の能 力・ 適性 等に 応じ た指 導を 充実 する ため
︑科 目を 増や し履 修の 幅を 拡大 する
︒︵ 後略
︶︵ 傍線 は引 用者
︒︶ また
︑高 等学 校国 語の 改善 につ いて も︑ 次の よう に示 され た︒
!
生徒 の能 力・ 適性 等に 応じ た指 導を 充実 し︑ 国語 への 関心 を高 め表 現力 を伸 ばし︑日 本の 文化 と伝 統に つい ての 理解 を深 めさ せる 観点 から
︑科 目を 増や し履 修の 幅を 拡大 する
︒こ のた め︑ 新し い科 目と して
﹁現 代語
﹂及 び﹁ 古典 講読
﹂を 設け ると とも に現 行の
﹁古 典﹂ を﹁ 古典 I﹂ 及び
﹁古 典Ⅱ
﹂に 分け るこ とと する
︒ 教材 の選 定に 当た って は︑ 人間 とし ての 在り 方生 き方 につ いて 考え を深 めさ せる こと にも 資す るよ う配 慮 する
︒
"
﹁国 語I
﹂の
﹁表 現﹂ の領 域に つい ては
︑話 すこ と︑ 書く こと の学 習指 導を 通し て︑ 特に
︑考 えを まと めて 論理 的に 表現 でき る能 力の 育成 を一 層重 視し
︑表 現活 動の 充実 を図 るよ う内 容を 改善 する
︒ま た﹁ 理解
﹂ の領 域に つい ては
︑聞 くこ とに 関す る能 力を 高め
︑読 解や 鑑賞 の能 力及 び読 書力 を伸 ばす とと もに
︑言 語文 化に 対す る関 心を 深め るこ とが でき るよ う内 容を 改善 する
︒︹ 言語 事項
︺に つい ては
︑表 現と 理解 に役 立つ 言語 に関 する 内容 を重 点的 に取 り上 げる よう にす る︒
︵後 略︶
︵傍 線は 引用 者︒
︶ この 答申 でみ られ るよ うに
︑科 目を 増や し履 修の 幅を 拡大 する こと
︑言 語の 教育 とし ての 立場 を一 層重 視す るこ と︑ 音声 言語 に関 する 指導 を重 視す るこ と等 が強 調さ れて いる ので ある
︒
!
指導 内容 学習 指導 要領 の国 語科 に関 する 改訂 のう ち︑ 主な もの を要 約す ると︑次 のよ うに なる
︒ 240
学習 指導 要領
︵国 語科
︶の 成立 と展 開
五三
ア 表現 指導 の充 実を 図り
︑特 に自 分の 考え をま とめ て論 理的 に表 現で きる よう にす ると とも に︑ 話す こと
︑ 聞く こと の指 導も 十分 に行 うよ うに した こと であ る︒ イ 従前 の学 習指 導要 領に おい ても
︑表 現力 の育 成が 取り 上げ られ てい て︑ 作文 力の 育成 が課 題と なっ てい た︒ 今回 の改 訂に おい ても
︑表 現力 の育 成は
︑重 要な 課題 とな って いる
︒た だ︑ 今回 の改 訂で は︑ 従前 以上 に文 字言 語だ けで なく
︑音 声言 語に 関す る表 現力 の育 成が 取り 上げ られ てい るこ とは 注目 すべ きこ とで ある
︒ ウ 日常 の言 語活 動の 向上 を図 り︑ 社会 生活 に必 要な 言語 能力 を伸 ばす とい う観 点か ら話 すこ と︑ 聞く こと の 指導 をど のよ うに 計画 的に 実施 して いく かが 大き な課 題と なっ たの であ る︒ エ 音声 言語 指導 は︑ 実際 の教 室で は計 画的 に取 り上 げら れる こと が少 なか った だけ に︑ その 指導 方法 や評 価 方法 につ いて
︑よ り一 層の 研究 が必 要と なっ てき たの であ る︒ オ 必修 科目 の﹁ 国語 I﹂ は︑ その 内容 は︑
﹁A
表現
﹂﹁ B 理解
﹂︹ 言語 事項
︺の 二領 域一 事項 で構 成さ れて いる 点は
︑前 回と 同様 であ る︒ しか し︑ その 指導 事項 は詳 細な もの とな って おり
︑音 声言 語の 指導 が強 く打 ち出 され てい る︒ 例え ば︑
﹁A
表現
﹂の 指導 事項 は︑ 次の よう に定 めら れて いる
︒ ア 目的 や場 に応 じて 話題 や題 材を 選び
︑自 分の 考え をま とめ るこ と︒ イ 主題 や論 旨が 明確 にな るよ うに 構成 を工 夫し て話 した り書 いた りす るこ と︒ ウ 対象 を明 確に 表す 語句 を選 び︑ 文脈 に即 して 用い るこ と︒ エ 事実 と意 見︑ 説明 と描 写の 区別 など に注 意し
︑筋 道を 立て て話 した り書 いた りす るこ と︒ オ 目的 に応 じて 適切 な形 式や 文体 を工 夫し
︑話 や文 章を より よく 整え るこ と︒ カ 優れ た表 現に 接し てそ の条 件を 考え
︑自 分の 表現 に役 立て るこ と︒
松山 大学 論集 第十 七巻 第五 号
五四 239
キ 目的 や場 に応 じて
︑効 果的 に話 した り朗 読し たり する こと
︒︵ 傍線 は引 用者
︒︶ カ 古典 の分 野に おい ても
︑﹁ 古典 I﹂ に︑ 次の よう な文 言が ある
︒
!
音 読︑ 朗読︑暗 唱な どを 通し て古 典の 文章 に親 しみ
︑作 品の 読解
︑鑑 賞を 深め るこ と︒
︵傍 線は 引用 者︒
︶ 古典 の指 導に おい ても
︑音 声言 語指 導の 充実 を図 る観 点か ら︑
﹁暗 唱﹂ が今 回の 改訂 にお いて
︑新 たに 加 えら れた ので ある
︒ キ
﹁国 語I
﹂に おい て︑ 作文 の指 導に は一 単位 程度 を配 当す るも のと され てい る︒ しか し︑ 前回 同様
︑﹁ 話す こと
︑聞 くこ と﹂ につ いて の時 間配 当は ない
︒配 慮事 項と して
︑﹁ 話し 方や 話し 合い の学 習を 充実 させ るよ うに する こと
︒﹂ と記 され てい るだ けで ある
︒ ク
﹃高 等学 校学 習指 導要 領解 説 国語 編﹄
︵平 成元 年一 二月 二五 日 教育 出版
文部 省︶ が発 行さ れた
︒ ケ また
︑﹃ 高等 学校 国語 指導 資料
指導 計画 の作 成と 学習 指導 の工 夫
−
言語 に関 する 事項 の学 習指 導−
﹄︵ 平成 四年 五月 二〇 日 学校 図書
文部 省︶ が発 刊さ れた
︒ この 書は
︑高 等国 語に つい てそ の趣 旨・ 内容 の一 層の 理解 を得 るた め︑ 指導 計画 の作 成に つい ての 基本 的 な考 え方 や学 習指 導の 在り 方︑ 指導 法の 工夫 など につ いて
︑事 例を 挙げ て解 説し たも ので ある
︒具 体的 には
︑ 第一 章 国語 科の 指導 計画 と学 習指 導 第一 節 国語 科の 指導 計画
第二 節 国語 科の 学習 指導
第二 章 言語 に関 する 事項 の学 習指 導 第一 節 言語 に関 する 事項 の学 習指 導の 基本 的な 考え 方 第二 節 言語 に関 する 事 項の 学習 指導 の工 夫 第三 節 言語 に関 する 事項 の指 導計 画と 評価 の工 夫 で構 成さ れて いる
︒ 八 平成 一一 年改 訂 高等 学校 学習 指導 要領
︵平 成一 一年 三月 二九 日告 示 平成 一五 年度 から 学年 進行 によ り実 施︶ 238
学習 指導 要領
︵国 語科
︶の 成立 と展 開
五五
科目 構成 必修
国語 表現 I
&
及び 国語 総合
'
の うち から 一科 目︵ 選択 必修 制︶ 選択国語 表現
% &
現代 文
'
古典
'
古典 講読&
!
基本 方針﹁幼 稚園
︑小 学校
︑中 学校
︑高 等学 校︑ 盲学 校︑ 聾学 校及 び養 護学 校の 教育 課程 の基 準の 改善 につ いて
﹂の 答申
︵平 成一
〇年 七月 二九 日︶ が︑ 教育 課程 審議 会か ら出 され た︒
﹁教 育課 程の 基準 の改 善の ねら い﹂ で示 され た主 な事 項は
︑次 のよ うな もの であ った
︒