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地 方

③ 社会経済状況の変化と社会資本整備の進捗状況

(暦年/年度)

<経済成長・人口動態等> 平成2年

(1990年)

平成24年

(2012年)

平成2年比

(1990年比)

○GDP(名目、兆円) 442.8 472.6 (+6.7%)

○経済活動別GDP構成比 ・第1次産業(%)

・第2次産業(%)

・第3次産業(%)

2.4 35.4 62.2

1.2 23.9 74.9

(▲50.0%)

(▲32.5%)

(+20.4%)

○一人当たり国民所得

(名目(年度)、万円) 280.8 275.4 (▲1.9%)

○人口(万人) 12,361 12,750 (+3.1%)

<社会資本整備の進捗状況> 平成2年度 (1990年度)

平成25年度 (2013年度)

平成2年度比 (1990年度比)

○ダムの数

313

572

(+83%)

○道路延長(高規格幹線道路)

(km)

5,076

10,490

(※平成24年度) (+107%)

○重要港湾以上の岸壁数

(水深14m以深)

7

73

(+943%)

○汚水処理人口普及率(%)

62

(※平成9年度)

88.1

(※平成24年度)

(+42%)

○整備済み農地面積(万ha)

260

311

(※平成23年度)

(+20%)

事業評価の厳格な運用により、新規採択箇所の絞込みや、事業の中止、見直しの徹底等を図ってい ます(平成26年度においては、5事業を中止、1事業を縮小)。

計画段階評価

(日)

(仏)

(米)

(英)

(独)

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各論5.防衛

新防衛大綱及び新中期防を踏まえた実効性の高い統合的な防衛力の整備を行うとともに、コスト縮減への 取組みなど経費の効率化・合理化を図ることが重要です。

○防衛関係費の推移

○防衛関係費の内訳

防衛関係費は、①人件・糧食費、②歳出化経費、③一般物件費の3つに分類されますが、①と②が 全体の約8割を占める構造であるため、人件費負担や新規の後年度負担の抑制が重要です。

平成26年度当初予算(合計48,848億円)

人件・糧食費

20,930

(42.8%)

歳出化経費

17,944

(36.7%)

一般物件費

9,974

(20.4%)

(単位:億円) ①人件・糧食費

・・・ 隊員等に支給される給与や、営内で生活して いる隊員等の食費など

②歳出化経費

・・・ 装備品などの物件費のうち、25年度以前の契 約に基づき26年度に支払うもの

26年度新規後年度負担額

21,733億円 (対前年度 4,434億円)

③一般物件費

・・・装備品などの物件費のうち、26年度の契約に 基づき26年度に支払うもの

○コスト縮減への取組み

新中期防において調達改革等を通じ一層の効率化・合理化を徹底した防衛力整備に努めるとされて おり、主要装備品の延命(艦齢・機齢延伸)による新規建造・取得コストの削減を図るとともに、まとめ 買いによってコスト抑制効果が期待できる装備品等の短期集中調達等を実施しています。

○ 国家安全保障戦略を踏まえ、国際協調主義に基づく積極的 平和主義の観点から、我が国自身の外交力、防衛力等を強化し、

自らが果たし得る役割の拡大を図るとともに、日米同盟を基軸と して、各国との協力関係を拡大・深化させ、我が国の安全及びア ジア太平洋地域の平和と安定を追求しつつ、世界の平和と安定 及び繁栄の確保に、これまで以上に積極的に寄与していく。

○ 総合的な防衛体制を構築し、各種事態の抑止・対処のため の体制を強化するとともに、外交政策と密接な連携を図りながら、

日米同盟を強化しつつ、諸外国との二国間・多国間の安全保障 協力を積極的に推進するほか、防衛力の能力発揮のための基 盤の確立を図る。

○ 日本国憲法の下、専守防衛に徹し、他国に脅威を与えるよう な軍事大国にならないとの基本方針に従い、文民統制を確保し、

非核三原則を守りつつ、実効性の高い統合的な防衛力を効率的に整備する。

○ 格段に厳しさを増す財政事情を勘案し、防衛力整備の一層の効率化・合理化を図り、経費の抑制に努めると ともに、国の他の諸施策との調和を図りつつ、防衛力全体として円滑に十全な機能を果たし得るようにする。

〔新防衛大綱のポイント〕

平成25年12月17日 国家安全保障会議決定・閣議決定)

現 状

(平成25年度末) 将 来

【陸上自衛隊】

編成定数 (常備・即自)

戦車 火砲

約15万9千人

(約15.1万人、約8千人)

約700両 約600両/門

15万9千人

(約15.1万人、約8千人)

約300両 約300両/門

【海上自衛隊】

護衛艦(うちイージス艦)

潜水艦 作戦用航空機

47隻(6隻)

16隻 約170機

54隻(8隻)

22隻 約170機

【航空自衛隊】

作戦用航空機 うち戦闘機

約340機 約260機

約360機 約280機

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各論6.ODA

政府開発援助(ODA)は、開発途上国等への協力を通じて、我が国の信頼・プレゼンスを強化するも のです。我が国は、テロ対策など平和で安全な国際環境の構築、貧困対策など人間の安全保障の推 進、日本ビジネスの国際展開の支援などを柱とする戦略的ODAを展開するために必要な予算・事業量 を確保しており、ODAの実績は、主要国と比べ遜色ないものとなっています。

ODA

無償資金協力 (食糧援助、学校等の建設、自然災害被災民・

難民の救済、NGO支援、債務救済等)

二国間

国際機関に対する拠出・出資 (ユニセフ、WHOへの拠出等)

技術協力 (青年海外協力隊の派遣、研修生の受入等)

贈与

政府貸付 (円借款) (道路、橋、発電所などのインフラの整備等)

○政府開発援助(ODA)の定義

ODAは、開発途上国に対する二国間贈与(無償資金協力・技術協力)や政府貸付(円借款)のほ か、国際機関への拠出等から成り立っています。具体的には、日本政府やJICA(国際協力機構)な どが行う環境問題対策支援、食糧援助、道路や橋などのインフラ整備など、資金・技術面での協力 です。

○ODA事業量

ODA事業量見込みは、一般会計予算(前年度補正予算を含む)のほか、国際機関向け出資国 債、円借款事業量等を加えたものであり、平成26(2014)年は対前年比で増加しています。

(出典)OECD資料

(注)( )内は2013年の暫定値である。

○主要国のODA実績の推移

主要国のODA実績を見てみると、グロスの事業量では我が国は世界第2位(2013年)になっている など、主要国と比べ遜色ないものとなっています。なお、ネットの事業量(グロスの事業量-政府貸付 の返済額)を見ると、近年、過去の政府貸付の返済が大きくなっていることから、世界第4位(2013 年)となっています。

5,479億円 5,907億円

3,866億円 3,686億円

10,030億円 9,236億円

(注)予算段階において計算したものであり、債務救済を含まず、OECDの開発援助委員会(DAC)に登録されるODA事業量(暦年)とはズレが生じる可能性がある。

国際機関向け 無償資金協力・技術協力

(一般会計等) 円借款事業量

25(2013)年 18,829億円 26(2014)年

19,375億円

(+2.9%)

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(卵含む)

畜産等で規模拡大が進展し、主業農家比率も高まっていますが、土地利用型農業では規模拡大の進 展は緩やかで、稲作では主業農家の割合は依然低い状況です。また、高齢化も進んでいます。

こうした状況を踏まえ、規模拡大などにより生産コストを削減し、助成に依存しないような農業の体質 強化を図ることが必要です。

各論7.農林水産

○ 農家戸数、農業就業人口の推移

資料:農林水産省「農林業センサス」、「農業構造動態調査」

注1:平成2年以降の農業就業人口は、販売農家の数値である。

注2:販売農家割合と主業農家割合は、総農家に占める割合である。

○ 農家一戸当たりの平均経営規模(経営部門別)の推移

○ 品目別にみた主副業別シェア(金額ベース)

昭35 40 50 60 平7 12 17 22 25 (H25/S35、倍)規模拡大率

経営耕地 (ha)

全 国

北海道

0.88 3.54

0.91 4.09

0.97 6.76

1.05 9.28

(1.50) (13.95)

(1.60) (15.98)

(1.76) (18.68)

(1.96) (21.48)

(2.12) (23.18)

2.4 6.5

都府県

0.77 0.79 0.80 0.83 (1.15) (1.21) (1.30) (1.42) (1.52) 2.0

経 営 部 門 別

( 全

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