第 9 章 円盤領域における差分法 56
10.3 発展問題の陽解法やってみました
2. J. H. Bramble and B. E. Hubbard, On the formulation of finite difference analogues of the Dirichlet problem for Poisson’s equation, Numer. Math. 4 (1962), pp.313–327.
3. N. Matsunaga and T. Yamamoto, Superconvergence of the Shortley-Weller approxima-tion for Dirichlet problems, J. Comput. Appl. Math. 116, pp.263–273 (2000).
山本先生はその後も以下の論文を出している1。
1. Tetsuro Yamamoto, Qing Fang and Xiaojun Chen, Superconvergence and nonsupercon-vergence of the Shortley-Weller approximations for Dirichlet problems, Numer. Funct. Anal.
and Optimiz., 22 (3&4), pp.455–470 (2001).
2. Zi-Cai Li, Hsin-Yun Hu, Qing Fang and Tetsuro Yamamoto, Superconvergence of So-lution Derivatives for the Shortley-Weller Defference Approximation of Poisson’s Equa-tion. II. Singularity Problems, Numer. Funct. Anal. and Optimiz., 24 (3&4), pp.195–221 (2003).
3. Qing Fang, Yukihiro Shogenji and Tetsuro Yamamoto, Error Analysis of Adaptive Finite Difference Methods Using Stretching Functions for Polor Coordinate Form of Poisson-Type Equation, Numer. Funct. Anal. and Optimiz., 24 ( 1&2), pp.17–44 (2003).
どうやってプログラミングするか2、学生にとって挑戦的な課題であると思う
(
直接参考に するものがないので)。山本先生が紹介している文献は楕円型の問題のみのようだけれど、発 展問題の解析はないのかなあ?誰か陰解法やってくれないかなあ…
2011
年度卒研で濱勇樹君が『S-W
近似による楕円領域での波動方程式のシミュレーション』(http://nalab.mind.meiji.ac.jp/~mk/labo/report/pdf/2011-hama.pdf)
というレポート を書いてくれた。2013
年度卒研では、楕円体(
xa
)
2+ (
yb
)
2+ (
zc
)
2< 1
で波動方程式を解くことに取り組んで いる学生がいる(2014
年2
月16
日現在)
。第 11 章 円柱領域における差分法
11.1 やりかけですが…
実は
3
人の人にやってもらって、部分的に分かっていることがある。2004
年度桂田研卒研 レポートである吉原[34],
岡田[16]
と、その指導の際の個人的な覚え書き桂田[9]
を参考文献 としてあげておく。9.7.1
でも述べたように、ADI
法には疑問を持っていて、誰かの再挑戦を待っている状況。もう少しはっきりしたら、整理してこちらの文書に取り込む予定。
同次
Dirichlet
境界条件を課した熱方程式の初期値境界値問題の解の公式は、寺沢[31]
に載っている。
吉原君は卒研でやったことを全部書いてくれていないね…やれやれ、また発掘して書かな
いと
(まあ、ずいぶん色々やらせたので、最後ばてたのかもしれない、それにしてももったい
ない
)
。第 12 章 球領域における差分法
極座標変換を利用する場合、
△ u = ∂
2u
∂r
2+ 2 r
∂u
∂r + 1 r
2( ∂
2u
∂θ
2+ cot θ ∂u
∂θ + 1 sin
2θ
∂
2u
∂ϕ
2)
を差分近似するのが真っ先に思いつくことであるが、この右辺に現われる分数の分母は
r = 0
や
θ = 0, π
のときに0
になることに注意しよう。原点においては、2次元の場合にやったのと同様の工夫をすると、
△ u(0) = 6 u
mean− u(0)
(∆r)
2+ O(∆r
2)
ただしu
mean はr = ∆r
におけるu
の平均値を表わす。原点以外の
z
軸上の点(0, 0, z)
における差分近似については、素朴な取り組みではあるが、島倉・田邊の卒研レポート
[25]
がある。なお、問題とする領域そのものが原点を含まない場合は、
u = w/r
と従属変数の変数変換 を行なうと∂u
∂t = ∂
2u
∂r
2+ 2 r
∂u
∂r
は∂w
∂t = ∂
2w
∂r
2 に変換される。付 録 A 「周期三重対角行列」
A.1 ルーツ
9.6.2
に書いたことは、簡単なことであるから多分よく知られているとは思うけれど、筆者は文献で目にしたことはない
(
だから文献を紹介することはできない)
。このことに気が付いた のは、1996年度学部卒研の松本英久君の研究([30])
の指導をしたときである。円盤領域の問題で初めて遭遇したわけであるが、考えて見れば、例えば
1
次元問題でも周期 境界条件などを課せば出て来る問題である。三重対角行列の解析について、山本先生の業績があるが、それをもじって解析できないか な、と考えている。
ドキュメント内
II (
(ページ 94-98)