8-1. 設定の初期化
クライアントに書き込まれる設定には、①管理者ツールで作成された設定情報および②クライアントで 保存された拡張設定の2つがありますが、これらを消去し、クライアントに設定が含まれていない状態にす るための方法(以下、「設定の初期化」といいます。)を本節で説明します。
設定の初期化は、設定情報および拡張設定を削除することで行いますが、クライアントデバイスの種類 によって手順が異なります。
それぞれの操作の手順を以下に説明します。
(1)
拡張設定クリア「6-5.拡張設定クリア」(P.84)を参照してこの操作を行ってください。
(2)
形式が FCE または FCI で始まるクライアントデバイスの設定情報と拡張設定の削除(BCD 設定情報書き込みツールを使用)
1) 管理者ツールに付属する BCD 設定情報書き込みツールを使って設定情報の削除を行います。こ こでは、管理者ツールがインストールされた Windows PC での操作として説明しますが、単体の BCD 設定情報書き込みツール(このツールはインストール操作不要のプログラムです。)を Windows PC 上で起動して行うことも可能です。まず、いずれかにより BCD 設定情報書き込みツー ルが使用できるように準備します。
2) デスクトップのタスクトレイの「管理者ツールコントロール」アイコンを右クリックすると、図 8-1 に示 すメニューが表示されますので「設定情報を書き込む」をクリックします。BCD 設定情報書き込み ツールが起動し、操作画面(図 8-2)が表示されます。(BCD 設定情報書き込みツールを単体で使 用する場合は、プログラムファイルをダブルクリックして起動します。)
図 8-1 タスクトレイのメニュー(1)
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図 8-2 BCD 設定情報書き込みツールの操作画面(2)
3) USB ポートに目的のクライアントデバイスを挿入します。
4) 設定情報を削除したい場合は「設定情報の削除」チェックボックスをオンにします。また、拡張設定 を削除したい場合は、「拡張設定の削除」チェックボックスをオンにします。チェックボックスがオン の状態で実行ボタンを押すとそれぞれのファイルが削除されます。
(3)
形式が FCM で始まるクライアントデバイス(microSD タイプ)の設定情報の削除1) Windows PC の SD カードポートまたは USB ポートに、変換アダプターを使って対象となるクライアン トデバイス(microSD)を挿入すると、リムーバブルディスクとして認識されます。このリムーバブル ディスクの中にある「config」フォルダーを開くと、図 8-3 に示すように「config」フォルダーの内容が 表示されます。
2) 「config」フォルダーの中に格納されている設定情報ファイル(拡張子「.zip.enc」のファイル)およびそ の他のファイルをすべて削除します。
図 8-3 エクスプローラで見たクライアントデバイスの config フォルダー
初めて Windows 起動中に FCI130 タイプまたは FCE130 タイプを USB 接続する際に、必ずデバイスドライ バーが自動的にインストールされます。デバイスドライバーのインストールが正常に完了するまで、BCD 書き込みツールは利用できませんのでご注意ください。
デバイスドライバーのインストール状態を確認する手順は以下の通りです。
1.次の手順にてデバイスマネージャーを起動する。
①コントロールパネル→②ハードウェアとサウンド→③デバイス マネージャー 2.ディスクドライブを確認する。
ディスクドライブの[+]をクリックし「BCD Public USB Device」があることを確認する。
上記対応でも問題が発生する場合、Windows のドライバインストールが完了してくることを確認した後、デ バイスを抜いてから PC を再起動して下さい。
FCM130A(microSD)では設定情報の削除及び拡張情報の削除に書き込みツールを使用できません。
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