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環境施策と各主体の行動

ドキュメント内 第2次府中市環境基本計画(案) (ページ 52-83)

て導入を指導します。 

○学校の節水対策や雨水利用、雨水の地下浸透を推進します。 

 

【水辺とのふれあいの確保】 

○多摩川・用水路・湧水などの水辺環境や水質について、市民参加で調査するとともに保全の啓 発を行います。 

○小学生とその保護者を対象に、多摩川河川敷で生き物とふれあい、水辺での遊びを通じて親子 で環境を学ぶ機会を提供する、「府中水辺の楽校」の開催を継続的に支援します。 

○河川敷の有効活用等による多摩川の親水空間としての維持、利用を進めます。 

○市民参加による活用策、活用計画等の検討により、用水路における緑道と遊歩道の整備・充実 を図ります。 

 

②緑の保全と活用 

【緑の保全】 

○緑の現況調査を実施します。 

○府中の名木百選に選定された名木や保存樹木に指定された樹木について、市と市民が協力して 保全、維持管理する新たな仕組みを検討します。 

○樹林地について、保存樹林制度や市民緑地制度等により積極的な保全と活用を検討します。 

○開発事業が行われる際には、開発事業者との協議により、既存の緑地の保全を誘導します。 

○緑地の保全のため、法や条例に基づく地域制緑地の制度の活用を検討します。 

○市民や事業者のグラウンドワークなどの緑地保全活動を支援します。 

 

【けやき並木の保全】 

○国の天然記念物に指定されている馬場大門のケヤキ並木を将来にわたり保護管理していきます。 

○けやき並木について、市民が安心して集い憩うことができるよう、樹木の保全と安全性の確保 に配慮した、適切な維持管理を実施します。 

○平成19 年度に策定した『国指定天然記念物  馬場大門のケヤキ並木保護管理計画』を現状に 即し改定します。 

○けやき並木を保護するため、樹木医など専門家の協力を得てケヤキの健康状態を診断し、病原 菌等被害対策、土壌改良材・施肥等による土壌の改良、植栽ますの段階的な除去、けやき並木 周辺の透水性舗装化などに取り組みます。 

○市が中心となって、所有者や隣接する商店街、自治会など市民との協働で行うけやきの管理体 制を構築します。 

○けやき並木の歩行者専用道路化を目指します。 

 

【まちの緑化】 

○市の道路や公共施設の緑化を推進します。 

○公園等の維持管理への市民参加を推進します。 

○緑化に関する意識啓発を行い、支援の拡充を図るとともに、自然に配慮した緑化方針を策定し

○街路樹には自然に配慮した樹種を選定するとともに、その植栽方法や管理について検討します。 

○市の道路における街路樹については、樹木の樹形等に配慮し剪定を行います。 

○市民が公園で収集した落ち葉の量に応じて、一定量の腐葉土を得ることができる「落ち葉の銀 行」制度の普及により、公園の維持管理に対する市民意識の向上を図ります。 

○里道の歩道化を検討するとともに、既存の緑道などと連結し、休憩場所などがある快適な歩道 のネットワーク化を推進します。 

○歩道などの安全性の確保に努めるとともに、街路樹のある快適な歩道を整備します。 

 

【学校の緑化】 

○学校施設については、子どもたちが自然とふれあう機会を増やすとともに、粉じんの抑制やヒ ートアイランド現象の緩和などの環境対策や校庭開放による地域コミュニティ活動の促進を図 るため、校庭の芝生化を進めます。 

○校庭の芝生の維持管理にあたっては、学校関係者だけでなく、地域住民や事業者との協働で進 める仕組みを構築します。 

○屋上緑化及び適切な箇所での壁面緑化を推進します。 

 

③生物多様性の保全 

【生きものの生息空間の確保】 

○「(仮称)府中市生物多様性保全地域戦略」の策定を検討し、自然環境の保全や野生動植物の 保護、外来種対策など、地域の特性に応じた生物多様性の保全に関する実践的な取組を促進し ます。 

○生物の生息・生育空間である緑や水辺を確保し、多様な生態系の保全を図ります。 

○用水路のビオトープ等への活用を図ります。 

○緑道や遊歩道、公園や用水路などと結び、水と緑のネットワーク化を進めます。 

 

【生きものの保全】 

○生き物の生息状況及び生息環境の現状と経年変化を把握するため、市民団体やボランティア、

教育・研究機関などと協力して、調査方法を検討し、定期的に生き物調査を実施します。 

○市の鳥「ひばり」をはじめとする鳥や昆虫などについては、生息に適した環境づくりを進めます。 

 

④農地の保全 

○田畑などのふるさと風景を調査し、良好なものを保全地域に指定します。 

○都市地域で農業が継続できるように税制度・都市計画・農地制度などの改正について関係機関 に積極的に要請します。 

○市民農園などでの環境保全型の農業に関する取組を推進するとともに農地の保全を図ります。 

○生産緑地を中心として、積極的に都市農地を保全します。 

○農地の保全のため、地元農産物の利用を促進するとともに、学校給食での利用を推進します。 

育成します。 

○農業への理解を深めてもらうための農業体験講座を農業団体と連携して実施します。 

○生産緑地の追加指定の推進や市民農園の整備などを進めます。 

 

(3)市民の環境保全行動 

①水辺の保全と活用 

□多摩川・用水路・湧水などの水辺環境や水質の調査、用水路の整備に協力します。 

□雨水浸透施設などを導入して、雨水の地下浸透に努めます。 

□事業者や行政と協働して緑地を保全するグラウンドワークなどの取組に努めます。 

□雨水貯留装置の利用や環境家計簿によるモニタリングなどにより節水に努めます。 

□多摩川清掃市民運動など、水辺の清掃活動に参加し、水辺環境の保全に協力します。 

□多摩川河川敷を利用する時は、水辺や周辺を汚さないようにします。 

□多摩川かぜのみち等の利用において、歩行やジョギング等の際には右側を通行するなど安全に 配慮します。 

 

②緑の保全と活用 

□緑の実態調査や、公園・緑地の清掃・管理に参加するなど、緑が豊かな潤いのあるまちづくり に協力します。 

□国の天然記念物で、府中市のシンボルでもある馬場大門のケヤキ並木やその周辺の緑の保全に 協力します。 

□けやき並木や「府中の名木百選」、崖線の樹林など、貴重な樹木を保護する市民団体や事業者 の活動に協力します。 

□希少性の高い「ムサシノキスゲ」をはじめ、様々な生き物が生息する浅間山の保全活動に協力 します。また、利用する際には、自然環境を壊さないよう配慮します。 

 

③生物多様性の保全 

□市内の動植物の調査に参加するなど、生態系の保全に協力します。 

□外来種についての知識を深め、むやみに採集したり、持ち帰らないようにします。 

□ペットは最後まで責任を持って面倒を見ます。また、散歩の際のペットのふんは持ち帰ります。 

□地域で自然観察会などを開催し、身近な生き物と触れ合う機会をつくります。 

 

④農地の保全 

□市民農園の利用などを通じて、有機農業など環境保全型の農業への理解に努めるとともに、農 地トラストの設立と活動に協力します。 

□農地の保全のため地元農産物の利用に努めます。 

□援農ボランティアに登録し、府中市の農業を支援することにより、府中の農地保全に協力します。 

□市内の農地を残すために営農後継者に対する育成・指導に努め、継承時には速やかな営農に従 事できるよう支援・相談に努めます。 

□低利用農地につきましては、所有者の事情を斟酌しながら、適切な耕作状況が維持できる方法

(4)事業者の環境保全行動 

①水辺の保全と活用 

△多摩川・用水路・湧水などの水辺環境や水質の調査、用水路の整備に協力します。 

△雨水浸透施設や透水性舗装などを導入して、雨水の地下浸透に努めます。 

△敷地の緑地化と雨水浸透施設などによる雨水の地下浸透に努めます。 

△地下工事に際しては、地下水脈の分断を防ぐ配慮に努めます。 

△地下水の揚水量の削減に努めます。 

△市民や行政と協働して緑地を保全するグラウンドワークなどの取組に努めます。 

△雨水貯留装置や雨水などの雑用水利用システムの導入などにより、節水に努めます。 

△事業活動にあたっては、周囲の水辺や自然環境への負荷を考慮し、工法、場所、時期などに配 慮します。 

△事業活動で生じた排水については、河川や水辺等への化学物質の流入防止に努め、適正な処理 を行います。 

△河川の清掃活動など、市や市民が行う環境保全活動に協力します。 

 

②緑の保全と活用 

△緑の実態調査や、公園・緑地の清掃・管理に参加するなど、緑にが豊かな潤いのあるまちづく りに協力します。 

△馬場大門のケヤキ並木やその周辺の緑、崖線の緑、田畑などで構成されるふるさと景観の保全 に努めます。 

△開発事業にあたっては、対象地または近接地が保全すべき土地(農地や樹林地など)であった 場合、開発による影響を回避または最小化する方策を検討します。 

△開発事業にあたっては、農地や緑地・樹林地などへの環境負荷軽減を図ります。 

△遊休地の解消を図り、有効的な利用方法を検討します。 

△加工品の原材料には、なるべく地元産の農産物を使用します。 

△地域で自然観察会を開催し、市民とともに自然と触れ合う機会を設けます。 

 

③生物多様性の保全 

△市内の動植物の調査に参加するなど、生態系の保全に協力します。 

△開発事業にあたっては、周辺の自然環境に配慮し、既存の樹木は残すなど、環境負荷の軽減に 努めます。 

△事業所の緑化を行う際には、できるだけ在来種を使用し、周辺の環境と調和するよう努めます。 

△無農薬、有機農業等の環境配慮型の農業に取り組みます。 

△製品の原材料の購入にあたっては、生態系や人への影響を考慮して採用します。 

△外来生物法(入れない、捨てない、拡げない)を守り、市内の防除活動を支援します。 

 

④農地の保全 

ドキュメント内 第2次府中市環境基本計画(案) (ページ 52-83)

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