第1期 認識・浸透 第2期 定着・充実 第3期 発 展
※印は、H21年GGN審査における指摘事項または自己評価票において得点の低かった項目
【中長期的視野で推進する項目】
●調査研究に関する 資料の収集と活用
●ニーズに合ったツアーの企画支援
※マーケティング戦略の充実
●交通網の充実と利便性の向上
●案内者の育成
※ツアーガイド制度
●ジオパーク関連資料の 収集と活用
●計画の検証
※ フィードバック
●新たな取り組み
【継続的に推進する項目】
●協議会及び各委員会の運営 ●研究者との継続的かつ密な連携体制の構築 ●様々な対象に向けた教育・普及活動の推進
●新着情報などの随時発信 ●ロゴマークなどの活用 ●洞爺湖有珠火山マイスター制度との連携
●近隣観光圏との連携の推進 ●国内外のジオパークとの連携の推進 ●ツーリズムや野外活動における安全管理
●火山活動が活発になったときに備えた長期的な取り組み ●火山活動が活発になったときの安全管理
【早期に推進する項目】
●専門知識を持つ人材確保と育成・適所配置
※展示・学習施設の適当な人材の確保
●ジオサイト等の保全・管理ルールの設定
※ジオサイトの保全・管理
●ツーリズムにおける利用制限区域の明確化
●ジオサイト選定ルールの設定
※ジオサイト等への未活用素材の利用
●事前に入手できる情報の充実
●わかりやすい案内表示などの情報の充実
●多様な情報発信
※案内施設における提供情報の整理と整備
※ジオパークガイドおよび解説看板の整備と充実
※ツールの充実、活動紹介やイベント告知
●国際化への対応
※特に多言語対応
●情報の質の向上
●エリア内の地域連携の推進
環境と調和した持続可能な地域経済・地域文化の発展 次期噴火への備えの強化
第 5 章 実施計画 49
5-2.推進の指標
本プランの推進状況や内容は、適宜検証を行って修正していくことが大切です。推進状況に 不備があったり、地域住民や来訪者のニーズに変化があったときなどは、随時計画の見直しを 検討していくことになります。
計画の有効性や達成度については、特に以下のような指標を参考に検証します。
■GGN の自己評価票(管理運営項目)による評価
■GGN の再審査による評価
■当地域への来訪者数の増減
■地域内で実施する点検・検証ワークショップの自己評価