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社会保障審議会企業年金部会における議論の整理

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

「日本再興戦略」改訂2015

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

現行の拠出の課題

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

現行の拠出の課題(まとめ)

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

財政悪化を想定した掛金拠出①

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

財政悪化を想定した掛金拠出②

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

弾力的な掛金拠出に関する論点

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

柔軟で弾力的な給付設計の基本的仕組み

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

リスク分担型DB(仮称)の基本的仕組み①

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

リスク分担型DB(仮称)の基本的仕組み②

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

柔軟で弾力的な給付設計に関する論点

出典:平成27(2015)年9月11日第16回社会保障審議会企業年金部会資料

6 企業年金連合会の資産運用

連合会の年金財政の状況

(2014年度末)

資  

11,507億円余剰金

債   務

     積立水準(15/3末):110.0%

(平成26年度決算より。年金経理合算(3経理合計)。)

90,063億円 (78%) 25,412億円 (22%)

代行部分(最低責任準備金) 加算部分

純 資 産 126,982億円

      責任準備金       115,475億円

-20%

0%

20%

40%

60%

80%

100%

99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14

累積利回りの推移

連合会 :4.11%(年率)

厚生年金:3.33%

(年度)

99年10月以降、代行部分の債務は、厚生年金本体 との財政中立化により、厚生年保険の実績の利回り で評価されている。

99年10月以降の累積利回りが、厚生年金保険本体 を上回っていることが主因となって、1兆円を超える積 立余剰となっている。

年金資産残高の推移と主な取組み

投資の意思決定プロセス

運 用 目 標

Plan(計画)

運用基本方針の策定 許容リスク等の設定 政策アセットミックスの策定 マネジャー・ストラクチャーの策定

Action(改善、見直し) Do(実行)

許容リスク等の見直し マネジャーの選定

政策アセットミックスの見直し 運用実行

マネジャー・ストラクチャーの見直し リバランス

マネジャー変更 モニタリング

投資対象、投資戦略の見直し ・ポートフォリオ管理

財政状況、投資環境への適合 ・マネジャー管理

Check(検証、評価)

運用結果の評価(総合評価)

・リスク評価

・パフォーマンス評価

・定性評価

目標の達成度合いと今後の可能性 年金財政の確認と見通し

投資環境の確認

監査法人の検証

連合会資産運用諮問委員会 監事監査

コンプライアンス・業務監査

意見 助言 監査 検証

基本方針に基づく、規律正しい、一貫性のある運用を実施。

連合会では85年3月に策定、国内機関投資家の先駆けとなる。

96年4月に政策アセットミックスを策定し、運用規制(5332)の適用除外の第1 号となる。その後適宜見直しを行い現在に至る。

また、07年12月より動的管理によるポートフォリオ管理を導入。

積立水準に応じて政策アセットミックスを変動させ、年金債務との関係において適 正なリスク水準となるよう管理を行っている。

「マネジャー・エントリー制」を05年7月に導入。

契約外の運用機関についても常に情報を入手し、評価を行っているため、いつで もマネジャーの入換えが可能。

海外のマネジャーの1次(選定)評価は、外部のコンサルタントを利用。

オルタナティブ投資は、ゲート・キーパーやサブ・アドバイザーを利用。

ALM分析等に基づき、政策アセットミックスを定期的に検証、見直し。

2010年よりダウンサイドリスク・モデルを導入。

ポートフォリオ管理・リスク管理

各種リスク管理モデルを導入。日次でポートフォリオを管理

チェック体制

月次:コンプライアンス・業務監査 四半期:監事監査 年度:監査法人検証

91年3月に外部の専門家(学識経験者)を加えた助言機関を設置。

早い時期から、専門家による客観的な評価、意見、助言を受けながら運用を行っ ている。(連合会内部の年金管理委員会は83年11月設置)

投資対象の拡大(分散)

90/04:国内債券インハウス運用。 ・07/10:ヘッジファンド投資開始。

96/04:エマージング株投資開始。 ・08/12:外国債券インハウス運用。

・02/04:国内株式インハウス運用。 ・10/12:エマージング債券運用開始。

・02/09:プライベート・エクイティ投資開始。 ・11/11:インフラストラクチャー投資開始。

・07/01:為替オーバーレ戦略開始。 ・11/11:ポートフォリオ・オーバーレイ戦略導入。

運用体制

債務特性に応じた2つのポートフォリオを運用

基 本 年 金 等 通 算 企 業 年 金

 資産残高 12兆4,750億円   2,317億円  

 債務構造  代行債務 79%  加算債務の平均予定利率 約4.5%  予定利率2.25%

 政策アセットミックス

 積立水準          ~105%  ~110%    110%~

 内外債券

(内80%:外20%)

   50%   55%    60%

 内外株式

(内34%:外66%)

   50%   45%    40%

 債券         80%

 グローバル株式  20%

 期待リターン  想定リスク

 積立水準          ~105%   ~110%   110%~

 期待リターン         4.1%  3.8%   3.6%

 想定リスク           9.6%  8.7%    7.8%

 期待リターン   2.6%

 想定リスク     5.1%

 資産管理   (リバランス)

 ○動的管理:積立水準に応じて資産配分を変更   ・ポートフォリオ・オーバーレイによるリバランス  ○二元化ポートフォリオ管理

  ・代行債務ヘッジ・ポートフォリオ   ・加算債務対応ポートフォリオ

 

静的管理

 ・基準値をできるだけ維持するリバランス

 ファンド数        102ファンド 10ファンド  

 インハウス運用

 国内債券、外国債券、新興国債券、為替オーバーレイ  国内株式(パッシブ)

  (ポートフォリオ全体の約37%)

 国内債券

 (ポートフォリオ全体の約58%)

 投資対象資産

 国内債券  外国債券  新興国債券  国内株式

 グローバル株式(新興国株式含む)

 プライベート・エクイティ投資(2%目途)

 ヘッジファンド(4%目途)

 インフラストラクチャー投資(2%目途)

 不動産投資(2%目途)

 為替オーバーレイ

 

国内債券  外国債券

 グローバル株式(新興国株式含む)

 ヘッジファンド(上限15%)

 マルチアセット

 不動産投資(上限10%)

 為替オーバーレイ

 (インフラストラクチャー投資(上限10%))

*2015/3/31現在。2013年度まで合算して運用を行ってきたが、2014年度に分離して運用を開始。

(PE投資38ファンドを1ファンドとして集計)

(固定資産ベース)

(2014年10月からは、移換時の年齢により異なる予定利率(1.50%~2.25%)を適用)

運用状況

基本年金等 通算企業年金 基本年金等 通算企業年金

資産残高 11兆5,508億円 2,012億円 12兆4,750億円 2,317億円

(対前年度)

(+9,657億円) (+417億円) (+9,242億円) (+305億円)

合計

(対前年度)

11兆7,520億円 (+1兆74億円) 12兆7,067億円 (+9,547億円)

資産構成割合

株式 39.3% 20.8% 45.6% 20.9%

国内株式 13.4% 17.2%

外国株式 25.9% 28.5%

債券 60.0% 79.2% 54.4% 79.1%

国内債券 45.7% 41.6%

外国債券 14.3% 12.8%

(不動産等) 0.7%

リターン

(年度累積)

13.97% 6.62%

リスク 8.63% (3.03%) 3.70%

積立水準 104.5% 113.4% 109.8% 116.7%

*リスクはBarraOneによる。カッコ内は代行部分控除後のリスク。

  2014年度に、GPIFの基本ポートフォリオ見直し等を踏まえ、基本年金等の政策アセットミックスを変更。

13.24%

8.51% (3.79%)

2013年度(末) 2014年度(末)

政策アセットミックスの変更 (2014/11/26基本年金等ポートフォリオ)

旧基準値 新基準値 変更幅 GPIFの 基準値

100%

未満

43% 50% +7%

100%~

  105%

未満

38% 50% +12%

105%~

  110%

未満

33% 45% +12%

110%~

  115%

未満

25% 40% +15%

  115%

以上

20% 40% +20%

乖離許容

範囲 ±5% ±10%

(調整可能範囲)

±5% ±17%

積立水準

内外株式比率

24%

↓ 50%

(+26%)

代行債務をヘッジして積立水準の安定化を目指す

実際の運用

年金資産から見た 資産構成割合

債務別の構成割合

国内株式 1.0%

外国債券3.3%

短期

*2015年3月末時点

モニタリング&リスク管理

国内債券 28.5%

外国債券 外国債券 9.1%

12.5%

短期 3.7%

代行部分

(79.4%)

72.2%

国内株式 15.9%

外国株式 15.1%

国内債券 41.0%

(オルタナ3.5%含む)

外国株式 27.6%

(オルタナ4.2%含む)

国内債券 12.6%

うち余剰 9.9%

国内株式 16.9%

外国株式 12.5%

加算部分

(20.6%)

27.8%

加算債務対応ポートフォリオ

代行債務ヘッジ・ポートフォリオ

グローバル株式 45. 8%

(オルタナ15.1%含む)

国内債券 42. 8%

(オルタナ12.4%含む)

外国債券 11. 4%

国内株式 22. 0%

外国株式 20. 9%

国内債券 39. 4%

外国債券 12. 6%

短期 5.1%

GPIFポートフォリオ

資産構成割合を

加算債務対応ポートフォリオと 代行債務ヘッジ・ポートフォリオに

分解してリスクを管理

二元化ポートフォリオ管理

下方リスク管理 (ストレステスト)

基本年金等ポートフォリオ

通算企業年金ポートフォリオ

75% 80% 85% 90% 95% 100% 105% 110% 115% 120%

長期金利3%へ上昇 円高($70円、€90円)

世界株式暴落(-50%)

世界金融危機07/4-09/3 ITバブル崩壊00/4-03/3 ブラックマンデー87/10-12 ブラックマンデー87/1-12

積立水準 代行割れ

15/3末

75% 80% 85% 90% 95% 100% 105% 110% 115% 120%

長期金利3%へ上昇 円高($70円、€90円)

世界株式暴落(-50%)

世界金融危機07/4-09/3 ITバブル崩壊00/4-03/3 ブラックマンデー87/10-12 ブラックマンデー87/1-12

積立水準

15/3末

 運用目標(積立不足に陥る確率の極小化)に沿った運用となっている

 基本年金等ポートフォリオにおいては、代行割れとなる可能性が極めて低い運用となっている

マネジャーストラクチャー (2015/3末現在、基本年金等ポートフォリオ)

国内株式   外国債券

17.2%          28.5% 16.4%

アクティブ

(5)

8%

不動産 1%

インフラ 0.5%

PE 3%

コア

(6)

24%

グロース(2)

9%

パッシブ インハウス

(3)

48%

バリュー

(2)

18%

インハウス

(セミアクティブ)

(2)

45%

アクティブ

(5)

42%

エマージング( インハ ウス ) 4%

クレジット

(2+インハウス)

ヘッジファンド 7% 9%

グローバル・パッシブ

(2)

31%

外国株式

ヘッジファンド

8%

グローバル

(7)

23%

ア ロ ケ ー シ ョ ン F   3

% 米国大型(12)

16%

PE 8%

欧州(7)

7%

アジア(5)  3%

エマージング(4) 2%

38.0%

国内債券

給付専用ファンド

(国債と短期資金)

インハウス

(セミアクティブ)

31%

インハウス

(セミアクティブ)

23%

アクティブ

(5)

17%

インハウス

(脱BM)

11%

為 替 オー バー レ イ に よ る ヘ ッ ジ 3.6%

代行債務ヘッジ対応 加算債務対応

*カッコ内はマネジャー数

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