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ドキュメント内 鉄鋼業を支える関連労働力の衰退化問題 (ページ 33-37)

年 年 年 年 二 三 年 年 年 年 在  後  後  後  後  律  後  後  後  後  後 平均年令の算出式

  {(rc+1)+(E+",×

スー(R+")xB}

′η― ―

――――

rI171=‐ 1戸――一――――一―

次年度の平均年今 r″

当年度の平均笙令 Tc

採用者の平均年今

オ采用率 И 退職者の平均=合

退職

=B

出所: F鉄と鋼』1991年 3月号

図24 領域別の平均年令推移予測

3

267

(▲8%)

3 ●時短 にょる

必要要 員

出荷 岸壁 A378

(▲12%) 3400

3300 3200 3100 3000

3

2 2 2

338

298

原料荷役 A131

300

(▲23%)

必要 省 力人数

891人

(▲28%)

800

2600 2500

513

(▲16%)

27 ●供給 ライン

1494 ‐時短 による 必要要 員 193

(▲15%)

4

11 10

必要 省力人数

724人

(▲56%)

700

1%) 375

‐供給 ライン

l 年 年

9 在後 イ

̀癸

労働時 間(現),采用 菫

 

退職二  198h/月      3.9%  5.6%

1 2011、/月.       2.9%   8.0%

  

 5生後「全国運輸 通信 業」なみ 10年 後「 全産 業」なみ 間労働時

¨年一何

差号

▲1.7%

▲5.1%

190h 175h 出所:『鉄 と鋼』1991年3月

図25 要員状況予測

▲75

96 名古屋学院大学研 究年報

 

将来の平均年令・ 要員状況予測

以上の状況 をふ まえて

,5年

,10年

後の平均年令 を予測 した ものが図

24で

ある。「内航輸送」,「製品倉庫」,「出荷岸壁」の

3領

域 は高齢化のス ピー ドも早 く

,10年

後 には

52才

を超 える。 とくに,「内航輸送」は平均年令で

5年

後 に52

,10年

後 には

57才

とな り想像す ることが困難 な状況 に至 る。

次 に

,退

職率が採用率 を大幅 に上回 り労働 力の流 出が激 しい「出荷岸壁」「原 料荷役」の両領域 について,「将来の要員の需要 と供給のギャップ」を試算 した のが図

25で

ある。 これによると

, 5年

後 には「出荷岸壁」で

12%,「

原料荷役」

29%,10年

後 には「出荷岸壁」で

28%,「

原料荷役」で

56%の

省力を行なわ なければ両領域で活動 を維持で きないことを示 している。 しか も

,労

働条件評 価 (アンケー ト

)か

らも予測 され るように

,現

在 の採用率 を今後 とも維持す る こ とは相 当困難 とみ られ

,労

働時間短縮 の趨勢はかな り早 まることが考 えられ る。 これ らの点 を考慮すれば

, 5年

後 には

3割

(出荷岸壁)〜

5割

(原料荷役),

10年

後 には

5割

(出荷岸壁

)〜 7割

(原料荷役

)に

のぼ る省力化が必要 とみ ら れ る。

 

総 括 と課題

以上 にみ て きた ように

,鉄

鋼 物流 の労働 力問題 は

,高

齢 化

,要

員 の流 出 とい う

2つ

の問題 に集約 で きるが

,す

で に深刻 な状況 に至 って い る領域

,職

種 もあ り

,個

々の企業 で解決 で きる レベル を越 えた とみ られ る部分 もあ る。 この問題 の複雑 さ 。困難 さは

,第

一 に産業構 造の高度化 。ソフ ト化 をふ まえつつ

,第

に物流 を取 り巻 く社会 システムの なかで

,第

二 に個 々の企業 が解決 の方向 を,

探 って いか なけれ ば な らな い こ とにあ る。

第一 の点 (高度化・ ソフ ト化

)に

つ いては

,物

流 も例 外 な く自らを高度化・

ソフ ト化 していかなければな らない。鉄鋼 物流 の高度化・ ソフ ト化 とは

,濶

。重量品のハ ン ドリングを宿命 とす る以上

,機

械 化・ コ ン ピュー タ化 の程 度 で 図 るこ とにな る。 しか し

,こ

れ は単 な る個 々の企業 の資本 装備率 を意味 す るの で はな く

,道

路 。港 湾 な どの イ ンフ ラか ら作業員 の共用施 設 まで合 め た社会資 本 の総 体 を高度 。イ ンテ リジェン ト化 す るこ とで もあ る。

第二 の点 (社会 シス テム

)に

つ いて は

,賃

金 水準・ 労働時 間・ 休 日・作業形 態 。作業環境 等 とい った直接 要 因 に加 えて

日本社会 にお け る生産年令 人 口の 減 少 と高齢化

,都

市化 とライフス タ イル の変化 等 を も合 め た幅広 い対 応策 が求 め られ る。

第二 の点 (役割分 担

)に

つ いては

,行

,鉄

鋼 荷主

,雇

用者 (運輸 業 者

)の

それ ぞれ の役割 を明確 に し

,早

急 な対策 の実施 が必要 で あ る。

鉄鋼荷 主 と してや るべ き課題 と役割 は大 きい ものが あ る。

5〜 7割

とい った 大 幅 な省 力化 を図 り

,か

つユ ーザ ー・ ニーズに も対応 してい くには

,既

存 の発 想や技 術 の延長等 で は不十分 で あ り

,構

内・構 外 を一貫 した トー タル性 の観 点 をふ まえ,か つ技術 開発や投資配分 の考 え方の根 本的 な変更 を必要 と してい る。

5.お わ り に

以上

,鉄

鋼業 を支 える関連労働力の直面す る問題 について

,高

炉や熱風炉 な ど大型装置の建設工事 において鍵 を握 る築炉工

,お

よび鉄鋼関連の物流 を担 う 労働 力

という

2つ

の分野か らアプ ローチ して きた。

これ らの分野 は

,鉄

鋼業の減量経営 「合理化」 に伴 うシワヨセ を最 も厳 しく 受 けて きた領域であ り

, 3K職

場 といわれ るような劣悪な作業環境 も抱 えてい て

,機

械化

,自

動化な どを進めてい くうえで もそれぞれ固有の困難 を有 してい る。 さらに

,基

幹技術 を支 える高度な技能や熟練労働の側面 と厳 しい労働環境 や危険労働 といった両側面 を有 しているに もかかわ らず

,そ

れ らが賃金水準や 待遇 な どに反映 されてお らず

,低

い社会的評価や後継者養成 システムの欠如等 の問題 を抱 えている。産業構造の ソフ ト化 。高度化

,社

会 システムの変化等が, こうした乖離・ 矛盾 を一層際立 たせ る方向に働 いて きた。

こうした谷間にあって

,こ

れ まで鉄鋼業 を支 えて きた関連領域 において労働 力不足や高齢化

,技

能継承の困難化等

,関

連 (あるいは周辺

)労

働力の衰退化 ともい うべ き深刻な問題 に直面す るに至 っている。そうした事態 に対す る抜本 的な改善 に向けて

,社

会的な合意 と対策が緊要 に求め られている。熟練労働 に 対す る社会的な評価 と待遇保障、そ して危険・ リスクの大 きな労働条件 に対す

ドキュメント内 鉄鋼業を支える関連労働力の衰退化問題 (ページ 33-37)

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