フォニツクスルールの習得
に際し,互いに励まし合い, :
③ 首竺諸表誌鮨わ鵠首晶去三 とができる
として与えられた語を
利用し,ゲーム活動などで他 とコミュニケーションを持つ
とができる。
ことができる。
(丑学習指導要領で示された読むことに関する目標・内容
②「読むこと」に関する各発達段階における重点
③「読むこと」を実践的コミュニケーション能力につなげるための協同的(言葉で伝え合う)学習 この流れを具体的に実践に移すにあたっての重点と理由
を次に示す。
(1)小学校英語活動における文字(フォニツクス)の 導入 一 読むことに関する小中のつながり これまで研究対象としてきた活動は主にオーラルコミュ ニケーション(口頭での会話)を中JL、としたものである。
それは,小学校英語活動における文字の導入がタブー視さ れてきたことが一つの理由である。文字を導入することが,
児童にとって過度の負担となり,英語活動を楽しめなくな るというのがその主な理由であろう。しかし,/ト学校から 中学校に進学し,最初に最も大きな習熟度の違いが現れる のは,英語が読めるか読めないかの部分だと思われる。つ まり「アルファベットの読み書きができ」,「綴りと音の関 係もある程度身についている」児童と,ほとんど身につい ていない児童が混在したまま中学校のスタートラインに立 っているのである。そのため,英語を苦手とする生徒の多 くはスタートラインから「読むこと」でつまずき,他の領 域(聞く,話す等)まで自信が持てずに学習が進んでしま ったことが推測される。しかも小学校においても「読むこ と」に関する習熟度の違いは顕著である。実際に文字を使 用する活動がなくても,それを手がかりとすることができ
る児童とできない児童とではその後の学習が効率的に進め られるかどうかの違いは大きいと考えられる。フォニツク ス(音と綴り字の関係)の理論を系統立てて,少しずつ指 導することは,児童が口頭会話をする上での辛がかりにな るとともに,中学校英語に進む上で共通の土台作りとなる であろう。
(2)「かかわり合い(協同的学び)」を重視した手法:「読 む」活動から「ことばで伝えあう」活動へ
これまで小学校における文字指導は児童にとって負担と 考えられてきた。しかし,昨年度までの研究で積み上げて きた「かかわり合い(協同的学び)」を重視した手法によ って,文字としての英語を体験できるならば,プラスとし て転じるものと考えられる。
さらに中学校でもより複雑なフォニツクスのルールにな れるとともに,これまで同様「音読」を重視し,その力が 実践的コミュニケーション活動の力として生きるものとし たい。これについては過去にもオーラルインタラクション を効果的に取り入れたリーディング指導の研究を行ってい るので,その成果をふまえつつ,より「読む力」と「実践 的コミュニケーション能力」が相乗的に高まるような 手だての構築を試みる。
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佐 藤 毅 他
(3)「読む」活動の自立を促すグループ(ペア)活動:高 校まで見通した「読む」活動の実践
小中の相互理解,連続した指導計画等が大変重要である ということは,この2年間の小申達携研究により,強く感
じたことである。その結果,現在小学校では中学校英語を 強く意識しながら英語活動をすすめている。一方中学校は 高校英語を意識した指導を行ってきただろうか。実際,先 に述べたように英語学習に関して中学校と高校の壁か高い と感じるという生徒の声がよく聞かれる。中でもリーディ ングで扱う教科書の英文の量が急に多くなることにとまど う生徒が多い。隔たりが大きいのは分量ばかりではなく,
内容面に関しても同様である。中学校の教科書では,実践 的コミュニケーション能力の伸張を重視するあまり,極端 に会話文主体となっているものが主流である。事実,高校
の先生たちからも読解の力が落ちてきているという話をよ く耳にする。
これまでの読解に関する指導は,生徒が予習してきたこ とを授業の全体の場で交流し,確認し合う流れが基本であ った。本研究では新しい手立てとして,自分で考えたこと を,グループやペアワークのフィルターを通して交流する とともに,「読み方」など,表現力を高めるためのドリル もそこで工夫させる。これまでのグループやペアワークと の違いは,「学び方」を工夫させることに主眼を置いてい ることである。とかく理解の速い生徒が一方的に相手に教 え込み,他方が頼るという傾向に陥りがちであるが,互い に高めあうことを重視した学び方の工夫を試みたいと考え る。
(4)仮説・具体的な手だて■検証計画
以上述べてきたことは,次のような仮説にまとめられる
(D主に小学校に関するもの
○かかわり合いながら学ぶことのできるフォニツクス学 習の教材・教具の研究,及び活動の追究
○ペアリングの工夫
<検証計画>
○文字,文字学習に関する意識調査を実施し,その変容 を数値化
○フォニツクス学習時のプロトコルの蓄積(抽出児童)
○フォニツクス学習前後の英語活動に関する意識調査を 5年1絶と5年2組で実施
○初見の単語の発音を予想できるかどうかの調査(短期
・長期的)
②主に中学校に関するもの とつづりの関係(フォニツクス・ルール)
を,友達とのかかわり合いの中で学ぶことで,よ り積 極的に英語活動に参加することができるであろう。
(1)昔とつづりの関係(フォニツクス・ルール)
今年度は,アルファベットの一つ一つの音を中心に学 ぶことからスタートする。どの時期に,どの程度までの フォニツクス・ルールを学ぶことが効果的かは,実践を 重ねながら検討していく。
仮説3)「読むこと」の学習において,※グループ(ペ
(2)友達とのかかわり合いの中で学ぶ
ア)を協同的学びとして機能させることにより,より 個人で考えようという意欲が高まり,「読む力」が高 まるであろう。
相談し合ったり,教え合ったりできる活動を通して学 ぶことであり,英語活動における「言葉で伝え合う場」
を通して学ぶことである。
<グループ(ペア)を協同学習として機能させるための具
体的な手だて>
○スキルアップトレーニングの方法等をグループで工夫 し,互いの力の伸長を確認する場の設定
○グループやペアの活動が個人個人の力の伸長にどのよ うに生きているかを意識できるようにするための評価 活動・発表の工夫
○かかわり合う活動におけるペアリングやグルーピング の工夫
<検証計画>
○グループやペア学習と全体学習中心の授業における比 較調査。
(3)より積極的に英語活動に参加
ここでは,「フォニツタスを学ぶことが楽しい」とい う興味・関心や,「言えた・わかった」という満足感,「も っと学びたい」という知的欲求の高まりを期待している。
仮説2)小学校の段階で音とつづりの関係(フォニツ クス)を学ぶことにより,中学校英語学習への移行が よりスムーズなものとなるであろう。
今年度については,データの蓄積を行い,次年度,そ の有効性について考察する。
<具体的な手だて>
○発達段階に応じたフォニツクスの指導計画づくり
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・授業の全体観察及び抽出生徒の観察
・授業後のアンケート調査(読解における理解度,音 読の達成度,グループ学習における意識等)
○抽出生徒のインタビュ←調査。
O「高め合う学習」に関する意識調査 4 成果と課題
「読むこと」を視点とした小中の連携研究はまだ途につ いたばかりである。これまで示したノ仮説を検証するために は,さらに時間が必要である。しかし,主に口頭でのコミ ュニケーション能力にのみ焦点をあててきたこれまでの連 携研究に,一部ではタブー視されている内容面である「読 むこと」という視点を加えた意義の大きさは強く感じられ る。特に発達段階を踏まえ,「読むこと」に関する指導を 見通した目標を設定できたことは,今後より深く中身をと もなった連携を進める上でも価値ができる。また,小学校 の段階でフォニツクス学習を導入することに関しては,興 味■関心■意欲の低下を招き「英語嫌い」を増加させるの ではないかと懸念されたが,かえって「自信を持って発音
・会話ができるようになった」など,コミュニケーション 活動を行う上でよい影響が出た。「かかわり合い(言葉で 伝え合う)」のなかで学ぶことは,フォニツクスの学習で も有効であったと言える。しかし,どの程度のフォニツク スリレールを英語活動に取り入れていくか,学習時期や順 番など解決しなければならない課題も多い。今後も実践を 重ねながら,随時データを蓄積し,研究を継続したい。
今年度の研究は,「読むこと」に視点をあててはいるも のの,それを通して育てたい最も大きな目標がコミュニケ ーション能力を伸ばすことに変わりはない。また,コミュ ニケーションを協同的学びという手だてとしても取り入れ ているが,この質を高めていくことが今後の課題であり,
それが個々の生徒の学力を伸ばすことにつながると考え る。グループを機能させるためのリーダーの育成,教材の 工夫等,様々な角度から今後も研究を進めていきたい。
文 献
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大阪教育大学附属平野中学校研究紀要(2002)(2003)
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文部省『小学校学習指導要領(平成11年5月)解説一昔
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文部省『中学校学習指導要領(平成12年10月)解説一
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