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1 第1期計画期間における課題

医療費の課題

○受診件数の多い疾患は、高血圧性疾患、糖尿病(11ページ)

特定健診の課題

○特定健診受診率は横ばいで推移する中、目標受診率に達していない。

特に、40,50 歳代の男性の受診が少ない。(19ページ)

○連続受診の割合(リピーター率)は、県内市町村の中でも低い。(21ページ)

○メタボリックシンドローム該当者、予備群は、男性に多く、どの年代でも40%~

50%台(24ページ)

特定保健指導の課題

○特定保健指導実施率も,県平均を下回っており,その中でも、平成23年度は,積 極的支援実施率の下げ幅が大きい。(28ページ)

○65歳未満の利用者が少ない。(29ページ)

2 土浦市国民健康保険の目標値

特定健康診査等基本指針で示された参酌基準に基づき、特定健診受診率、特定保健指導実 施率並びに内臓脂肪症候群該当者予備軍の減少率に係る本計画最終年度の目標値を設定し、

さらにそれらに向けた各年度の目標数値を次のとおり設定します。

目標数値については、平成27年度中間見直しにおいても第二期計画策定当初の目標の 実現に向けて事業を実施していくこととします。

○第2期計画の目標数値

区分 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

特 定 健 康 診 査

受診率 30% 35% 43% 51% 60%

特 定 保 健 指 導

実施率 15% 25% 35% 45% 60%

内 臓 脂 肪 症 候 群 該 当 者 数 の 減少率

25%

目標値を達成するための各項目の実施予定数は次のとおりです。

○各年度の特定健康診査 対象者数及び受診予定数

平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

対象者予測数 29,519 29,470 29,421 29,372 29,323 受診予定数 8,856 10,315 12,651 14,980 17,594

○各年度の特定健康診査 実績

平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度

対象者数 27,744 27,397 受診数 8,104 9,314

○各年度の特定保健指導 対象者数及び実施予定数

平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 動機付け支援対

象者予測数 850 990 1,214 1,438 1,689

動機付け支援実

施予定数 128 248 425 647 1,013

積極的支援対象

者予測数 319 371 455 539 633

積極的支援実施

予定数 48 93 159 243 380

○各年度の特定保健指導 実績

平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 動 機 付 け 支 援 対

象者数 712 870

動 機 付 け 支 援 実

施数 97 104

積 極 的 支 援 対 象

者数 275 306

積 極 的 支 援 実 施

29 28

○特定健診の実施率

算定式 当該年度中に実施した特定健診の受診者数

(事業主等他者が実施した特定健診でのデータを保管しているものも含む)

当該年度中に、40~74 歳となる被保険者数

条 件 ○分子・分母の数から、年度途中で加入又は脱退等の移動をしたものに係る数 は除外。

○特定保健指導の実施率

算定式 当該年度の動機づけ支援利用者数+当該年度の積極的支援利用者数 当該年度の健診受診者のうち、階層化により動機づけ支援の対象者とされ

た者の数+積極的支援の対象者とされた者の数

条 件 ○階層化により積極的支援の対象とされた者が、動機づけ支援レベルの特定 保健指導を利用しても、利用者に含めない。

○年度末に積極的支援を開始し、年度を越えて指導を受けている者も分子に 算入(年度内では未完了であっても初回利用時の年度でカウント)

○後年、動機づけ支援の実施率と積極的支援の実施率を別々に評価する可能 性も考慮し別々に把握しておくものの、制度施行当初における予定としては、

評価は合算して実施。

3 特定健康診査受診率向上対策

第1期計画 第2期計画

第 2 期中間見直し時の 取り組み実施状況 平成24年度までの取り組み 新たな取り組み

環境整備

①総合健診(7~9月)にがん 検診を同時実施

②総合健診の実施 ・1月を追加

③人間ドック・脳ドックの特定 健診実施

・受診機関及び申込み期間の 拡充(H24~)

④健診項目の充実

・詳細項目(貧血・心電図)

全員実施

・クレアチニン検査の追加

(H24~)

⑤健診費用無料

①医療機関健診に伴うがん検 診受診券は,来庁が必要であ ったが、メールや電話での申 込みで発行可能にする。

②地区別に実施回数、時期の検

③人間ドック・脳ドックの特定 健診実施機関の拡充

④健診費用無料の継続とその 周知徹底

①実施

平成 25 年度 4 月から電話及 びインターネットによる申込 みを開始した。

②未実施

健診協会の委託受け入れ量の 調整が課題。

③実施

脳ドック機関の拡充 27 年度…おおくぼ脳脊椎

クリニック追加 28 年度…神立病院、県南病院

追加予定

④実施

未受診者勧奨通知により周知 を実施。

周知

①特定健診受診券及び保険証 発送時に案内を同封

②広報つちうら、ホームページ 掲載

③医療機関でのポスターの掲 示(H23~)

①納税通知書発送時にも受診 案内を同封

②広報つちうら、ホームページ 等による受診意欲を高める 内容の周知

③医療機関での受診勧奨の強

④強化月間の設置(駅前等での 街頭周知)

⑤健康増進課の健康事業に合 わせ、健診受診の必要性を説 明する。

①未実施

平成 28 年度納税通知書発送 分から,案内文を追加予定。

②未実施

今後,ホームページの内容を充 実させていく。特に,特定健診 を受診することのメリット(病 気の予防,将来的な医療費の軽 減)について周知していく。

③実施

毎年 3 月下旬に協力依頼を実 施。

④未実施

駅前等でのチラシ配布等,

強化月間の設置を具体的に検 討していく。

⑤実施

健康まつりでのパンフレット 配布。

未受診者 への受診 勧奨

①受診勧奨通知の送付(12 月)

・新規対象者となる40歳の 未 受 診 者 へ の 追 加 健 診 の受診勧奨

・過去の受診者のうち、該当 年に総合健診未受診者に 対する受診勧奨

①未受診者に対する全対象者 への受診勧奨の通知(H26 予定)

②計画評価にあたり、未受診者 へのアンケート調査の実施

①実施

当事業の実施により、H26 の 受診率は前年比 4.8 ポイント 上昇。

②実施

未 受 診 理 由 ア ン ケ ー ト の 結 果、すでに医療機関にかかっ ているため、健診を受診しな い人の割合が最も多かった。

4 特定保健指導実施率向上対策

第1期計画 第2期計画

第 2 期中間見直し時の 取り組み実施状況 平成24年度までの取り組み 新たな取り組み

環境整備

①人間ドック・脳ドック利用者 を健診機関に指導委託

②医療機関・総合健診における 積極的支援の業者委託(動機 づけ支援は、健康増進課)

①対象者に合わせた開催会 場、曜日の検討

②個別指導以外の内容の検

③健康増進課の健康事業と 連携し、保健指導の効果を 高める事業を実施する。

①実施

夜間の実施、土日の実施 会場の多様化。(各公民 館、保健センター、市役所 本庁舎等)

②実施

集 団 指 導 で の 教 室 の 開 催。(H27~)

③実施

健康まつりでのパンフレ ット配布。

周知

①広報、ホームページに保健指 導の記事の掲載

②未希望者に対する電話勧奨

①医師から特定保健指導の 利用勧奨

②特定保健指導対象者に利 用勧奨の再通知を実施

③計画評価にあたり、未希望 者へのアンケート調査の 実施

①未実施

毎年3月下旬に実施して いる各医療機関への特定 健診実施協力依頼文送付 時に,特定保健指導の利 用勧奨の協力依頼も併せ て行う。(平成 28 年度か ら実施予定)

②実施

別の回の教室開催勧奨時 に、未利用者に対し再度 利用勧奨を実施。

③未実施

今後,委託業者において,

利用勧奨の電話の際,利 用を希望しない対象者に 対し,希望しない理由を 確認することとする。

(平成 28 年度契約分から)

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