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一 申 告 納 付 1 徴収の方法

 自動車取得税の徴収については、申告納付の方法によらなければならない。(法121)

(申告納付の趣旨)

注 自動車取得税の徴収方法が申告納付とされているのは、地方運輸局運輸支局における登録等の手続の際に原則とし て本税の課税関係の事務をすべて終了させることによって、徴税の簡素化及び納税者の便宜を図るためであること。

(県通8-6)

第二編第九章《自動車取得税》第三節《申告納付、更正又は決定等》

2 申 告 納 付

 自動車取得税の納税義務者は、次の各号に掲げる自動車の取得の区分に応じ、当該各号に定める時又は日までに、総務 省令で定める様式によって、自動車取得税の課税標準額及び税額その他必要な事項を記載した申告書を道府県知事に提出 するとともに、その申告した税額を当該道府県に納付しなければならない。(法122①)

(一)

道路運送車両法第7条《新規登録の申請》の規定による登録、

同法第59条《新規検査》の規定による検査(検査対象軽自動車 に係るものに限る。)又は同法第97条の3《検査対象外軽自動 車の使用の届出》の規定による届出がされる自動車に係る自 動車の取得

当該登録、検査又は届出の時

(二) 道路運送車両法第13条《移転登録》の規定による登録を受ける べき自動車の取得

当該登録を受けるべき事由があった日から15日を 経過する日(その日前に当該登録を受けたときは、

当該登録の時)

(三)

(一)及び(二)の自動車の取得以外の自動車の取得で、道路運送 車両法第67条第1項《記載事項の変更》の規定による自動車検 査証の記入を受けるべき自動車の取得又は道路運送車両法施 行規則第63条の4第1項《軽自動車届出済証の記載事項の変 更》の規定による軽自動車届出済証の記入を受けるべき自動 車の取得(規8の16)

当該記入を受けるべき事由があった日から15日を 経過する日(その日前に当該記入を受けたときは、

当該記入の時)又は道路運送車両法施行規則第63 条の4第1項の規定による軽自動車届出済証の記 入を受けるべき事由があった日から15日を経過す る日(その日前に当該記入を受けたときは、当該記 入の時)(規8の17)

(四) (一)から(三)までの自動車の取得以外の自動車の取得 当該自動車の取得の日から15日を経過する日 (注) 2の規定によって提出すべき申告書の様式は、第16号の9様式によるものとする。(規8の15)

(申告納付期限についての留意事項)

(1) 自動車の取得がされる場合には通常自動車の登録等がされるものであるから、自動車取得税の申告納付期限は登 録等を基準として定められているのであるが、次の点に留意すること。(県通8-7)

(一) (イ) 新規登録又は自動車検査証の交付若しくは使用の届出のされていない自動車について所有権留保付売買契 約の締結があった場合、(ロ) 新規登録又は自動車検査証の交付若しくは使用の届出のされていない自動車について 販売業者等が新規登録をし、又は自動車検査証の交付を受け、若しくは使用の届出をしたことにより運行の用に供 するものとみなされる場合、(ハ) 自動車を国内に持込んで運行の用に供する場合は、いずれも2の表の(一)に該当 し、新規登録又は自動車検査証の交付若しくは使用の届出の時が申告納付期限となるものであること。

(二) (イ) 既に登録又は自動車検査証の交付若しくは使用の届出のされている自動車について所有権留保付売買契 約の締結があった場合、(ロ) 所有権留保付売買に係る自動車について買主の変更があった場合は、2の表の(三) に該当し、自動車検査証の記入又は軽自動車届出済証の記入の時が申告納付期限となるものであること。

(三) 販売業者等が既に取得し、移転登録をしている自動車を運行の用に供する場合は、2の表の(四)に該当し、当 該運行の用に供した日から15日を経過する日が申告納付期限となるものであること。

(納税義務者以外の者の報告書提出義務)

(2) 自動車の取得者で納税義務者以外の者についても、条例の定めるところにより報告書を提出しなければならない こととされているが、これは、取得価額が免税点以下である自動車の取得をした者及び非課税とされる自動車の取得 をした者についてその旨の確認をするためのものであること。(県通8-8)

3 自動車を取得した場合の報告義務

 自動車の取得をした者は、2の規定の適用がある場合を除き、総務省令で定める様式によって、当該自動車の取得の事 実に関し必要な事項を記載した報告書を提出しなければならない。(法122②)

(注) 3の規定によって提出すべき報告書の様式は、第16号の9様式によるものとする。(規8の15)

4 期限後申告及び修正申告納付

① 期限後申告

 2の規定によって申告書を提出すべき者は、当該申告書の提出期限後においても、三の1の注の規定による決定の通知 があるまでは、2の規定によって申告納付することができる。(法123①)

② 修正申告

 2若しくは①若しくは②の規定によって申告書若しくは修正申告書を提出した者又は三の1の規定による更正若しくは 決定を受けた者は、当該申告書若しくは修正申告書又は当該更正若しくは決定に係る課税標準額又は税額について不足額 がある場合には、遅滞なく、次に掲げる事項を記載した修正申告書を道府県知事に提出するとともに、その修正により増 加した税額を当該道府県に納付しなければならない。(法123②、規8の18)

(一)

納税義務者の氏名又は名称、住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地及び個人番号(行政手続における特定の 個人を識別するための番号の利用等に関する法律第2条第5項に規定する個人番号をいう。以下第九章について同 じ。)又は法人番号(同条第15項に規定する法人番号をいう。以下第九章について同じ。)(個人番号又は法人番号を 有しない者にあっては、氏名又は名称及び住所又は本店若しくは主たる事務所の所在地)

(二) 自動車を譲渡した者の氏名又は名称及び住所 (三) 自動車の取得がされた年月日

(四) 自動車の取得の原因

(五) 自動車の種類、用途、車名及び型式 (六) 自動車の定置場

(七) すでに納付の確定した自動車取得税額 (八) 自動車取得税の課税標準額及び税額

(九) (八)の自動車取得税額に相当する金額から(七)の自動車取得税額に相当する金額を控除した金額 (十) 前各号に掲げるもののほか道府県の条例で定める事項

5 納付の方法

① 証紙による納付

 自動車取得税の納税義務者は、2又は4の規定によって自動車取得税額を納付する場合(四の1の規定により当該自動 車取得税額に係る延滞金額を納付する場合を含む。②において同じ。)には、これらの規定による申告書又は修正申告書に 道府県が発行する証紙をはってしなければならない。ただし、当該道府県の条例により当該自動車取得税額(当該自動車 取得税額に係る延滞金額を含む。②において同じ。)に相当する金額を証紙代金収納計器で表示させる納付の方法が定めら れている場合には、これによることができる。(法124①)

(証紙をはった場合の消印)

(1) 道府県は、①の規定により納税義務者が証紙をはった場合には、当該証紙をはった紙面と当該証紙の彩紋とにか けて当該道府県の印で判明にこれを消さなければならない。(法124③)

(証紙の取扱いについての条例への委任)

(2) ①の証紙の取扱いに関しては、当該道府県の条例で定めなければならない。(法124④)

② 現金による納付

 道府県は、自動車取得税の納税義務者が2又は4の規定により自動車取得税額を納付する場合において、①の証紙に代 えて、当該自動車取得税額に相当する現金を納付することができる旨を定めることができる。(法124②)

第二編第九章《自動車取得税》第三節《申告納付、更正又は決定等》

③ 故意の不申告に関する過料

 道府県は、自動車取得税の納税義務者が正当な事由がなくて2の規定による申告書を2の(一)から(四)までに規定する 申告書の提出期限までに提出しなかった場合においては、その者に対し、当該道府県の条例で10万円以下の過料を科する 旨の規定を設けることができる。(法124の2)

二 納税義務の免除等

1 譲渡担保財産に係る納税義務の免除等

① 納税義務の免除

 道府県は、譲渡担保権者が譲渡担保財産として自動車の取得をした場合において、当該譲渡担保財産により担保される 債権の消滅により当該取得の日から6月以内に譲渡担保財産の設定者に当該譲渡担保財産に係る自動車を移転したときは、

譲渡担保権者による当該譲渡担保財産に係る自動車の取得に対する自動車取得税に係る地方団体の徴収金に係る納税義務 を免除するものとする。(法125①)

② 徴収金の還付又は充当

 道府県は、自動車取得税に係る地方団体の徴収金を徴収した場合において、当該自動車取得税について①の規定の適用 があることとなったときは、①の譲渡担保権者の申請に基づいて、当該地方団体の徴収金を還付するものとする。(法125

⑥)

(未納の徴収金がある場合の充当)

(1) 道府県知事は、②の規定により自動車取得税に係る地方団体の徴収金を還付する場合において、還付を受ける者 の未納に係る地方団体の徴収金があるときは、当該還付すべき額をこれに充当しなければならない。(法125⑦)

(還付加算金の計算の基準日)

(2) ②又は(1)の規定によって自動車取得税に係る地方団体の徴収金を還付し、又は充当する場合においては、②の 規定による還付の申請があった日から起算して10日を経過した日を第一編第六章三の1《過誤納金の還付加算金》各 号に掲げる日とみなして、②の規定を適用する。(法125⑧)

2 譲渡担保財産に係る徴収猶予

① 申告に基づく徴収猶予

 道府県知事は、自動車の取得者から自動車取得税について1の①の規定の適用があるべき旨の申告があり、当該申告が 真実であると認めるときは、当該取得の日から6月以内の期間を限って、当該自動車の取得に係る自動車取得税に係る地 方団体の徴収金の徴収を猶予するものとする。(法125②)

(注) 徴収猶予をした場合の納税者に対する通知酢第一編第五章第一節二の1の⑤図及び徴収猶予に係る徴収金についての滞納処分等の禁止酢同 2の①図の規定は、①の規定による徴収猶予について準用する。(法125⑤)

(徴収猶予期間に係る延滞金の免除)

注 道府県は、①の規定による徴収の猶予がされた場合には、その徴収の猶予がされた税額に係る延滞金額中当該徴収 の猶予がされた期間に対応する部分の金額を免除するものとする。(法125③)

② 徴収猶予の取消し

 道府県知事は、①の規定による徴収の猶予をした場合において、当該徴収の猶予に係る自動車取得税について1の①の 規定の適用がないことが明らかとなったときは、当該徴収の猶予を取消さなければならない。この場合において、徴収の 猶予を取り消された者は、直ちに当該徴収の猶予がされた自動車取得税に係る地方団体の徴収金を納付しなければならな い。(法125④)

(注)  徴収猶予の取消しの通知酢第一編第五章第一節二の5の(2)図の規定は、②の規定による徴収猶予の取消しについて準用する。(法125⑤)

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