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︱ 環 境

ドキュメント内 教育学部研究報告集9_表紙_web (ページ 171-178)

問 題 に 引 き つ け て

深 草 正 博

旨 育 とマ ジ ック は ど のよ う な関 係 にあ る の だろ う か︒ マ ジッ ク は 人間 の 持つ 固 定観 念 を 巧み に 利用 す る︒ 他 方

︑教 育 的 の一 つ は︑ こ れ まで 子 ども が 持っ て い た固 定 観念 を 打ち 壊 す こと で ある

︒ それ 故 マ ジッ ク と教 育 は逆 の 関 係に あ い って よ いで あ ろ う︒ れ では ど のよ う に 子ど も のも つ 固定 観 念 を取 っ 払う こ とが で き るで あ ろう か

︒そ の た めの 方 法を 二 つ提 示 し たい

︒ ず 一つ 目 は︑ こ れ まで も って い る固 定 観 念を ひ っく り 返し て や るこ と であ る

︒例 え ば

︑最 も 成功 を おさ め た 例と し コ ペル ニ クス が 挙 げら れ る︒ 従 来の 天 動 説を 地 動説 に ひっ く り 返す こ とに よ って

︑ そ れま で の宇 宙 観を 劇 的 に変 え ま た︑ マル クス も ヘー ゲ ル哲 学は 逆 立ち して い ると 考 え︑ それ をひ っ くり 返す こ とに よっ て

︑独 自の 哲学 を 構築 し た︒ 目は

︑ 何 気 ない 日 常 の 生 活の 中 に

︑ 新た な も の を 見い だ す 目 を もた せ る こ と で ある

︒﹁ 日 常 の 中 に非 日 常 を 見 る﹂ と いえ る

︒こ の 点 につ い ては

︑ 長田 弘 の 詩と

︑ レイ チ ェル

・ カ ーソ ン の﹃ セ ンス

・ オ ブ・ ワ ンダ ー

﹄に そ の 実例 を

皇學館大学教育学部研究報告集編集要項

教育学部研究報告集編集委員会

1.性 格

学術雑誌とし,研究論文,研究ノート,調査・実践報告,資料紹介,翻訳等 を掲載する.

2.編 集

教育学部研究報告集編集委員会(以下,編集委員会)がこれを担当する.

3.編集主任

編集委員会委員長がこれに当る.

4.編集方針

(1)投稿資格 執筆者は原則として教育学部専任教員および元教員とす る.本学部教員(または元教員:以下において省略)以外の者の執筆は 本学部教員との連名の場合に限る.本学部教員以外の執筆者については その所属,職名を記入する.

(2)募 集 年度初めの学科会議において執筆者を募る.

(3)発行回数 研究報告集の発行回数は原則として年1回とする.

(4)締 切 日 原稿締切は原則として10月末日とする.

(5)受 理 原稿は編集委員全委員に提出し編集主任が取りまとめる.

(6)掲 載 等 投稿原稿の掲載,分載,論文等の配列,書式その他の体裁 等,全般的編集に関しては,編集委員会に一任するものとする.印刷の 体裁は,A5版とする.

5.投稿原稿

(1)原稿は未発表のものに限る.ただし口頭発表の場合は,この限りでない.

(2)原稿の字数は,以下の通りとする.ただし,依頼原稿など,編集委員 会が特に指定した場合は,この限りではない.

①和文の場合は,40,000字(400字詰原稿用紙100枚)以内とする.

・横書き…35字×30行×約38枚(図表・注を含む)以内

②欧文の場合は,ダブルスペースで,原則として70字×20行とし28枚 以内を原則とする.

(3)原稿の提出は,論文データの入ったメディアを,教育学科研究室内の編 集委員会に提出するか,下記のアドレスに添付ファイルとして送付するも のとする.ただし,丁寧に書かれた手書きの原稿によることも出来る.

<送付先アドレス:kyouiku@kogakkan-u.ac.jp>

(4)提出原稿には,「要旨(600字程度)」「キーワード(5項目程度)」「欧 文タイトル」「欧文サマリー(400words以内)「欧文キーワード(5項 目程度)」をつけるものとする.

6.校 正

(1)執筆者による校正は期限内に限り最大四校までとする.

(2)第三校の段階では,誤植の訂正に限るものとし,原稿字句の修正,挿 入,削除等は最小限に留めることとする.

7.原稿の著作権について

(1)本論文誌に採録が決定された論文等の著作権は,本編集委員会に帰属 する.

(2)投稿に際し,採録された論文の著作権が本編集委員会に帰属すること を同意しているものとする.

(3)採録後の掲載論文について,著者自身による学術教育目的(著者自身 による編集著作物への転載や掲載,複写による配布,Web上での公開 等を含む)で利用する場合,本編集委員会に許諾申請をすることなく使 用することができる.

(4)ただし,使用する場合,当該論文の初出が本集であることを明記する ことが望ましい.

8.配 布

(1)執筆者には,各2部(ほかに抜刷50部−それ以上は執筆者負担),執 筆者以外の教育学部教員および名誉教授には各1部とする.

(2)彙報欄に略歴,研究業績等を記載された前年度退職教員には各1部と する.

(3)特に配布を希望する教育学部以外の専任教員および事務職員には各1 部とする.

(4)学外への寄贈・交換その他の配布については別に定める.

9.保 管

(1)残部の保管は教育学科研究室がこれに当る.

(2)各号の永久保存はそれぞれ10部とし教育学科研究室がこれを保管する.

附 則

この編集要項は,平成20年6月5日から施行する.

附 則

この編集要項は,平成23年11月9日から施行する.

附 則

この編集要項は,平成28年7月20日から施行する.

「皇學館大学教育学部研究報告集」第 9 号(平成28年度)が刊行されました ので,お届けします.昨年度は,昭和50年 4 月に文学部の中に教育学科が創設 され,以後40年目の節目の年に当たり,それを記念し40周年記念号として刊行 されました.そして,来年平成29年度が教育学部創設10年目に当たります.第 10号は学部創設10周年記念号となることでしょう.

本号より,各論文に欧文サマリーを付けることになりました.平成26年に制 定された「皇學館大学将来ビジョン140・中期行動計画」に基づく「研究推進・

国際化推進」事業遂行の一環です.また併せて,日本語による論文要旨とキー ワード,欧文のキーワードも付けるようにしました.学術雑誌としての体裁を 整え,本報告集創刊の意図をより実現するためです.

平成29年 3 月に新しい保育所保育指針と学習指導要領が公示されました.今 後数年間の内に新しい「指針」と「要領」に基づいた保育・教育が実施される ことになります.さらに,平成30年度には全国の教員養成校や養成学部の再課 程認定が実施されます.その結果を受け,平成31年度より新たな装い下に教員 養成のための教育が実施されます.ここ数年間は,教員養成学部に所属する私 たちにとって重要な年を迎えることになります.

このような中,本報告集はますますその役割が大きくなっていくと思いま す.自らの研究成果をまとめ,それを社会に提供することにより,社会の発展 に寄与するという役割です.特に,保育・教育界への寄与は重要と思われます.

わが身を含め,一人ひとりの先生方が研鑽を積み,研究成果を公表する場とし て,本報告集が活用されることを期待しています.

第 9 号には 9 編の論文・総説が掲載されました.投稿された先生方には敬意 を表しつつ,併せて来年度の10周年記念号にはさらなる先生方の投稿を願って います.

(教育学部長 中村哲夫記)

執 筆 者 一 覧

(掲載順)

本学 准 教 授 梶 美 保 教 授 栗 原 輝 雄 教 授 小 孫 康 平 教 授 小 孫 康 平 准 教 授 駒 田 聡 子 津田学園小学校 澤 友 美 本学 大学院生 松 谷 広 志 教 授 中 松 豊 准 教 授 山 本 智 子 准 教 授 吉 田 明 弘 教 授 深 草 正 博

平成29年3月31日 発 行

発行所

皇學館大学 教育学部

代表者 中 村 哲 夫

〒516‑8555 三重県伊勢市神田久志本町1704

印刷所 株 式 会 社 オ リ エ ン タ ル

〒510‑0304 三 重 県 津 市 河 芸 町 上 野 2 1 0 0

ISSN1883‐7727

Report of the Faculty of Education

ドキュメント内 教育学部研究報告集9_表紙_web (ページ 171-178)

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